隔月でやってくる技術評論社のニュースレター「電脳会議」.
今回もたまらなく刺激的な書籍を紹介してくれています.
学生時代の研究は画像処理系だったので,こういう本を見るとたまらない気持ちになります.
バイナリデータをビット単位でいじっていました.
当時はSPARCが多く,今みたいにIntelばっかりの環境なんてなかったので,ビッグエンディアンかリトルエンディアンを注意する必要があったり,また当時から64ビットだったAlphaマシンへの対応などもあったりして,簡単にピクセル情報を取得できるライブラリもなく,全部自作でコーディングしてたのを懐かしく思います.
デジタル画像も画面で見れば点の集まり
と紹介されているように,そもそもはシンプルなものですが,それを論理的に如何に表現するかが画像フォーマットの奥深いところです.
画像処理に関わっている研究室には是非1冊置いてもらいたい本ですね.
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