静岡市立豊田中学校PTA blog

豊中PTA運営委員会が中心になり情報提供をしていきます。

3月度運営委員会 教頭先生のお話

2019-03-06 | 本部運営

大変お世話になっております。
いつもこの場でお礼を申し上げているのは、おかげさまで本校は大変安定した教育活動を続けていっております。これも子ども達が、頑張っていることではありますが、支えていただいている保護者、地域の皆様のおかげかなと大変深く感謝しております。特に PTA 運営委員会の皆様におかれましては 、1年間を通して色々な時間を割いてご協力をいただき学校に足を運んでいただいたことを本当に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

学校では、この3月は新年度対策として来年度今年の反省を生かしてどういう学校経営、運営をしていくか全職員で話し合っているところです。本校では子どもたちの頑張りのおかげで学校が安定しているのですが、それに甘えないようにということを強く念じております。子どもたちが良いところではありますが、それは子どもたちの頑張りのおかげが良いのであって、その頑張りを我々大人がどう支えていくのか、どういう風に方向付けていくのかというのを考えています。
今の頑張りの先を目指したいと思います。もっともっと豊田中を上向いていけるようにしたいと我々職員は考えているところです。
今一番大事にしているキーワードは、例えば子ども達が生徒会活動で頑張っている、行事で頑張っている、そういうものを繋いでいけないか、日々の生活にその良さをどんどん落とし込んでいけないかと考えています。ポイントポイントの頑張りではなく日常のラインとして繋がりとしての頑張りや輝く姿に変えていきたいなと考えています。また引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。

お願いが1つあります。
給食の白衣です。この運営委員会でも話題になりますが、白衣の消耗が激しくご家庭でお洗濯をしていただく際、ご心配をいただいております。職員の間で話し合い、1年生は新品でスタートして3年間を通して使用するのはどうかと検討しています。今まで給食の消耗品の費用があり、補強していましたが、一度大々的に補強したいと思っています。1年生1クラス10着使用し、5クラス分の50着分を年度始めに用意できればと思っています。学校の給食消耗品費で何とか30着分は用意できそうですが、残り20着分が難しくPTAの方でご支援いただけないかというお願いでございます。運営委員会の皆様がお集まりになっていますので、ご提案だけさせていただいて、またどこかでご検討いただけないかと思っております。
以上です。
よろしくお願いいたします。


入力担当:前田


3月度運営委員会 校長先生のお話

2019-03-06 | 本部運営

 

過去に朝日新聞デジタルで配信された記事を取り上げて、お話しいたします。

 

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『同行(DOAN)』/平成31年3月5日発行

 

東日本大震災から8年

 

朝日新聞デジタル 平成28年12月13日13:34配信

「福島さん」といじめられ -原発避難生徒におごり要求-

 

東京都千代田区の区立中学校で、原発事故のため福島県から自主避難している生徒が、

同学年の3人に「おごってよ」などと言われ、お菓子など計約1万円分をおごっていたことが分かった。

本人と母親が学校に申告し、判明したという。校長は「学校でいじめがあったのは残念。

再発防止に努める」としている。

 

生徒が朝日新聞の取材に語った内容によると、

昨年夏ごろから一部の生徒に「避難者」と呼ばれるようになり、

「福島から来たからお金ないんだろ」「貧乏だからおごれないの?」「避難者とばらすよ」などと言われ、

今年になってコンビニでドーナツやジュースなどをおごらされるようになったという。

出たごみは「あげるよ」などとかばんに詰め込まれた。教科書やノートがなくなり、

教室の隅でページの一部がない状態で見つかったこともあったという。

 

生徒は「小学校のときから『菌』『福島さん』といじめられてきたので知られたくなかった。

お金で口止めできるのならそれでいいと思った」と話した。

 

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東日本大震災では、家が潰れる、津波で流される、いろいろな災害が起こりました。

その後も、このような人的な災害が起こりました。

もしかしたら、まだこのようなことが起こっているのかもしれません。

もうすぐ3月11日を迎えます。われわれ教員はこの日に子ども達へ大人として何を伝えるのか、

おうちのかたは、この日に子どもへ何を伝えるのか、少し考えていただけるといいかなと思います。

8年前の津波の様子だけでなく、その後もずっと苦しんでいる人たちがいるということを

伝えなければ、この東日本大震災が風化してしまう。そうなると何の学習にもならなくなってしまう。

それはあまりにも寂しい。またどこかで、おうちで子どもに少しお話しをしていただけるといいかなと思います。

 

 

入力担当 冨永