FⅠ 取手競輪 4月10日~12日

2023年04月03日 14時19分36秒 | 【お知らせ】

【S級戦展望】主役は譲れぬ吉田拓矢

 昨年はグランプリ出場を果たせず、SS班を明け渡した吉田拓矢だが、G3で3Vを達成するなど存在感は示していた。今年はF1戦ながら1月名古屋、同月小倉を連覇。

全日本選抜の準決は、3着とはタイヤ差の4着。惜しくも決勝進出を果たせなかったものの、やはり底力はある。

地元のF1戦で主役を譲る訳にはいかない。持ち味の自力攻撃で地元Vをものにしよう。

ベテラン諸橋愛が吉田とタッグを組む。昨年の7月弥彦記念の準決、10月松阪記念の二次予選でワンツーを決めている。いずれも諸橋は2着ながら、松阪の二次予選は逃げ切った吉田に微差まで詰め寄った。

1月松山では渡邉雄のまくりを差して今年初Vを飾ったように、相変わらず差し脚は切れている。

吉田の仕掛け次第では逆転望める。
 百戦錬磨の小倉竜二も有力な優勝候補だ。今年は落車もあってまだ1勝にとどまっているが、1月奈良で準V、2月小倉の初日特選は犬伏湧の逃げに食い下がり2着など、随所で好走している。2月松山ではまくりを決めて優勝した同県の小川真太郎、1月豊橋記念3226着、2月玉野は3連勝と自力攻撃冴える片岡迪之らとの連係から勝機を見い出す。
 渡邉一成、佐々木雄一の福島コンビも軽視は禁物。最近は大きな数字も目に付く渡邉ながら、スピードを活かした自力攻撃の破壊力は相変わらずだ。佐々木は1月伊東の初日特選で渡邉の逃げを差して勝っている。渡邉が先手を奪えば首位に躍り出る場面も。
 まくり、差し鋭い鈴木裕も好位置占めると一発ある。

橋本壮史 (茨城/119期/S2)

 昨年末にS級特進を達成。初戦の1月西武園では、いきなり連勝で決勝に進出した。その後は優参はないものの、予選、3日目特選はほとんど連に絡んでいる。S級初の地元戦で先行力を猛アピールするか。

 

新村穣 (神奈川/119期/S2)

 最終ホーム、バックの先制回数が多く競走の組み立ては積極的だ。2月静岡記念2828着、3月大垣記念5229着など、G3開催でも奮戦している。主導権を握るとしぶとく粘るので注意したい。

 

大塚玲 (神奈川/89期/S2)

 昨年は12月小田原で久しぶりの優勝をゲット。今年も1月豊橋記念では予選を31着で準決にコマを進めるなど、相変わらず差し脚は好調だ。しっかりした目標があるときは連の対象から外せない。

S級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
神山雄一郎 栃木 61期 99.60 0 0 0 2 1 1 2 6 16
島田竜二 熊本 76期 103.00 0 0 1 0 0 0 1 2 0
小倉竜二 徳島 77期 111.71 0 0 0 5 2 2 5 3 7
諸橋愛 新潟 79期 110.55 0 0 0 4 2 4 2 5 11
斎藤登志信 宮城 80期 104.68 1 0 1 7 2 7 3 0 12
佐々木雄一 福島 83期 106.38 0 0 0 6 2 4 4 2 16
高原仁志 徳島 85期 107.50 0 0 0 1 2 1 2 4 11
中川誠一郎 熊本 85期 102.25 2 1 4 2 0 5 2 2 7
渡辺一成 福島 88期 109.38 7 2 3 1 0 2 4 5 10
池田良 広島 91期 105.81 0 0 0 5 0 5 0 4 18
鈴木裕 千葉 92期 109.92 3 1 3 3 0 5 2 5 12
片岡迪之 岡山 93期 108.17 3 0 6 4 0 6 4 3 10
近藤保 千葉 95期 107.08 0 0 0 8 3 6 5 4 10
吉田拓矢 茨城 107期 112.48 7 3 4 3 0 6 4 2 9
小川真太郎 徳島 107期 108.19 1 0 4 2 2 2 6 0 8

 

*成績データは直近4ヶ月のものです。

 

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