すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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円高・株安進む

2013年02月26日 | 日記

 新聞報道によると26日の東京金融市場は円高・株安が進んだそうです。 午後1時現在の円相場は、対ユーロが前日午後5時時点に比べ3円95銭円高ユーロ安の1ユーロ=120円50~51銭。対ドルが同1円90銭円高ドル安の1ドル=92円23~28銭。これを受けて日経平均株価も一時280円超値下がりし、2営業日ぶりに1万1300円台に下落しました。

 イタリア総選挙後の政局混迷から欧州経済への不安が再燃したため、比較的安全な資産とされる円買いが進んだものと思われますが、為替相場も、株相場も、結局は実体経済を反映したものではなく、思惑や投機で動く面が少なくありません。今回の円安株高も、アベノミックスで期待が高まったため、演出されたものだったということでしょう。私には3本の矢政策は、高度経済成長の再来を求めているようなもので、歴史観が欠如しているように思うんです。日本は、オリンピックと万博を開催し、製造業を中心にGDPを伸ばし、個人所得が増えて個人消費が増え、これが設備投資に回って、さらにGDPが増えるという好循環を繰り返しました。韓国も、中国も、ブラジルも同じ道を歩いています。こうした国と同じ政策をとっても、前進はないと思います。

 北欧などでは日本が工業生産を伸ばしたとき、教育改革を進め、産業構造を転換し、地方は創造都市へと変貌させることで豊かさを維持させる経済政策を続けました。ここに日本が見習うべきお手本があるがあると思うんです。日々の暮らしを含め、転換が求められているのではないでしょうか。

 

 

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