「生きているということ・・」

2024年01月23日 | 学校生活

鳥沢小学校151年目の新入生は11名の予定です。

午後からは保護者対象の入学説明会を開催いたしました。

全員集合で、時間ピッタリにスタートできました。ありがとうございます。

 

4月スタートに向けて、すでにいくつかの案件も決めていただきました。

入学式にて、お待ちしております。あっという間だと思います。

 

5校時帯、昨年度に続き6年教室では、K田先生によるスペシャル授業開催!!

なんと!6年生、1年生の時に「どうぶつの 赤ちゃん」という教材で面識ありなんです!

子どもたちの記憶にもしっかり残っているK田先生。

 

教材は、6年生国語を代表するといっても良い、詩の巨匠:谷川俊太郎さんの「生きる」

「教科書を立てて持ちましょう。背筋をピッと伸ばして・・・。」

授業のベースを支える、細かくも大切な指示・・。

 

 

リズミカルに韻を踏む五連構成の詩の中に、いくつものメッセージを散りばめた谷川さん。

どんなイメージを持ち、どういう意図が込められているのかと、深掘りしていく様は、まるで一つの事件を解く刑事のようにも見えます。

「美しいものに出会うと?」

「幸せ!」

「悪を拒むには勇気がいるね。なぜ”注意深く”なんだ?」

「かくされているから・・。」

「どこに? あなたの心には?」

と、Kさんが指されたにも関わらず、ハッとしてしまいました。

科学技術の発達は、便利な世の中と同時に、大きな悪を生んだ。

それは何?みんなも学習しているはずだよ。

K田先生の根底にずっしりとある「反戦平和」・・この姿勢はしっかりと受け繋いでいかねばと感じます。

 

一連を前後半に分けた時、何が違うか問われた本校6年生。

「意識と無意識。」

「1人と2人?」

よくぞ出ましたね、ここ! すごい!

 

さあ明日は、三・四・五連にスポットを当てます。

 

 

<日々雑感>

入学説明会の際、こんなことを話題にしました。

「わが子と生涯で一緒に過ごせる時間」

こういうことを分析している方もいらっしゃいます。

母親が約7年6か月(65,700時間)

父親が約3年4か月(29,200時間)

これ、小学校卒業時にはその55%を過ぎ、高卒あたりでは73%を経過する。(関西大学/保田先生)

だそうですよ!

もう一度、お子さんと小学校生活をふりかえるようなつもりでいていただけるといいかなぁ・・・。