GITANESを休止したからといって、健康的な
ビジュアルに変身する訳ではない。
それとは無関係に・・・。
うるさいうるさい選挙戦も終わった。
知人が当選したり、別の知人が落選したりと
薄いながらも自分自身と何かしらの関係がある人が
泣いたり笑ったりしているのが不思議な光景に思える。
長崎では実務家が選ばれたようだ。
以下引用
」」」」」」」」」」」」」
長崎市長選:事件に配慮、万歳控え 田上氏
長崎市内の田上さんの選挙事務所では、当選確実になると歓声が
上がった。ただ、死亡した伊藤市長に配慮して万歳は控えた。
田上さんは「市民と市職員の力を生かし、こういう事件の後こそ『
市民力』を発揮する時」と喜びを語った。
田上さんは「肉親の情と自治体運営は違う。市職員としての
弔い合戦だ」と出馬を決意し、退職金を選挙費用に充て、背水の陣で
臨んだ。26年半の市職員生活では06年に日本初のまち歩き博覧会
「長崎さるく博」を発案、企画し、延べ1000万人を集めるなど
広報や観光畑で活躍。培った人脈が草の根運動の核になった。
中略
一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は
22日午後11時50分ごろ、長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で
妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながらあいさつ。
伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待を
あんな卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさで
こんな結果になり、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在
でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな
仕打ちを受けるとは思いませんでした」と声を詰まらせた。
後略
毎日新聞 2007年4月23日 0時18分
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
これに関してはいろいろなところで批判されており
皆それぞれ既に感想を持っていると思うのだが、
やっぱり気になったので書いてしまった。
記事の中ほど
「父はこの程度の存在でしたか」
という恨み節が最も注目を集めている部分だと思われる。
そんなに卑下しなくてもいいのに。
お父さんが「その程度の人」 だったのではなくて
それを受け継ぐと言って立候補した夫が
「どの程度の人かまったく分からなかった」だけのことだ。
「こんな仕打ち」というフレーズもよく分からない。
銃で撃たれ殺されたことを指しているのなら
ほんとうに「これ以上ないほどのひどい仕打ち」だ。
しかし、夫が落選したことを指しているのなら、
それは「仕打ち」には当たらない。
それは選ばれなかっただけの話だ。
それは非常に(違う意味で)悲しくて、また大いに間違っている気がする。
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