励ましを受けた人が希望を膨らませる出会いがある

2024年07月25日 07時52分57秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

人生には転機がある。

励ましを受けた人が希望を膨らませる出会いがあるものだ。

国連児童基金(ユニセフ)親善大使を務める黒柳徹子さんは2009年、ネパールを訪問した。

▼川底の石を拾って売ることで生計を立てる少女に出会い、石を購入した上で、「大きくなったら何になりたいの?」と聞いた。

少女は「私は洋服屋になりたい」と答え、「じゃあ私に服を作って。早くしないと死んじゃうからね」と言って別れた。

7年後、ネパールを再訪問し、22歳となった彼女と再会。

お金をためてミシンを購入していた彼女は、黒柳さんのためにブラウスを作っていた。

「<大きくなったら何になりたいの?>と聞いてくれた大人は、あなた以外に誰もいませんでした。だから私は洋服屋になるために一生懸命に働いたんです」と話したという。

▼ドイツの作家エッカーマンは、師と仰いだゲーテとの対面を「わが生涯のもっとも幸福な日」と言及した。

晩年のゲーテと過ごした9年余の交流と対話を名著「ゲーテとの対話」にまとめた。

この書がどれほどの人々に触発を与えたか。

恩を受けた人が恩に報いて立ち上がる。

そんなドラマを自分の人生でもと思う。(鷲)


国民の政治不信が募るばかりの時代であった1950年代

2024年07月25日 07時30分23秒 | 社会・文化・政治・経済

国民の政治不信が募るばかりの時代であった1950年代。

民衆不在の日本政治の悲惨な現実があった。

「政治家は何をしているのか!庶民がかわいそうではないか!」

民衆が根本である。

民衆が主人である。

民衆の幸福が目的である。

そのためには民衆が立ち上がり、民衆の手に政治を取り戻すのだ!

社会建設へ向かう目覚めた民衆。

社会のあらゆる分野に人材が育っていく。

1960年代は、政治の分野にも、経済の分野にも、学術・芸術・教育など、どんな分野にも、社会の繁栄、人類の平和のために、献身的に活躍する庶民がいるようになる。

要するに、目覚めた庶民が、人類の平和と文化を担う、中核的な存在として、使命を課せられることになる。

社会の発展は<人材>できまる。

そして社会のあらゆる分野で貢献していくことだ。

民衆の幸福の実現こそ目的にならなければならい。


明快で納得する言葉

2024年07月25日 07時00分35秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼学び続ける生命には、無限の喜びがあり、無窮の成長がある。

学び続ける人生には、停滞もなければ、行き詰まりもない。

▼子どもにとっても、<世界が舞台>になる。

▼明快で納得する言葉。

生命に響く声、励ましが、勇気と希望となる。

▼太陽に映える色とりどりの輝きにこそ、われわれの生がある―ゲーテ

<虹>は単色ではない。

人生も逆境や困難を乗り越えることで、それぞれさまざまな<色彩>となって美しさを増す。

▼雨に濡れても濡れても、それでも太陽に向かい続けるとき、虹が立つ。

水滴が大きいほど、虹は鮮やかになる。

流した汗と涙が大きいほど、勝利の虹も鮮やかに立つ。

▼試練のい直面しても、決して希望を捨てず、前へ前へと進む。その前途には、燦然と輝く栄光の虹が待っている。