宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

工事の警告チラシ作成

2015年02月17日 | 鍬ヶ崎の防潮堤を考える会

杭(くい)打ち工事を止めろ約束が違う

「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」が地区配布チラシを作成

 (配布期日未定)



 <チラシ全文 ↓↓>

   鍬ヶ崎防潮堤「杭(くい)打ち」工事を中断せよ !

(2015.2.13 撮影) 

 約束が違う岩手県と合意は出来ていませんから

「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」

 理 由  (1)立地場所の地盤調査が出来ていない。調査結果は公開の約束だ

     (2)プレキャスト工法は実績がなく検証が行われていない。危険な工法

    (3)あの達増知事も「住民との合意が必要」といっている。

                                                           ∇
経 過  ・2013/11/22 岩手県主催「鍬ヶ崎~日立浜町防潮堤説明会」が開催された。

 ・2014/9/24 宮古市議会にて、くわしい説明を求める「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」の陳情が採択される。

 ・2014/10/8 宮古市議会のくわしい説明を求める決議が岩手県議会で取り上げられる。高橋但馬議員(民主、盛岡)の質問に対して岩手県の八重樫弘明河川課統括課長が「宮古市議会の決議を重く受け止めている。住民の不安を取り除くためより丁寧な説明が必要と考えている」と答弁した。

                                 ∇
2014/11/4 岩手県が「鍬ヶ崎~日立浜町地区の防潮堤計画について」説明会開催

県議会を受けて宮古土木センターが主催、市役所大ホールに50名ほど出席。主催者の説明は部材メーカーのようで粗雑なものであった。地区の2グループ「鍬ヶ崎地区復興会議」と当「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」から計16項目の質問・意見が提出されたが議論に取り上げられなかった。また、席上、地盤調査を公開する約束があったが今現在実行されていない。2時間ばかりの説明会はアリバイ的で県庁の八重樫課長のいう「より丁寧な説明」ではなかった。

 …このまま防潮堤工事を進める状態にはない

                         ∇         
津波以来、岩手県は宮古市民にこの 二回の説明 を行っただけだ。合計4時間ほど。住民同士の話し合いの世話もしない。これで巨大防潮堤建設の「合意」が形成されたといえますか? 表面の賛成・反対ではなく孫子(まごこ)の代までの確信のある安全安心が必要です。

 急ぐことはない、勝手をするな。鍬ヶ崎が壊される

もっといい案があるはずだ

言い方は何だけど震災をチャンスにして鍬ヶ崎はもっと良くなる



☆ ☆ ☆


杭打ち工事現場(鍬ヶ崎上町岸壁)2015.2.13

 

 


許されない話の数々、まさに地元無視のやりたい放題…

鍬ヶ崎上町岸壁のこの工区は120メートル長。鋼管杭は、17メートル、19メートル、19.5メートル深で打ち込まれているよう。全80本(以上作業員談)。県・宮古土木センターによると工期「2015.3.16」には間に合わないという。どんな工事なのかの広報もなく、工期を守る姿勢もない。「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」の抗議には粛々と進めると尊大な態度で言うた。
市民との合意も「あの説明会で了解を得られたと思う」と見なし合意を隠そうともしなかった。 一方的な見なし合意。権力をかさに着た独断の見なし合意。





 

コメント
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