トリCのブログ

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美しい国に拒否反応を起こす理由

2006-12-29 19:38:00 | 政治
タイトルに「美しい国」と入るだけでMixiなどのニュース日記の人は(右でも左でもない普通の人が多い)途端に拒否反応を示す人たちで溢れかえる。

ところがその日記の内容を見るとまあ殆どその具体的内容に触れていない。つまりね、中曽根元首相の不沈空母発言や森元首相の神の国発言の時の世間の騒ぎっぷりと同じレベルだと思われる。要するに「これなら叩いても大丈夫だろう」という世間の風を読んでいるのだ。

彼らの頭の中での公式はこうだ。

美しい国→国粋主義→戦争に駆り立てる人達→反戦主義な私だから反対

こういった脳内であれば美しい国だけで飯は三杯食えるって感じか?実際言ってこういったイメージをせっせせっせと作ってきたのは左翼陣営が戦後直後に米軍撤退後日本で覇権を握る為に(いや握らせる為か?どこに?)弱い国でいて欲しいからだったわけで。その運動が実を結んで「美しい国」と言っただけで拒否反応を起こす人を量産したわけだよ。

これを左派系マスコミが見逃すはずはなく、何をやってもタイトルに「美しい国」を入れたがる。そして案の定、普段政治に無関心な人ほど「これは不快感を示しても大丈夫なんだよね?」と周りを伺いながらMixiニュースに飛びつくという有様だ。

で、運動方針案の要旨 なんて誰も読んじゃいねーっていう状態なのだ。というかMixiニュースは一番肝心な要旨が記載されていない。これでどうして批判出来るのか、と言われれば上記のようなパブロフの犬状態なのだ。こういう事態はいい傾向とは言えない。



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