本邦初 航路付き防災水門
岩手・宮古市の閉伊川水門
津波遮断扉体が初めて動く!!
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水門航路部の ウインチ、ロープ、ローラー、レール
令和3年2月7日 宮古市 K.NARITA氏 撮影(以下同)
年長者の経験で言うと一般にこのようなウインチ、ローラー、縦のレールが装置されている重量級構造物はその部分が不具合を起こす可能性が大きい。強い力が加わったとき外れる心配がある。動かないカーテンウオールの取り付けの場合も必ずアソビを作っており、頑丈に柱に固定してるわけではない。強い力に心配なのはそのアソビのところである。壊れるときはそこからだ。
この閉伊川水門上流側からのアップの写真はその意味で閉伊川水門の工学的心臓部をしっかり写している。左側の非航路部には固定的カーテンウオール(扉体はまだない)が写っており、右側の航路部は、そこに二重の扉体が嵌(は)められる前の超貴重な写真になっている。ブログ管理人
令和3年2月7日 藤原埠頭
Kohsuke Fujita
航路部の扉体ですね。
厚さに驚きます。これが上下二枚、上に重なって格納されていて、有事には水門が開き、下に広がって水門が閉じるわけですね。二枚が背中をすりあって動く様子は、ちょっと想像が難しい。
ここは藤原埠頭です。台船は二月12日離岸して13日水門へ吊り上げ取り付けの予定だそうです。天候が良ければ。見に行く予定です。写真は下部扉体かと思います。
令和3年2月7日
船名が大和で最大吊り上げ荷重が700tであまり余裕がないですね!心配!(予算の為か?)吊り上げ操作はコンピュター制御かと思います。
扉体の運搬 取り付け(1)
令和3年2月12日、ナード方面より撮影
令和3年2月12日、対岸藤原方面より撮影
扉体の運搬 取り付け(2)
取り付け完了 全景(閉伊川上流側) 令和3年2月13日
初めての取り付け、現場で旗を立てて祝うのもわかる。
全景(海側より撮影) 令和3年2月13日
普段はもう一段上に格納
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<参照>
図面は現地説明会資料(2020.1.25)を使用
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