すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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県営袋川水力発電所が完成しました

2011年07月08日 | 日記
 県営袋川発電所の運転開始式が7月6日、同発電所であり、参列させていただきました。殿ダムの水が持つエネルギーを使って発電する水力発電所で、2009年に着工し、県営8番目の水力発電所として完成したもので、総事業費は11億円です。



 最大出力は1100キロワットで、約1400世帯分の電力を供給できます。ダムから勢いよく流れてきた水は、カタツムリのからのようなケーシングと呼ばれる導水管を通り、その中にある直径80センチの水車を回して発電をします。



 開始式では平井知事が、地元の深淵なるご協力にあつく、あつくお礼を申し上げます。エネルギーシフトが課題として浮上する中、緑に恵まれた大地の伊吹の中からエネルギーが生まれることは意義深いものです」とあいさつ。殿ダム対策残存地権者同盟会の山崎豪太郎副委員長、国府東小学校の子どもと一緒に発電開始のボタンを押しました。



 ちなみに殿ダムは1962年に調査が始まり、今年度末の完成を目指しています。ダムの長さは294メートル、高さは75メートル(県内1位)。自然石を積み上げたロックフィルダムで、総工費は950億円。昨年10月に本体工事が完成し、今年3月から試験貯水を開始、4月5日には最高水位も到達しています。





 私は県議会のエネルギー・雇用促進特別委員会の委員です。平井知事は環境イニシアティブ事業を推進しようとしてますが、私も賛成です。自然エネルギー100%で、100%の電力供給ができる県を目指すべきだと考えています。県内での発電では現在、14.8%しか、県内需要を賄っていません。しかし、県内での発電は約70%が水力、風力17.6%、太陽光1.6%、廃棄物等10.7%と、自然エネルギーが大半を占めいますので、環境に優しい自然エネルギーでの発電を益々進めると共に、スマートグリッドも進めていかねばなりません。議会の中で、しっかり、政策提案をしていきたいと思っています。

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