トリCのブログ

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生き残りをかけて

2007-10-01 20:51:00 | 社会
非常に遠い将来の話になるかもしれないがこうなるんじゃないかというSFを。

ソニーが有機EL画面のTVを発売したらしい。有機ELであれば曲面でも表示が可能になるはず。もちろん画面も大きくなっていく。

そうなっていくと新聞サイズで一家に「一枚」という事も可能なのではないか。触った感触、厚み、折り込んでA4サイズにまでなるといった可能性が遠い将来あると思う。

仕事上普通のオフィスよりも大きいディスプレーを使っているのだが紙として出力する時にはA2サイズが多い。痛感する事に全体のバランスやチェックなどは断然紙の方が良い。これはディスプレーだと全体の一部しか表示していない為せわしなくパン、ズームを繰り返さなくてはならない弊害の為だ。

同じ事が新聞でも言えて事の大きさがレイアウトで分かるようになっている。簡単に言ってディスプレーで同記事を読むのとじゃだいぶイメージが違う。話を将来に戻せば新聞記事はやはり新聞サイズが見やすい。有機ELでデジタル新聞が再び流行るような気がするのだ。

受信自体はタダにして例えばある記事(現在の紙面と同じ内容レベル)を読んで興味があったら詳しい内容ボタンを押す。ここから有料といった様に出来る。例えばJリーグなどで好きなチームの試合結果だけでなく試合の論評、データ、動画(実質地デジ)などを有料で入手。配信記事なども記者の署名があり有料ダウンロードの著作権料は大部分が記事を書いた人間に行くようにする。これによって記者の信用度、情報量などの差によって所得に大幅な差が出るだろう。又、新聞社は記者の人件費を抑え各記者がフリーに近い状態になる。これによって各社オーナー、スポンサーに気兼ねする事無く記事を書けるようになるだろう。

紙とネットの違いは将来大して差がなくなり「昔は数千人が記事を書き数万人が各家に朝夕紙に印刷された文章を大量に配っていた時代もあった」という様になるだろう。手紙がすでにそうなりつつある。