第3波の急拡大は「国民のせい」か GoToにしがみついた政権の姿勢、「気の緩み」招く

2020年11月24日 22時01分19秒 | 社会・文化・政治・経済

11/24(火) 19:02配信

47NEWS

東京・浅草の店舗に掲示された「Go To トラベル」のポスター=11月11月22日

 新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、政府は21日の新型コロナ感染症対策本部で「Go To トラベル」事業の運用見直しを決めた。「遅すぎる」ことも、旅行需要の喚起を目的とした施策の変更を3連休の最中に発表したセンスのなさも、ここではあえて繰り返さない。だが、筆者が言いたいのはそれだけではない。菅政権が打ち出した経済対策が、事実上GoTo事業「ほぼ一択」であることに対する、深い失望である。GoTo事業とは「国民を健康被害の恐怖にさらしてまでも、そのポケットマネーに頼って経済活性化を図る」ことであり、つまりは「旅館や飲食店が助かるかどうかは国民の行動にかかっており、助からなくても政府の責任ではない」という「究極の『自助』政策」なのではないか。(ジャーナリスト=尾中香尚里)

 GoTo事業とは即ち「国民の移動を国が旗を振って誘導することによって、初めて成り立つ経済対策」である。そのことには少なくとも、二つの問題点があると思う。


新型コロナウイルス感染症対策本部の会合後、記者団の取材に応じる菅首相=11月21日、首相官邸

 一つは、すでに指摘されているように「国民の移動によって感染拡大の危険性を増やしてしまう」ことだ。菅政権は、現在の感染の急拡大が必ずしもGoTo事業だけによるものではないことを強調しているし、それは正しいのかもしれない。しかし、政府がGoTo事業、すなわち国民の移動を積極的に推奨すれば、キャンペーンを利用していない国民も、外出や会食を控える必要はない、と考えるのは無理からぬことだ。それが感染拡大に一定の影響を与えているとしたら「政権の姿勢が感染拡大を招いた」と言われても仕方がないだろう。

 安倍政権の当時から、政府はこうした国民の行動をしばしば「気の緩み」などと表現して、あたかも感染拡大を「国民のせい」と言わんばかりの発言を繰り返してきた。しかし、そもそも「気の緩み」を積極的に作り出してきたのは政権自身の姿勢だという自覚が、あまりにも足りない。

 もう一つは「そもそも国民が移動しなければ、経済対策自体が成り立たない」ことである。GoTo事業は「経済対策か感染拡大防止か」という観点で論じられることが多いが、そもそも「経済対策として適切なのか」という指摘が不足しているように思う。

「Go To トラベル」が始まったばかりの頃、筆者は複数の知人からこんな話を聞いた。

 「『移動中や食事中のおしゃべりは控えめに』と言われてまで、旅行に行こうという気にはならない」「都内から旅行に行って、行き先の方々にご迷惑になるかもしれないと考えながら、旅を楽しむことはできない」

 気持ちは十分に理解できた。どうして国民は、わざわざ「興ざめ」するような旅に、無理やり駆り立てられなければならないのだろうか。予算措置で旅行代金が減免されるとしても「経済活性化のために、国民は自分の金を使え」と政府にあおられているようで、決して気分のいいものではない。

 「そんな人は別に旅行に行く必要はない。現実に『行きたい人は行っている』し、経済効果もあったではないか」。そんな反論が返ってきそうだ。 実は、問題はまさにそこにある。

 GoTo事業は「行きたい人がいなくなってしまう」事態を想定しているのか。言い換えれば、感染の再拡大で観光地や飲食店から再び人の姿が消えてしまった時、政府は自らの財政支出によって、旅館や飲食店などを支えきる意思があるのか。


記者会見する西村経済再生相=11月21日、東京・永田町

 新型コロナへの感染は、現実にいま急拡大している。このままの状況が続けば、政府が「強い措置」を取る以前に、国民の方が自発的に旅行や会食を控えるようになるかもしれない。利用者が劇的に減ってしまった時、事業による需要増、すなわち「国民の財布」に期待していた人々、例えば観光地のホテルや旅館、土産物店などの人たちは、たちまち苦境に陥りかねない。

 GoTo事業は国民の旅行や飲食にかかるお金の一部を公費で負担することで、需要を増やして経済を回す仕組みだ。「国民が移動すること」で経済を活性化させようとしているわけだ。しかし、西村康稔経済再生担当相は記者会見で「それ(Go To トラベル)を使って旅行されるかは、国民の皆さんの判断だ」と述べた。

 ならば聞きたい。もし感染が急拡大して国民が旅行や飲食を控えるようになった時、つまり「国民が移動しない」状況になった時、それで旅館やお店が倒れたら、それは「国民のせい」なのか。旅館やお店を守るために、GoToに頼らない新たな公費支出が必要なのではないか。今年度の第3次補正予算の成立を待つまでもなく、政府にはまだ7兆円を超す巨額の予備費が残っている。それをどう効果的に使うのか。

菅政権からはその方策がまるで見えない。

 菅政権が本当に観光地のホテルや旅館や土産物店が倒れないよう下支えしたいのなら、利用の仕方にさまざまな条件がつくなど使い勝手が良いとは言えないGoTo事業に固執するのではなく、もっと直接的な支援が迅速に届く仕組みを、早いうちから考えられなかったのか。

 例えば、緊急事態宣言が出ていた今年の春ごろには、商工会議所などが「緊急事態宣言の解除後に使える食事券」を売り出すなど、独自の支援策を講じる例が、あちこちの地域でみられた。営業自粛で収入を絶たれた多くの店を苦しませたのは、当座の家賃の支払いだ。だから「将来の食事代を今支払う」という名目で、自粛中の当座の収入につなげる狙いがあった。多くの地元住民が、なじみの店を支援しようと食事券を購入した。

 十分だとは言わないが、こうした仕組みの方がまだGoToよりもリーズナブルなのではないか。それぞれの地域がそれぞれの知恵で、地域にあった支援の仕組みを構築し、国がそれを財政で支える方が、まだ意味のある経済対策が可能だったのではないかと思う。

 そもそも、菅政権が心を砕くべき対象は、旅行業や飲食業界だけではない。コロナ禍は直接感染した人以外にも、すべての国民の生命と暮らしに深刻な影響を及ぼしている。警察庁によると、10月の自殺者数は2153人(速報値)で、前年同月比で約4割も増えた。4カ月連続で前年より増えており、コロナ禍の影響も否定はできない。

 こんな状況で菅政権から聞こえてくる支援策がGoToばかりなのを、どう考えたらいいのか。

 安倍政権も菅政権も、感染者数が比較的落ち着いていた時の状況に安住し、再び急拡大するという「有事」の発生を想定できなかった。つまりは正常性バイアスに陥っていたように思う。あるいは、感染が急拡大する前にワクチンが開発され、コロナ禍は「なかったこと」になる、あとは経済のことだけ考えていればいい、そんな淡い「願望」をもとに対策を講じていたのかもしれない。

 だから、菅政権は今、こうして感染が急拡大しても、ほかの対策を十分に用意できず、それゆえにGoTo事業の見直しを早い段階で決断できなかった。そして無理な国民の移動を奨励することになり、さらに感染を拡大させる悪循環に陥ってしまったのではないか。

GoTo見直しについて政府はいま、その判断の責任を都道府県に押しつけようとして、知事たちとの間でせめぎ合いを起こしている。飲食店に対する営業時間短縮要請についても、短縮に応じた店に支払う「協力金」(決して「補償」とは呼ばない)を支払う対象を「各都道府県内にある飲食店の2割まで」とする方向も報じられている。

 「2割」には正直あ然とした。これで本当に飲食店が安心して営業時間短縮に踏み切れると、菅政権は本気で考えているのか。この期に及んで、そこまで公費の支出を渋るのか。

 そして、国民にはこれだけ「自己責任」を強いておきながら、菅政権は感染拡大防止に向けた政府自身の責任については「神のみぞ知る」(西村氏)などと言って、事実上放棄してしまうのか。悲しくてやりきれない。

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発達心理学―ことばの獲得と教育

2020年11月24日 22時01分19秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
子どもの発達の背後にある認知や言語のメカニズム、心の初期構造や情報処理のメカニズム、内的表象の変化などを近年の認知科学の成果を踏まえて解説する。
発達過程の分析とともに、その過程にたいする教育や援助の方策をさぐる。豊富な事例や図表,学習を深めるための図書案内などを含む基本テキスト。
 

著者について

1946年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学卒業、同大学大学院修士修了。お茶の水女子大学教授・理事・副学長を経て、現在、十文字学園女子大学理事・特任教授、筑波大学客員教授、お茶の水女子大学名誉教授。学術博士。専門は、発達心理学、認知心理学、発達心理言語学、保育学。主著に『発達心理学』(岩波書店)、『よくわかる乳幼児心理学』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。
 
 
心と脳の科学からわかる親が本当にすべきこと。お母さんの心配スッキリ解消!
 
 
百町森の柿田さんの著書で紹介されており、読んでみました。
英語の早期教育の弊害などについて書かれており、自分にとって共感できる内容でした。「200の文字を覚えるよりも、100のなんでだろう?を育てたい」という一節がとても心に響き、この言葉に出会えただけでも購入した甲斐があったな〜と思います。
ただ、幼児に文字を覚えさせるか否かのくだりでエジソンが子供の頃落ちこぼれだったが後に大発明家になったという例をあげており、普遍性に欠ける例えだな〜と思いました(文字の読み書きが遅い子が皆エジソンになれたら親は苦労しないですよね)
他、子どもには丁寧に言い聞かせれば伝わる、など簡単に片付けていらっしゃる箇所もチラホラ…そんなに綺麗にコトが進めば親も苦労しないし、この方の子育てはどうだったんだ…と不思議に思う部分もあります。
とはいえ、子供との向き合い方が親の押し付けにならないようにブレーキになってくれる内容で、良書と思います。星4つ。
 
 
 
ちょうど、子供たちの習い事について悩みや迷いが生じていたときに見つけた本。
英語の習い事は必要?いつから?どんな風に?幼児教育や塾は?どういう習い事がいいの?読み書きは教えるべき??幼稚園と保育園ではどんな差があるの?ないの??などなど、本当に親の悩みにあれこれと、作者の調べた情報をもとに答えてくれます。
こういった本は、読んでいても、「その先の答えがききたい!」と思うことが多いのですが、本書では、とことん調査してくださっていてモヤモヤせずに済みました。

「タイトルはともかく」と書いたのは、このタイトルを読むと、子供が幼児期を過ぎた親が自分の育て方でよかったのかと悩んだ時に手に取る本のように思えてしまったためです。まだ上の子が4歳の私には、今まさに読みたい本であり、後々読んで手助けになるのかは、現段階ではピンとこなかったためです。
 
 
 
じっくり気長に子育てすることの必要性を教えてくれる非常に有用な本でした。これからも折に触れて見直して参考にしたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
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人は「生き直し」ができる

2020年11月24日 21時42分28秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

虐待を受けると過度のストレスによって成長ホルモンが抑制体が大きくならなかったり、脳が委縮して言葉や知能の発達が遅れたりする。

しかし、子どもは回復する力を持っている。

そのキーワードは「愛着」。

愛着が人間をつくる

愛着のことで自尊心が育まれ、精神的レジリエンス(回復力)も高まる。

生みの親から虐待され、無視されて、生きる力萎えさせ縮こまった子どもたちは、一人の人格を持つ存在として向き合ってくれる人との出会いによって、息を吹く返し、「生き直し」ができる

自分の存在を尊重し、深く信頼を寄せる人との出会いによって、「生き直し」ができる。

人生の歩みに、遅すぎることはない。

人は人との関わりの中で初めて「人間」になっていく。

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高校野球監督の木内幸男さん死去 取手二、常総で甲子園V

2020年11月24日 21時35分34秒 | 野球

11/24(火) 20:00配信

共同通信

 高校野球で茨城の取手二高、常総学院高の監督として春1度、夏2度の甲子園大会優勝を成し遂げた木内幸男(きうち・ゆきお)さんが24日、肺がんのため死去した。89歳。

 母校の茨城・土浦一高監督を1956年まで務めて取手二高へ。84年夏の決勝で桑田真澄、清原和博を擁した大阪・PL学園高に打ち勝ち、茨城県勢初の甲子園大会優勝に導いた。常総学院高に移り、2001年に茨城県勢初の春の優勝。03年夏は決勝でダルビッシュ有の宮城・東北高を破り、同年勇退。07年に監督に復帰し80歳の11年まで務めた。

 選手一人一人を観察し、大胆な選手起用や戦法で「木内マジック」と呼ばれた。

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社会貢献の意欲がある人

2020年11月24日 21時24分50秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽忍耐強く、そしてくよくよしないことだ。
なにがあろうとも、朗らかに受け止めていく。
▽自分が真剣になった時に、一切の道が開ける。
▽<この試練には必ず意味がある>と受け止め、断じて乗り越えていくことだ。
▽社会的な信頼を得るためには、まず大切なのは、仕事で成功することだ。
そのために人一倍、努力するのは当然だ。
▽どうなるかではなく、自分がどうするかだ。
▽社会貢献の意欲がある人は幸福度が高い。

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犯罪まで高齢化、65歳以上割合が過去最悪 目立つ窃盗

2020年11月24日 21時22分52秒 | 事件・事故

11/24(火) 11:21配信

朝日新聞デジタル

刑法犯罪検挙者数の推移と、高齢者の内訳

 法務省は24日、昨年までの犯罪情勢をまとめた2020年版犯罪白書を公表した。昨年1年間に検挙された刑法犯のうち65歳以上の高齢者の割合が過去最悪の22・0%に上った。65歳以上の割合は女性で33・7%と高く、その9割が万引きなどの窃盗だった。刑法犯検挙者に占める再犯者の割合も全体の48・8%と過去最悪だった前年に並んだ。

【写真】法務省

 白書によると、全国の警察が把握した昨年の刑法犯は74万8559件と17年連続で減少し、戦後最少を更新。検挙されたのは19万2607人だった。このうち65歳以上は22%の4万2463人で、7割以上が70歳以上。罪種別では窃盗が7割に上り、全世代の5割弱を大幅に上回った。特に女性は万引きが4分の3を占め、それ以外の窃盗と合わせて9割以上となった。法務省は高齢者人口の増加が犯罪の高齢化に影響しているとみる。

 一方、昨年の再犯者は9万3967人と刑法犯全検挙者の48・8%を占めた。その割合は1996年の27・7%から上昇が続く。

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鹿児島5人殺害公判 被告「謝るつもりはない」 弁護側、「妄想性障害」主張

2020年11月24日 21時07分49秒 | 事件・事故

11/24(火) 20:51配信

毎日新聞

鹿児島地裁=鹿児島市山下町で2020年11月20日午後0時40分、白川徹撮影

 鹿児島県日置市の民家で2018年に家族ら男女5人が殺害された事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職、岩倉知広被告(41)の裁判員裁判の第4回公判が24日、鹿児島地裁(岩田光生裁判長)であった。初の被告人質問があり、岩倉被告は父親以外を殺害した理由を「(自分を)自滅させようとする悪質な行為に我慢ができなかった」と述べ「謝るつもりはない。因果応報だ」と話した。弁護側は、岩倉被告が「妄想性障害」を発症しており、事件当時、心神耗弱状態にあったと主張している。

 この日、岩倉被告は弁護側の質問で自身が犯行に及んだ経緯を話した。岩倉被告によると、被告は02年に自衛隊を辞めてしばらくした後、誰かが自分の悪口を言っている声が聞こえるようになったという。14年に同居していた母親が被告の暴力に耐えかねて家を出て、同市のアパートで1人暮らしを始めた頃、伯父が悪口を言っている声が聞こえ、伯父が自分の悪評を周囲に広めようとしていると確信したとした。

 岩倉被告は、同級生を地元から転居させて孤立させようとしたり、自分の車を故障させたりなどの嫌がらせを受けたと主張した。19日に証人出廷した70代の伯父は、岩倉被告に対する嫌がらせ行為などの有無について「想像もつかない。覚えがない」と話している。

 岩倉被告は、伯父らの行動について「でたらめじゃない」と声を荒らげる場面もあった。そして、伯父の妻孝子さん(当時69歳)と孝子さんの姉坂口訓子さん(同72歳)、近所の後藤広幸さん(同47歳)も伯父に協力する一派だと考え「復讐(ふくしゅう)して一矢報いるため」殺害したと話した。

 岩倉被告は、祖母久子さん(当時89歳)について、被告の母方の祖父母の悪口を言われたことについて腹を立て殴ったという。久子さん殺害は首を締めて殺したとして起訴されており、殺害の方法や殺意の有無も争点になっている。また、父正知さん(同68歳)殺害は左腕で首を絞め殺したことを認めたが、殺意を否定し「謝りたい」と話した。

 12月1日の公判で結審し、判決は同月11日の予定。【白川徹】

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女性の覚醒剤使用、DVが背景か 受刑者調査、7割被害経験

2020年11月24日 15時00分09秒 | 事件・事故

11/24(火) 10:55配信

共同通信
 覚醒剤の使用歴がある受刑者を対象にした実態調査で、女性の72.6%が「交際相手や配偶者らからDV被害を受けたことがある」と回答したことが、法務省が24日公表した2020年版犯罪白書で分かった。

 受刑者に対する覚醒剤使用の精神的要因を探った調査は初。

 調査は、厚生労働省所管の国立精神・神経医療研究センターと法務省法務総合研究所が17年に共同で実施した。

 白書によると、覚醒剤を使いたくなった場面を複数回答で尋ねたところ、女性は「自分の体形が気になるとき」が31.2%で、男性の9倍だった。「誰かとけんかした後」も29.1%と、男性の2倍以上だった。

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医師が明かす「コロナを恐れる必要がない理由」 死亡者は前年比減少、治療法も大きく進歩

2020年11月24日 15時00分09秒 | 医科・歯科・介護

11/24(火) 5:57配信

デイリー新潮

ポピュリズムに走らず、冷静な状況判断を願いたい

 今年の春以来、メディアを通して最も耳にし、同時に目にする機会が多かった語の一つが「感染者」または「感染者数」であったことは、疑う余地がない。テレビのニュースやワイドショーはもとより、新聞を開けばこれらの文字が躍る。

コロナを“5類感染症”に引き下げるべきか 専門家の意見は

 しばらく勢いが落ちていたが、気温が下がるにつれ息を吹き返している。ここ数日も「日本も徐々に新規感染者数が増加に転じており」「1日あたりの感染者が3日連続で千人を超え」といった文言が、耳にし、目にする人に恐怖感を抱かせている。

 たしかに、数百人程度で落ち着いていた全国の新型コロナウイルスの新規感染者数が、11月7日には1323人を数えた。また、北海道では9日、1日の感染者数が初めて200人を超えるなど、数字が膨らみつつあるのは間違いない。

 また、一足先に寒くなった北海道で感染者が急増していると聞けば、気になるのは比較的緯度が高い欧米である。アメリカは11月6日の新規感染者数が13万2797人を数え、日本の感染者数の累計、11万9555人(11月17日現在)を、わずか1日で大きく上回る勢いだ。

 さらに深刻な様相なのがヨーロッパで、人口6706万人と日本の半分にすぎないフランスでは、11月7日に1日の感染者数が8万6852人に達し、周辺諸国でも、イタリアで7日に過去最多の感染者数3万9809人を記録したのをはじめ、多くの国で万単位の新規感染者が毎日発生している。その結果、各国が外出制限などの厳しい措置を講じるにいたった。

 その映像とともに、日本の何十倍にも相当するヨーロッパの感染者数が日々報じられれば、それを明日はわが身と思う人が増えるのも、不思議ではない。

 しかし、そもそも「感染者数」にそれほど神経質になる必要があるのだろうか。留意すべきは死者数のはずだが、11月になってからの死者数は、1日から9日まで1日平均7人である。

 たとえば昨年1月、インフルエンザによる死者数は1日平均54人で、すでに罹患している慢性疾患がインフルエンザによって悪化しての死亡を含めれば、100人の大台を楽に超えた可能性が高い。つまり新型コロナによる死者数がいまの10倍に増えたとしても、それはある意味、例年経験している事態なのだ。

 そのことを念頭に置いたうえで、日々感染者の治療に当たっている臨床医の話に耳を傾けてほしい。

 東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授は、

「いま増加傾向にある新型コロナウイルスの感染者数は、今後さらに増える可能性があるでしょう」

 と言い、その要因を、

「低温になると新型コロナウイルスの生存期間が長くなります。また、空気が乾燥すると水分が失われて飛沫が軽くなり、ウイルスが遠くまで届くようになります。こうしてウイルスにとって好条件になるのに加え、寒い時期には人々は換気をしなくなりがちで、暖かい部屋やお店に集まる。寒くなると、一般に人間の抵抗力が落ち、ウイルスを排除する能力が低下する、ということも指摘できます」

 と説明する。では、ここしばらくの状況は、どう見ていたのだろうか。

「9月から10月は、1日の新規感染者数は全国で500~800人程度。微増と微減を繰り返し、一定数を超えて増加することも、減ることもなかった」

 増加要因と減少要因が拮抗していたわけだ。

「その時期、感染者が増える要因としては、大学が再開して部活動や寮でクラスターが発生したことのほか、Go Toトラベルの開始や、イベントへの参加人数の緩和があった。人が移動したり集まったりする機会が増えたことは、増加要因になったと思います。一方マスクや手洗いを徹底して、大人数で集まって大声で騒ぐことは避けるなど、一人ひとりが対策をしたことで、感染がそれ以上増えなかったのでしょう。検査の拡充も挙げられます。クラスターが発生しても、短期間に感染者の周囲を検査することが可能になった。高齢者施設や医療機関でも、感染者が一人出たら、大勢に広がる前に検査をして対処できるようになりました」

 こうして感染者の大幅な増加を免れることができていたわけだ。ただし、

「増加要因と減少要因のバランスは、個人個人の“そろそろ出かけたい”という気持ちと“感染に気をつけなければいけない”との意思という、自主性に依存しているだけに、崩れやすいと思います」

 そうは言いながらも、

「感染者数の増加スピードも、感染者そのものの数も、ヨーロッパほどになる可能性は低いと思います」

 というのが寺嶋教授の見解である。理由は、

「7~8月の第2波の分析で、感染者数が増加すると人々の外出回数が減るという傾向が判明しました。こうした個人の自主的な行動変容の傾向が持続するなら、感染者数が増加傾向にあっても、ヨーロッパのようにはならないと思う」

 しかし、日本の感染者数が欧米とはけた違いで少ない原因を、個人の行動だけで語れるのかどうか。それについては追って考えることとし、医療現場の現況についての話を聞こう。

「欧米でも日本でも、第1波とくらべれば重症化率も死亡率も低下している。要因の一つは、検査体制が拡充されて早期発見、治療ができるようになったことです。第1波では発熱しても4日間待つ必要がありました。そのために診断や入院時にはすでに重症だったというケースもありましたが、最近はそういうことは少ない。特に高齢者や重症化リスクが高い糖尿病患者は、早く入院させます」

 要因の二つ目は、

「治療経験が豊富になり、治療薬も早めに使えるようになったことです。重症化リスクが高い症例には、抗ウイルス薬のアビガンを早めに投与します。やはりこの薬は、体内でウイルスが増えるのを抑制し、症状を軽減して陰性になるまでの日数を短縮できている。酸素吸入が必要な中等度になると、ステロイドホルモンのデキサメタゾンを早めに投与します。新型コロナウイルスは、ウイルスの増殖を防ぐ働きをするサイトカインが正常な細胞も傷つけてしまうサイトカインストーム、つまり免疫暴走を起こす場合があります。その結果、肺や腎臓に機能障害を来たすことがあり、デキサメタゾンはそれを抑える働きが期待されます。英国で行われた臨床試験で、酸素吸入や人工呼吸が必要な患者は、デキサメタゾンを使って死亡率が低下したというデータが出ているのです。さらに、人工呼吸器が必要となりそうな段階では、抗ウイルス薬のレムデシビルを投与します」

ワクチンができるまでは、とよく言うが、寺嶋教授は、

「治療の手段、持ち駒が増えたし、推奨されている薬を迷わずに使えるようになった。だから重症化率が下がったのです」

 と、臨床現場の現況について報告するのである。感染症に詳しい浜松医療センター院長補佐の矢野邦夫医師も補足して言う。

「感染者の8割以上を占める軽症者には、発熱したら熱さましという対症療法で、本格的な治療の対象は、CTで肺炎が確認されるような中等度以上の人や、心臓が悪いなど基礎疾患がある人、そして高齢者です」

 こうした患者にアビガン、デキサメタゾン、レムデシビルを使うという話は、寺嶋教授と重なる。加えて、

「これまでは人工呼吸器を使ったような症例に、ネーザルハイフローという、鼻腔から大量の酸素を送る療法で対処できることがわかりました。人工呼吸器は管を肺まで入れるので、二次感染を起こす危険性があるうえ、本人も意識がなくなって負担が大きい。医療者にとっても、人工呼吸器の患者1人は、酸素療法の患者10人に匹敵するくらいの負担で、人工呼吸器をつける前に救えるということが、医療リソースを逼迫させないためのポイントです。大量の酸素による療法なら、患者に意識があってご飯も食べられます」

 血栓についての寺嶋教授の話も紹介しておきたい。

「新型コロナウイルスの合併症として、血栓症が知られています。血栓が肺や脳の血管を詰まらせるのです。しかし、血液検査で血栓の数値が上がっていたり、画像検査で血栓が疑われたりという症例では、血栓ができにくくする抗血栓薬を早めに投与するようになった。このことも重症化率と死亡率の低下に寄与しています。感染流行の初期には、血栓ができることも知られていなかったわけですから」

 テレビ等の報道を真に受け、新型コロナには「治療薬がない」と思っている人が多いが、治療法は確立されつつあるのである。

 さて、感染者数の話に戻るが、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は、寺嶋教授が述べたのと同じ理由で、

「冬に感染者が増加することは、当然予想できた」

 と言いながらも、

「私の予想よりも増加速度はゆっくりで、いまのところコントロールされていると思います。1日あたりの新規感染者数が千人を超えましたが、それ以上増加すれば、みな慎重になる。そうすれば、いずれ再び減少すると思います」

 という見方を示し、マスクの効用を説く。

「マスクは電車内やコンサートホール、映画館などではしなくてよいと思いますが、大声で喋る場所では必要です。マスクの目が5マイクロメートルなのに対し、ウイルスの大きさは0・1マイクロメートル。ウイルスが通ってしまうのでマスクは効果がない、と主張する人もいます。でも、ウイルスは唾液中や飛沫のなかにいるので、マスクで大きな飛沫の粒子をブロックすれば、あとは小さいものが漏れだすだけ。効果がないわけがありません」

 電車のなかはもとより、人通りのない道路でもマスクを外さない日本人である。たとえば、大統領選の最中の映像にマスクをしない人が目立ったアメリカにくらべれば、感染しにくいことは容易に想像できる。

ネアンデルタールの遺伝子
 ただ、これほどの感染状況の差を、はたして日本人の習慣だけで語れるだろうか。感染症に詳しいナビタスクリニック川崎の内科医、谷本哲也氏は、

「日本を含む東アジア地域の死亡率が低いのは、複数の要因が複雑にからみ合った結果ですが」

 と前置きしたうえで、次のように語る。

「重症化のリスクファクターが見えてきて、一つがヒトの遺伝子の違いです。第3染色体中の特定の遺伝子群が、新型コロナへの感染による重症化に関係するという研究結果が10月15日、米『ニューイングランド医学誌』で発表されました。また、この遺伝子は一部の民族だけがネアンデルタール人から、数万年にわたり受け継いできたという研究結果も、9月30日に英誌『ネイチャー』に掲載されたのです。その遺伝子は欧米や南アジアの住人には1~4割程度存在する一方、アフリカ系や日本を含む東アジアや東南アジアの人々には、ほとんど存在していません。この分布の差が、世界の地域別の死亡率の差と大きく関連する、と考えられはじめています」

 人の遺伝子以外にも、

「BCGワクチンなどの予防接種歴の有無も、重症化リスクとの関連が指摘されています。弱毒化ポリオやインフルエンザ等の予防接種により、あらかじめ免疫システムが鍛えられて、別の病原菌に対する免疫力も上がる、訓練免疫が獲得されると考えられるのです」

 一方、東京大学名誉教授で食の安心・安全財団理事長の唐木英明氏は、

「そうしたファクターXについてはいろんな説が出ていて、ネアンデルタール人の遺伝子説などはとてもおもしろいですが、100%は信じていません」

 とのことだが、同時に、

「ただ“おもしろい”ですませてはいけません」

 と忠告する。その心は、

「こうしたファクターXは、まさに“X”で真相はわかりません。しかし、原因はわからないながらも、日本の死者数は欧米の100分の1だというラッキーな事実が大事です」

 そして、「この状況」について、詳しくこう説く。

「再び感染者が増えている点は日本と欧米で共通でも、感染者数と死者数が決定的に違い、ともに日本は欧米の100分の1程度。海外の専門家と話すと“欧米とくらべたらなんの問題もないじゃないか”と言われます。そこで日本ではなにが問題なのかを考えると、医療関係者が訴える医療崩壊の恐れですが、欧米では日本の100倍の感染者を出しながら、医療崩壊を起こす手前で頑張っている。では、日本の医療のキャパシティは欧米の100分の1しかないのでしょうか」

 まさか、そんなことがあるはずもなかろう。

「日本は新型コロナウイルスを、指定感染症第2類以上に指定してしまったため、軽症者も無症状者も病院に入れなければならず、医療に余計な圧迫を与えている。もう一つは、病院内で一人でも感染者が出たら世論に叩かれ、ひどい風評被害を受けるので、みな慎重になる。こうした2重の足かせのせいで、“大変だ”と騒いでいるのです」

 唐木氏は、いまの状況の根底にあるのは、感染初期に日本人に植えつけられた恐怖感だと訴える。しかも現実に「第2類以上」だから、欧米にくらべればわずかな感染者の増加でも、医療はすぐに圧迫される。

「このままでは感染者数は欧米の100分の1のままでも、ロックダウンや外出自粛になりかねない。感染者が増えている北海道でも欧米にくらべれば100分の1程度なのに、すでに営業時間短縮やGo Toトラベルの中止が検討されています。原因は政治家のポピュリズムです。感染者が増えると政治家は非難され、一方、厳しくするほど人気が上がるという妙なことになっていますから。菅総理が“コロナ対策を第一に考える”と言うのも、まさにポピュリズムで、これ以上考えてどうするのか。本当のことを繰り返し伝え、国民の恐怖感を取り除く対策なら歓迎ですが、感染者数が圧倒的に少ないのに、恐怖感を煽るようなことをしてはいけません」

なんの意味があるのか
 医師で医療経済ジャーナリストの森田洋之氏は、

「感染者数にこだわると、今後の戦略を立てるうえで分が悪い」

 と話すが、それはこういう意味である。

「公表されている感染者数はPCR検査の陽性者数で、PCR検査はインフルエンザに対して行われる抗原検査とは比較にならないほど、感度が高い。このため新型コロナは、感染者数が過剰に計上されている可能性もあります。一方、重症者数や死亡者数であれば、過去に流行したインフルエンザとも、新型コロナの以前の波とも比較できる。そこに焦点を当てれば、感染者数の伸びほど死者数は増加していない。押さえるべきはそこで、感染者数に一喜一憂すべきではありません」

 だが、現実には、報道にしても「一喜一憂」しているものが大半だ。結果、

「感染者がどんどん増えれば経済を止めると言い出しかねません。しかし、その判断をする際に重要なのも、感染者数ではなく死者数です。感染者数が増加したら2週間後に死者数が増える、と言われてきましたが、そうならない事例も多い。封鎖のような政策は本当に医療崩壊しそうなときや、死者が爆発的に増えそうなときに初めて行えばいい。尋常ではない経済被害を伴い、経済的ダメージが原因の健康被害や自殺も起こりうる、というデメリットを考える必要があります」

 再び唐木氏が言う。

「テレビに出演している医療関係者たちが“医療崩壊する”“みんなが外出するからだ”と言って、国民に恐怖心を植えつけています。彼らは“冬はインフルとコロナのダブルでやられる”とも言っていますが、インフルの感染者数の劇的な減少を見るに、それは起こらないと思います」

 それはグラフ1で明らかで、今年の感染者は昨年より2桁も少ない。マスクや手洗いを欠かさない日本人の神経質なまでの対策が主因だろう。おそらく同じ理由で、グラフ2でわかるように、去年にくらべて日本人全体の死者数も、増えて当然の高齢社会にもかかわらず、減っているのだ。

「大事なのは感染者数ではなく、高リスクの人を守り、重症化して亡くなる人を減らすこと。見つかった感染者の10~100倍の無症状感染者が街を歩いていることを考えれば、見つかった人の数だけ毎日報道することに、なんの意味があるのでしょうか」(同)

 日本の医療は毎年、1千万人ものインフルエンザ感染者に対処できてきた。ファクターXが働かず、新型コロナウイルスの感染者数がいまの10倍に拡大したとて、なんら問題はないはずなのだ。しかも治療の手段も確実に増えている。マスクや手洗い等で気を抜かなければ、感染者が多少増えようと、なにを気にする必要があろうか。

「週刊新潮」2020年11月19日号 掲載

 

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万引きで逮捕された男、取調室で青ざめた顔…搬送先の病院で死亡

2020年11月24日 14時57分40秒 | 事件・事故

11/24(火) 10:38配信

読売新聞オンライン
 神奈川県警大船署は23日、窃盗容疑で現行犯逮捕した住所不定、職業不詳の男(51)が同署で体調を急変させ、搬送先の病院で死亡したと発表した。

 同署によると、男は21日未明、鎌倉市内のスーパーで万引きをしたとして逮捕され、同署に連行された。取調室に入った際、男の顔色が青ざめていることに同署員が気付き、声をかけても応答がないことから119番したという。同署の藤本修副署長は「取り扱い状況を確認した上で、適切に対応したい」と話した。

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公明代表「安倍前首相に説明責任ある」 桜を見る会問題

2020年11月24日 14時15分56秒 | 事件・事故

11/24(火) 12:50配信

朝日新聞デジタル


「桜を見る会」をめぐり東京地検特捜部が安倍晋三前首相の公設第1秘書らを任意で事情聴取したことについて、公明党の山口那津男代表は24日の会見で、「本人自身の説明責任はある」との考えを示した。

【画像】官邸の情報発信を担う内閣広報室が、テレビのニュース番組やワイドショーの発言内容を記録する資料を作成していた。桜を見る会や新型コロナといった政権の対応が問われるテーマは重点的に記され、世論を気にしている様子が浮かび上がった

 安倍氏の後援会が前日に主催した夕食会について、安倍氏側が費用の一部を負担した疑いがあり、これまでの安倍氏の国会答弁と矛盾する可能性がある。山口氏は「捜査との関係を考えるかもしれないが、説明責任を尽くす基本的な立場は、安倍元首相の側にある」と安倍氏からの説明を求めた。

 一方で、今国会での安倍氏の国会招致については、「捜査を妨げないようにしっかりやり遂げてもらうことが大事だ。(捜査を)見守ることが、政治の側の基本だ」として、否定的な見方を示した。(太田成美)

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渡辺陽太容疑者(24)はなぜ過去に不起訴になったのか?

2020年11月24日 08時12分47秒 | 事件・事故

“性的暴行”ミスター慶応出場の男ら逮捕
11/22(日) 11:51配信

去年、さいたま市で、同じ女性にそれぞれ性的暴行を加えたなどの疑いで男2人が逮捕されました。1人はミスター慶応コンテストに出場していました。

逮捕されたのは無職・渡辺陽太容疑者と光山和希容疑者です。渡辺容疑者は、去年3月、さいたま市のカラオケ店で女性に性的暴行を加えた疑いで、一緒にいた光山容疑者も、その後、同じ女性に対しインターネットカフェで性的暴行を加えた疑いがもたれています。

2人はJR大宮駅近くで女性に声をかけて3人でカラオケ店に行き、その後、光山容疑者が女性の腕を引っ張るなどしてインターネットカフェに連れ込んだということです。

2人は調べに対し「弁護士が来るまでは何も話せません」と話しているということです。

渡辺容疑者は以前、慶応大学のミスター慶応コンテストに出場していました。

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過去にも同様事件を複数回 “女性暴行”逮捕の2人
11/22(日) 12:31配信


さいたま市のカラオケ店などで女性に暴行した疑いで逮捕された男2人が、過去にも同じような事件で、複数回、逮捕されていたことがわかった。

渡辺陽太容疑者(24)は2019年3月、声をかけた20代の女性を、さいたま市のカラオケ店で暴行した疑いが持たれていて、光山和希容疑者(24)は、その後、同じ日に、この女性を近くのインターネットカフェに連れ込み、暴行した疑いが持たれている。

2人は、同じ大学出身の友人で、2年前にも同様の事件で、複数回、神奈川県警に逮捕され、その際は不起訴処分になっていた。

今回の事件で、埼玉県警は、渡辺容疑者を指名手配して逮捕したが、当初2人は「弁護士が来るまで話しません」と黙秘していたという。

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以下は、/matomameの引用文

11月21日、埼玉県の大宮署が、去年の3月に、さいたま市で同じ女性に別々に乱暴したとして、それぞれ強制性交などの容疑で、千葉県の無職渡邊陽太容疑者(24)と、知人で栃木県の職業不詳光山和希容疑者(24)を逮捕したと埼玉新聞が報じています。
2人の男は「弁護士が来るまでは話したくない」と、認否を留保しているというのです…。2人のうちの1人の渡辺容疑者はミスター慶応にも出場歴のある一見イケメン風の男ですが、本性はとんでもない奴のようですね。
現在も慶応大学に在学中らしいのですが、過去にも同様の事件で5回も逮捕され、今度で6回目だという。
過去に5回も逮捕されているのに、いずれも不起訴処分になっている訳は?
逮捕慣れしているとみられ、すっかり味をしめている。
世の中を甘くみている男に間違いないかと…。
相当な「札付きのワル」と見た次第。
今度こそ厳罰を!…と願っているのは私だけではないはず!『稀代の強姦魔』の今後の動向に注目!…変態性欲者の2人を許すまじ。不起訴にしてはいけない。


1 ミスター慶応?渡辺陽太また逮捕!6回目なのに不起訴処分か?
2 父親らの職業は?
3 ツイッターの声・反応
4 ミスター慶応?渡辺陽太また逮捕!6回目だが又、示談で…~まとめ
4.1 共有:
ミスター慶応?渡辺陽太また逮捕!6回目なのに不起訴処分か?

<泣く女性…カラオケで性的暴行され、ネットカフェでも乱暴される…容疑で男ら逮捕「声掛けられ連れていかれた」!>…と昨日の埼玉新聞が報じています。
カラオケ店に一緒にいたとみられる光山和希容疑者(24)も、同じ女性を腕を引っ張るなどしてインターネットカフェに連れ込み、性的暴行した疑いで逮捕されました。 同じ仲間のワルガキ2人!→引導を渡すべきかと…!

被害女性を通行人が発見し、さいたま市・大宮駅東口交番に相談したことから、事件は発覚。被害女性の慟哭が聞こえてくるかのようなショッキングな事件です。通りがかりの通行人が交番に連れて行ったというのですから、相当激しく泣いていたか、服も乱れていたのではないでしょうか。

一目見て、尋常な状態ではない…と通行人が悟ったんですね。被害女性の心情は察するに余りあります。なぜ、2人を無職と書いたのか。埼玉新聞はどこまで事実を把握していたのでしょうか。

 極めて悪質な内容で札付きのワル2人…渡邊陽太と光山和希!二人は同じ慶大生で、過去にもつるんで同じ様な事件を起こしているとか!…許しがたい男ら!渡邊容疑者は直近で以下の事件を!

酔って1人で歩いていた女性を雑居ビルに連れ込んで、その場で性的暴行を加えた上、現場から約150メートル離れた路上で、その強姦した「女性の腹を蹴っていた」ところを神奈川県神奈川署の警察署の警察官に現行犯逮捕されたのだとか。異常極まる。

 しかも、ニュースZEROの報道によると、頭にかかと落としをしていたとの証言もあるようです。

死ななかったのが不思議なくらいです。これは一体どこの国の話?…なぜって感じの悪質極まりない犯行ですね。気違いか、性的異常者ですよ。こうなってくると、放置しておいて良い輩ではありませんね。ここまで卑劣な犯行を重ねた男が、なぜ、不起訴処分になるのか?検察の目は節穴か?

 札付きのワル2人!…のうちの1人が以下の男、渡邊陽太容疑者!許すまじ!


プロフィール

名前:渡辺 陽太(わたなべ ようた)

生年月日:1996年1月27日…現在、24歳!

身長:182.5cm

血液型:A型

住所:東京都港区麻布十番(実家)

大学:今も「慶応大学経済学部」に在籍中のはず…

 一見するとイケメン風の男ですが、とんでもない異常性格(性的異常?)の奴らしいですね。
2016年にはミスター慶應コンテストに出場しており、ファイナリスト5名に選ばれているので、「2016年のミスター慶応ファイナリスト」との肩書きを有しているのが自慢とか…。

 
渡辺陽太は、ミスター慶応のグランプリになれなかったために素行が悪くなり、あのような事件をしでかしてしまった…などと飛んでもない言い訳をしている様ですね。
まったく筋が通らない話で、素行の悪さについては、高校時代からかなりのものだったようです。。

渡辺陽太の中学時代の同級生によれば、当時は大人しい性格だったそうですが、どうやら昭和学院秀英高校に進学した頃から素行がおかしくなっていったようです。極めつけの悪評が立っていた…

 高校入学後わずか2ヶ月にして、万引きで捕まり退学処分になっているのだとか。その後、世間体を気にしてか、スイスやニュージーランドの海外の学校に留学し、慶応大学には留学生枠で合格しているとの情報が…。

 しかし、中には以下のようなえげつない情報まで…。

こいつ知ってるわ
たしか高校生の時も女孕ませて日本にいれなくなって、逃げるように親の金で留学してたなんで、留学先でまた女孕ませてそれが原因で外人にボコられて眉毛に傷跡残ってたな(前髪で隠してる)
韓国のハーフかクォーターやっけ
まあ、おめでとうおめでとう#渡辺陽太#渡邉陽太 pic.twitter.com/TUguUKKIpG

? ムサシ (@AdSXGqIvnZrR6Zv) 2018年10月17日

学校で問題を起こし退学になり、体面を気にして海外留学…って、金持ちボンクラ息子のお決まりコースで、渡辺陽太の実家がこれまたすごかった!…
父親らの職業は?

渡辺陽太の祖父である渡辺元(わたなべはじめ)氏は、愛媛県今治市の出身で、なんと一代で50社を擁する千葉県では有名な“地商グループ”を創り上げた人物なんだとか。土木、建築の会社かぁ~、一角の人物(?)らしい。

 祖父は孫の陽太容疑者の言動に相当悩んでいたというのですが…。その会社が貧困ビジネスなぞするのか?どうも胡散臭い話なのです。

祖父は現在も、地商グループの会長職に就いていて、政財界との結びつきも強い千葉県では指折りの有力者のようですね。父親共々渡邊陽太容疑者も役員に名を連ねているようです。金だけは潤沢にある…月50万円の小遣いか!

 やはり、甘やかして育ててしまったようで…?会社もガサ入れすべきなのでは?

今回も、多額の示談金を積んで示談に持ち込み、祖父や父親が不起訴処分に持ち込む積りでしょうが、今回ばかりはそうは問屋が卸さないか…と。
これだけ世間の耳目を集めると強姦罪(強制性交)は、もう親告罪ではないのですから、過去の事件に遡って立件される可能性も否定はできません。

炎上商法なら、無視を決め込むのが一番です。
しかし、こうした悪質な事件はかえって騒いだ方が検察も立件せざるを得なくなるのでは?いくら実力者が親族にいても、事件を隠ぺいできなくなりますから。しかし、不起訴にしたのは一体誰だ!?検察の見識が疑われています。

 被害女性がセカンドレイプされる様な事態は断固避けるべきですが、そうでないなら、示談が成立するのと刑務所行きは別問題です。相当悪質な常習性が伺われます。刑務所にぶち込み、世間から隔離しないと、被害女性が増えるだけです。

ツイッターの声・反応

二人とも、極めて異常な性癖者かと…もう、不起訴処分で済ますには妥当でない。不相当です。世間の人も目を逸らさずに刑務所にぶち込むべき男ら!…と注目すべき輩とお見受け致しました。
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ミスター慶応?渡辺陽太また逮捕!6回目だが又、示談で…~まとめ

過去、5回も逮捕され無罪放免とは!…恐れ入る。
まさか検察が買収された?
それに慶応大学はなぜ、こんな男らを在学させているのか?
寄付金をタンと積まれて目を瞑っている?恥ずべき学校経営者!?

 この国に正義はないのかな?…そういえば安倍総理を『ヨイショ』する記事で勇名をはせたTBSの山口敬之記者を想起してしまいました。
伊藤詩織さんをレイプした罪。あれも逮捕状執行直前にストップをかけられてしまったっけかなぁ~!

 この時の首謀者は中村格!…現在は警察庁次長に昇りつめた奴!また、こいつの出番だったのか?準強姦容疑をもみ消すとは!驚き以外の何ものでもなかったけど、あの時は内閣官房長官付?いや、警視庁刑事部長だったか。

 この世は闇だな…今度はどうなる?
渡邊陽太容疑者(24)と光山和希(24)!

 

検察と慶応大学の良識を問い直したい。金で何とかなるのか?

yamazaki563

 
だんまりを決め込んでいる小悪党の変態性欲者を許すまじ!
これ以上、被害者を出さぬためには今度という今度、2人を刑務所にぶち込むで、性癖を矯正するしかないかと。

 
事件ものは原則、扱わない主義なのですが、調べてゆくにつれて2人の余りの行状の酷さに呆れ返ってしまいました。これ以上黙っているのは良くない。許すまじ!…と思った次第です。

 警察も1年以上もかけて逮捕容疑を固めた訳ですから、漏斗の手から水が漏れることはまずないはず…で、ネット上の拡散を願います。
皆で騒いで世論を盛り上げ、2人を刑務所にぶち込むべき!

 

 

 

 

 

 

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泣く女性…カラオケで性的暴行され、ネカフェでも乱暴される .

2020年11月24日 07時41分34秒 | 事件・事故

11/21(土) 23:12配信

埼玉新聞

埼玉県の大宮署は21日、強制性交などの疑いで、千葉県市川市原木1丁目、無職の男(24)と、栃木県小山市南飯田、職業不詳の男(24)を逮捕した。

 

 無職の男の逮捕容疑は昨年3月24日午前2時15分~同5時10分ごろにかけて、さいたま市大宮区のカラオケ店で、20代女性に性的暴行をした疑い。

 職業不詳の男の逮捕容疑は同日午前5時40分ごろ、区内の路上で腕を引っ張るなどし、インターネットカフェ店で性的暴行をした疑い。

 同署によると、男2人と女性に面識はなく、3人で一緒にカラオケ店に入店したという。同日午前7時半ごろ、大宮駅で泣いている女性を見つけた20代男性が声を掛けると、「男2人に声を掛けられ、乱暴された」と話したため近くの交番に通報。警察官が女性に事情を尋ねると、女性は「連れていかれたカラオケ店でわいせつな行為をされた」と説明したという。男2人は「弁護士が来るまでは話したくない」と、認否を留保しているという。

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前橋・女子高生死傷事故 弁護側も有罪主張 争いない異例の控訴審 東京高裁であす判決

2020年11月24日 07時34分03秒 | 事件・事故

配信

前橋市北代田町の県道で2018年1月、乗用車で女子高校生2人をはねて死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われ、一審前橋地裁で無罪判決を受けた男(88)の控訴審判決が25日、東京高裁で言い渡される。一審で無罪となった弁護側は控訴審で一転、有罪を主張。検察側、弁護側の争いがなくなった異例の公判で、事故の予見可能性を否定した一審判決について、高裁がどのように判断するのか注目される。

◎一審は無罪 被告も有罪主張に同意

事故をめぐる経緯

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「線路内に座り込む女性」と通報、西武線にはねられ高校生死亡

2020年11月24日 07時09分37秒 | 事件・事故

11/19(木) 10:53配信

読売新聞オンライン
 17日午前4時55分頃、埼玉県川越市大塚新町の西武新宿線南大塚―本川越駅間の踏切で、県内の公立高校に通う同市の女子生徒(18)が準急電車にはねられ、死亡した。川越署の発表によると、通行人の男性から「線路内に座り込んでいる女性がいる」と110番があった。同署は自殺の可能性が高いとみている。

 西武鉄道によると、特急5本を含む上下線計19本が運休や区間運休するなどし、最大1時間19分遅れ、約1500人に影響した。

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