トリCのブログ

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首相になってから考える国家とは。

2011-01-10 22:47:00 | 政治

 正直、鳩山さんや菅さんは首相になってから慌てて日本、という国家を考え始めた感がありありだ。そんなバカな、首相になる人が、と。


 


しかし実際日本をどうすべきか、を真剣に長年考えてきた人であれば行き着く先は日本の方向性を決めている限られた組織をどうすべきか、にたどり着く。その結果としてそういった組織に手を出して猛反発を食いマスコミを介して国民にマイナスイメージを植え付けられ撃沈、という一種のパターンがこの二人には無い。


 


そういった組織に手を出して火傷を負ったかというとそんなイメージは無い上にむしろ直接一般の国民に愛想をつかれた失敗が多すぎる。


 


今までのパターンと違うのは結局、首相就任前から日本はこうなるべき、であればこういった構造改革をするべき、という考えがなくただただひたすらに政権交代、打倒自民、官僚が全部悪い、という方にばかりエネルギーを費やしてきたせいなのではないかと。今回書店で買った本には今まで日本とか中国とか知らなかったけど尖閣諸島の事件で中国に興味沸いた人が買うようなものがあったり。


 


まあしかし中国への対応を見ていると菅さんだけでなく仙谷さんにも読んでいただきたい気持ちはある。ほんとに今更ではあるが仕方ない。勉強もしないで持論を展開されてもハァ?なのが多いんで。


 


去年の同じ頃に鳩山首相↓


http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100111091.html



中東サッカーに四苦八苦

2011-01-10 01:48:00 | サッカー

 俺が前日に書いた試合展開にそのまんまなってしまった。


 


しかし注目したいのはザッケローニ監督になってから彼の色が出る初めての試合と言っていい点だ。特徴的だったのは両サイドの対人プレーがえらく積極的だった事だろうか。一旦ボールを預けられたら責任もって最後までトライする、みたいな。ボランチからのリスク&トライはえらい少ない割に両サイドにその比重を移している。このサッカーはボランチの前後辺りでボールを取られるとやばい、という意味合いがあるように思える。 



それと全体に言えるのだけれどバックパスがかなり減った、緩いパスが少なく今までよりも気持ち長めのパスが増えた。ただし時期的なものも手伝って足はついていっていない。この為パスの出し手が無理難題なパスをやたらと出す様に見えた。 



要するにチームがかなり雑なパス回し(正確に言えば走力に見合ったパススピードになっていない)に終始した結果、最後は吉田の頭に頼らざるを得なかったわけで走力が上がらない限りこれ以上は望み薄な気がする。 



それとスペースがないのにそこを通そうというパスが多かった。単純に高さを利用すれば良いのだろうがそれは(たかだかアジア杯で)チートっぽくて嫌、という空気があるのかないのか。どっちにしろいつもの高レベルなサッカーを標準に置いて低レベルなサッカーに四苦八苦するいつものパターンだった。