秋田の清酒、米国へ

2007年09月11日 | 活動報告
秋田県酒造協同組合は米国の酒類輸入卸のワインボー社(ニュージャージー州モントベイル)と米国で県産清酒を販売することで基本合意しました。同組合6社でつくる秋田酒輸出促進協議会(ASPEC)が年内にも6800本(1本720ミリリットル)を米国向けに輸出します。清酒輸出では日系商社を経由するケースが多く、米社との直接契約は珍しいことだそうです。6800本は20フィートコンテナ1個分に当たります。ASPECは3年後に月コンテナ1個のペースで輸出する考えです。
ASPECは県産酒の輸出を目的に秋田酒類製造(秋田市)、那波商店(同)、秋田清酒(大仙市)、鈴木酒造店(同)、天寿酒造(由利本荘市)、日の丸醸造(横手市)の6社が18年6月に設立。2年前から6社の酒を輸入・販売する米国の商社を探していました。(産経新聞より)

昨年開かれたニューヨーク国連本部前の国連チャーチセンターで行われたジャパン・レセプションで秋田の地酒が振舞われたことや、米国カリフォルニア州サンタモニカ市で開かれた「アメリカ国際映画見本市」の一環として行われた「ジャパン・フィルム・レセプション」に秋田の酒を提供したASPECのPR活動など、蔵元のみなさんや関係者のたゆまぬ努力が実り今回の米国での市場拡大につながったのでしょう。秋田の清酒が日本の食文化とともに米国に根付いていって欲しいと思います。