GITANESが燃える音が聞こえる夜は平安だった。
それとは無関係に・・・。
すぐ頭上で寝ているツバメの群れに警戒されながら
犬を庭から出して夜の散歩へ。
田植えシーズン真っ最中の田んぼの真ん中の
あぜ道がいつものコースである。
小さい虫が増えて、だからクモもいたるところにネットを
張り巡らせ、カエルも大量に増え、それを狙ってか
サギと思われる鳥がそこら辺を歩いている。
小学校の近くの池では亀が大量に湧き、巨大なアサリ汁に
見えるほどらしいのだが、そこの亀もあぜ道を散歩に
やってくる。
あぜ道と平行している水路には、小さい魚もたくさん泳いで
いるが、30センチはあろうかと思われる鯉も数尾棲んでいて
我々が通るとバシャバシャと跳ねる。
まあ賑やかな散歩道なのだ。
風は一定方向に絶えず吹いていて、上には月。
大きい神社の森は鬱蒼と茂り、北の岡も同様に暗い。
鉢合わせしないようにか、ずっと先の分かれ道で
同じように犬の散歩をさせている人が道を引き返していく。
おお、次回はこっちが道を譲ろうかとケンタロウ(柴犬)に
問いかけると、
「そんなことよりそのポケットのジャーキーを
早く寄越せよな」と唸った。
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