正直、鳩山さんや菅さんは首相になってから慌てて日本、という国家を考え始めた感がありありだ。そんなバカな、首相になる人が、と。
しかし実際日本をどうすべきか、を真剣に長年考えてきた人であれば行き着く先は日本の方向性を決めている限られた組織をどうすべきか、にたどり着く。その結果としてそういった組織に手を出して猛反発を食いマスコミを介して国民にマイナスイメージを植え付けられ撃沈、という一種のパターンがこの二人には無い。
そういった組織に手を出して火傷を負ったかというとそんなイメージは無い上にむしろ直接一般の国民に愛想をつかれた失敗が多すぎる。
今までのパターンと違うのは結局、首相就任前から日本はこうなるべき、であればこういった構造改革をするべき、という考えがなくただただひたすらに政権交代、打倒自民、官僚が全部悪い、という方にばかりエネルギーを費やしてきたせいなのではないかと。今回書店で買った本には今まで日本とか中国とか知らなかったけど尖閣諸島の事件で中国に興味沸いた人が買うようなものがあったり。
まあしかし中国への対応を見ていると菅さんだけでなく仙谷さんにも読んでいただきたい気持ちはある。ほんとに今更ではあるが仕方ない。勉強もしないで持論を展開されてもハァ?なのが多いんで。
去年の同じ頃に鳩山首相↓
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100111091.html