GITANESのストックをそろそろ買い換えねば
「いつでも吸える」状態が損なわれる。
それとは無関係に・・・。
元々手先が不器用な私は、例えば小・中学校のころは
図画工作の通知簿での成績が、5段階の3を超えたことがない。
それは、私の持つ秘めたる芸術性を教師が理解できなかった
という側面もあるのだが。
美術教師には「お前のこの油絵がもし評価されることがあったとしても
それはお前の死後100年経ってからだよ。」と言われたこともある。
また,木製の椅子を作る「図画工作」の授業では、
4本の脚の長さが上手く合わずにグラグラするので、
少しずつ脚を切って調整していったのだが、最終的には座椅子になって
しまったこともある。
ハンダごてをつかいながら、「インターホン工作キット」で
インターホンを作る授業では、完成後スイッチを押しても押しても、
ウンともスンとも言わなかった。
手先が不器用なことと、もうひとつ致命的な欠陥は
「妥協点が低すぎて、すぐに到達してしまう」という性格にある。
「ま、これぐらいかな」という判断が早すぎるのだ。
それらの事柄については充分に自覚しており、それを謙虚に
100%受け入れているから、私はあまり自分で何かを作ったり
修理したりという作業をしない。
そんな私が最近、電気ドリルを購入。もちろん必要だったからだ。
当たり前のこととは言え、ドリルを使えば固い材木にも
簡単に刃が入っていき、すぐに穴が完成する。
おお、便利なことよ、電気ドリル。
いいではないか、ホームセンター。
自分でも気がつかないうちに、どんどん道具が増えていっているような
気がする。これを買ったらあれも要る。あれがあるならこれも欲しい。
こうして男という生物は、誰もが多少は持っている道具マニア
としての血に気付くのかもしれない。
今もっとも興味があるのは、よく現場関係者が着ているような
作業服だ。
あれを買って、胸に例えば「SGC工業」なんてネームを入れて
ドリルで穴をあけてみたい気がする。
何にしても、形から入る性格だから。
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