GITANES嗜好者の憂鬱~
鼻先に流れてくる他人のタバコの香りは
決してGITANESほどの馥郁さがない。
それとは無関係に・・・。
例えば、
バラードを聴いているところを他人に目撃され、
(そんなものは生活の・人生のほんの断片にも
満たない些細な欠片なのに)
そのシーンだけを元に、あるいはその曲だけを元に
私の性格や嗜好を推し量られてしまったら
これほど気恥ずかしいものはない。
だから「こんなバラードが好き」なんてことは
決して口外しないという人も多いだろう。私もその一人だ。
そんな私であるが、「これはいい曲だ」と
言い切ってしまう曲も数多く存在しており(矛盾しているが)、
それらの中でも不動のランキング上位曲もある。
一つ例を挙げれば「一休さんのエンディングテーマ」が
そうである。
メシを食っているときにあの曲がテレビから流れてくれば
思わず箸が止まるし、何か字を書いているときは筆が止まる。
自転車に乗っているときは自転車も止まりそうな気もするが、
なかなか自転車に乗っているときにあの曲が聞こえてくることはない。
あの曲を誰に歌わせるとさらに味が出るかを考えてみると、
違和感なくマッチするのは平井堅あたりだろうか。
しかし私は「一休さんのエンディングテーマ」を猛烈に
ジョー・コッカーに歌って欲しいのだ。
是非、You are so beautifulとメドレーで歌って欲しい。
映画「ラヂオの時間」のエンディングテーマ「No Problem」も
不動の上位曲の一つである。
あれはそのまま堀ノ内修司(布施明) が歌ってもいいのだが
ここはやっぱりシナトラかビングクロスビーに歌っていただきたい。
また、自分が蝶ネクタイをつけてビッグバンドを従えて歌ってみたい曲
ナンバーワンでもある。
まあ、今のところ実現の見通しはゼロだが。
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