GITANESの煙を盛大に吐き出せる環境をやっと手に入れたのに、
あまり吸う気がないなんて・・・。
それとは無関係に・・・。
葉枝付きのスモモを初めて見たので撮ってみた。
子どものころはよく食べ、好きだった記憶があるが
昨年30年ぐらい振りに食べた。今年に入ってからは初めてだ。
虫食い穴がリアルで好感が持てる。
さて、毎夜寝るために立ち寄る正体不明の鳥だが、
数が1羽になったり2羽になったりするものの、毎晩やってきている。
仕事を終えて帰宅すると、すでに彼らは枝に止まって
コックリコックリと舟を漕いでいるので、それに遠慮してしまって
迂闊に庭に出られない状態が続いている。
ローンの支払いも固定資産税の支払いも、木の世話も、
私がやっているし、そもそも土地建物の所有者は私のはずなのに
どうして何もせずにただ毎晩やってきて眠るだけの鳥に遠慮する必要が
あるのだろうか。
で、ひょっとして水浴びもするかも知れないと考え、
生け花用の鉢を買ってきて、水を張って木の根元あたりに置く。
その、鉢を置くために近付いても、もう彼らは一瞥をくれるだけで
逃げもしない。まことに無遠慮な奴らなのだ。
「至れり尽くせりだ。」と家人も苦笑しているが、
仕方がない。もう既に鳥は居住権という既得権益を主張する気でいるに
違いないのだ。もう追い出す訳にもいかない。
モミジの枝にはクモが至るところに巣を張り、
夜間照明におびき寄せられた虫が、そのクモの糸に
無数に絡め取られている。
多分クモも腹いっぱいだろう。
その真上には例の鳥がいる。
そして鳥はクモが好物だ。
私が所有する敷地内では、鳥がヒエラルキーの頂点に立っているような
気がしてならない。
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