M-1で審査員の批評内容が気に食わないとかで、暴言を吐いた芸人が吊るし上げを食らっている。
同時期、去年大騒動を起こした貴ノ岩が暴力行為で引退しそうだ。
貴ノ岩は先輩に無礼な態度をとって暴力を振るわれ、今度は自分が後輩に適当に扱われたから暴力を振るった。お笑い界も同様で暴言の対価として、実質業界追放になりそうだ。
自分が(日本人の感覚からあえて離れて)疑問に思うのは、先輩というものをそれほど重視するべきものなのか、という点だ。
日中関係や日韓関係が何かと問題になるのは、日本からみれば、あちらが自動沸騰器の様に勝手に怒っている様に感じるだろう。
しかしこの2国にあるのは「自分たちの国が先輩で、日本は後輩である」という強い自意識だ。日本にはそういう意識はほぼないので何かと無意識に「先輩に対して無礼なふるまい」をしているわけだ。
よくリベラル系がしっかりと話し合いをすれば理解しあえるはず
と言うがこれは無理だ。「あなた(先輩)達と、私達には意見の相違がある。しっかりと話し合う必要がある」などと言うだけで
「何だその態度は!まず土下座だろ!」
なのだ。
こういった例を出しても、先輩後輩という古くからの道徳が、トラブルの元だと理解出来るだろう。
例えば、M-1の審査員が若い20代の天才芸人Aだったとしてみよう。
アラフォーの先輩芸人が彼のバッサリな低評価に対して、上沼氏に対してと同様の暴言をしたとしても「A君に直に会って謝罪した方がいい」と業界の方々は言うだろうか。
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ちなみに
中国:習近平は1953年6月生まれ
韓国:文在寅は1953年1月生まれ
日本:安倍 は1954年9月生まれ
「お前どこ中の何年だよ」的な…