菅義偉のやり方に 批判が噴出している。
当然と言えば当然だが それは菅義偉のこれまでの生き方を分析していないからだろう。
菅は目先の事では無しに 少し先に焦点を合わせている。
その為に 目先に邪魔が入ると権力で排除する。
『鬼に金棒』と言う言葉があるが あれはまともな力持ちで決して鬼が悪者ではなかったんだが
菅義偉はその逆の役割である。
菅義偉の本心は決して人には見せない
会見でも 自己の本心に関わる事は必ず否定する。
劣等感を持つ人間は常に自己保身と処世術として平気で否定と詭弁を活用する。
勝ち目の無い総裁選を何年も時間を掛けて企み 現在は来秋の総裁選を念頭に取り組んでいる。
その為に 国民にはアクセントのある明確な政策をやり 案外外交 防衛など直接国民には関係の無い事には手を抜く。
詰まり 携帯電話料金が少し下がるとか 特別給付金10万円を配るのは 多分折り込み済みでは無いか
10万円を配って 解散総選挙を年末年始辺りでやり 来秋の総裁選は老獪二階がチャラにするのでは無いか。
そうすると もう石破や岸田の時代はなくなり 次の世代 河野 小泉の神奈川ラインの傀儡を演ずる事になるだろう。
劣等感を持った人間は自身に何の誇りも持たないから あからさまに『オレ様』を演ずる。
大阪の橋下なんかも 知事になった途端に出自で叩かれたが その後は『それが どうした』と豹変して 強くなった。
菅義偉を高評価して見ていると 案外失望することになる。
菅義偉もそれを心得ている筈だから 多分年内は国民の関心を得る政策をやり 『選挙は考えて無い』と惚けながら 支持率が落ち掛けたら 即解散総選挙を選択することだろう。
ご自分の自尊心を菅義偉に当てはめて 対応して居たら 痛い目に会うかも知れない。