政党崩壊へ

2011年03月07日 | 活動報告

多くのみなさまから、励ましの言葉やコメントをいただいていることを心から感謝致します。

さて、多くの人にお会いするたびに「国会議員は何をやっているんだ」「議員数を大幅に減らすべきだ」「国会議員総入れ替え」等々、怒りと失望の声を聞きます。政党の権力争い・党内の内輪もめ・与野党のスキャンダル合戦、まさに、経団連会長の「国会議員は、給料泥棒」という言葉が当てはまるような状況です。永田町は、こんなことを国民が思っていることを自覚しているのでしょうか。選挙でどんなマニフェストを提示しようが、国民の信頼を得ることができない。本当に、残念でなりません。

私は、既存の大政党が、国民の担い手として役割は終えたとの思いで新党に参加を致しました。結果、大政党や大組織の力に吹っ飛ばされ敗北を致しました。本当に申し訳ない思いと自分の力の無さに日々自戒の念を持って努力をしています。当然、厳しい意見や、苦言をいただきました。「議員になることが大事なんだから、大政党に所属するべきだ」とのお叱りもありました。確かに、大きな政党に所属すれば、大組織の応援・豊富な資金等々選挙に有利に働くと思います。もちろん勝利してこそふるさとや国のために働けるとの思いも人一倍強く感じています。

しかしながら、国会の状況をみていると既得権益保護・党利党略・個利個略等々しがらみの中で不毛な争いを続けています。何のために議員になったのか疑問です。考えていることは、次の選挙のことばかりと思えてなりません。小選挙区になってから、理念や信念は、二の次で、どちらの大政党が選挙に有利か、不利かで政党を選んでいるような気がしてならない。小泉チルドレンから小沢チルドレン、一時のブームで政治家を選んでも不毛な国会を繰り返すだけです。議員は、負託を受けてから仕事が始まることは当然です。議員になることが目的の国会議員は国会を去るべきです。いよいよ、大政党崩壊の序曲が聞こえてきました。国会には、志が高く優秀な先生が、たくさんいらしゃいます。日本のために、是非とも勇気と覚悟を持って行動してください。多少の混乱があろうと、信念を持って、政策を中心に新たな旗を立てるべきです。「政界再編」を実現し、日本の政治を前に進めていただくことを望みます。私も志をもって日々努力して参ります。