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医療の現場に、“人間的要素”

2016年11月20日 08時39分10秒 | 社会・文化・政治・経済
「現実は変えられる」という確信
仏教は科学の発展を取り入れながら、思想的基盤をより強固に築いているのだ。
仏教は、現実から逃避するのではなく、前向きに受け入れ、生きる意義を最大に見出すよう教えている。
とても良い心構えである。
医療の現場に、“人間的要素”を取り戻さなければならない。
人間に主眼を置いたヒューマニズム。
教育は個人の幸福と社会の繁栄、そして人類全体に寄与するために教育。
「いっぱい詰まった頭よりも、しっかりした頭の人を」
「知識よりも人格と判断のほうを求めるように」モンテーニュ

知識を詰め込むのではなく、子どもたちの個性を引き出し、限りない可能性を伸ばしてゆく教育。
視野を広げ、人格を鍛える。
知識だけではなく、“学び方を学ぶ”ことができれば、可能性の芽は大きく伸びる。
生命の底からの希望。
日常にあふれる「因」の大切さについて、思索を重ねる。

「たくましい楽観主義」

2016年11月20日 08時18分33秒 | 社会・文化・政治・経済
仏法=仏の教えは究極の楽観主義である。
人間の内側に仏の生命があるとしている。
つまり、仏と人間を同一視しているのだ。
それに気がつかない状態を無明と定義する。
無明とは、真理を理解できない状態。
煩悩にとらわれているようす。

「ポジティブ心理学」は、特に「楽観主義」を中心とした人間のポジティブ(前向き・積極的)な特性を、研究する。
「楽観性は心身の健康と目的達成のため、最強かつ最高の心理資源。
言い換えれば、楽観性こそ幸せの鍵といえる。
最近の研究では、楽観性は多くの人にとって「幸せ(満足感)」と関連していることが明らかになってきた。
老いを積極的に生かすという発想の転換が、超高齢社会では特に重要なのだ。
どんな状況でも物事を受け入れていく「逃げない姿勢」を持つことである。
本来、人間の心には全てを楽観的に捉えていく力が備わっている。
どんな逆境に置かれても「全て意味があること」と有意味性を見だしていく。
苦難に見舞われても「全て自分のためになることなんだ」と有益性を見いだしていく。
そうした心持ちがあれば、いつでもどこでも人生の逆転劇を演じることができる。
昭和女子大学大学院教授・古川真人さん

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“現実変革”を可能にするのが日蓮仏法。
「たくましき楽観主義」
「たくましき」という点が大事。
仏法は「タナボタ」を祈るような「楽天的」な生き方ではない。
どんな苦難にあっても必ず乗り越えていくという強い意志と能動性をもった生き方。
考え方が「楽観」である。
どんな試練にも負けず何事も乗り越える、宿命を使命に変えるという「たくましい楽観主義」こそ求められるのだ。
目標設定が重要だ。

他者に尽くす、相手に奉仕するという行動が実を結ぶ。

慈悲の精神こそ、東洋の英知

2016年11月20日 03時06分08秒 | 社会・文化・政治・経済
★「人に尽くすことは、自己犠牲ではない。自他共の幸福こそが、何物にも代え難い喜びとなる」
★純粋にそして遇直なまでに、指導者や先輩、協力者たちの声に従い実践する。
それなりの結果、成果が出るはず。
★小説を読むほど他人への共感力が高まる。
人間の劣化は、慈悲の精神の欠如。
慈悲の精神こそ、東洋の英知。
★世界での対立。
「自分が正しい」と叫ぶ。
互いの文化や考えを全て理解するのは不可能でしょう。しかし、全てを理解できなくても、想像力さえあれば、今の自分のままで、相手に思いをはせることはできる。
落語にはその想像力を養う力があると思います。
想像力の欠如が、いじめや対立の根本にあると感じます。
どんな経験も心の持ちようで豊かな財産にできるのです。
つらいことも後に後になれば、自分の成長の糧になります。
落語家・三遊亭竜楽さん