東洋の英知・慈悲の精神

2016年11月16日 11時08分58秒 | 社会・文化・政治・経済
中国やインドなど東南アジアなどから大志を抱き訪日した人々。
日本の文化に触れ深い感銘を受けた人もいただろう。
交流は、魂を触発し、眼を開かせる。
異文化との交わりにこそ発展がある。
日本文化の影響は、近代における東南アジアの人にとって少なからず魂の触発となったであろう。
それは、江戸時代の幕末、西欧へ向かった我が国の人々の魂の触発、開眼に通じるものであっただろう。
そして、政治、経済は発展してきた。
そのなかで、忘れられたのは、人道である。
人間としての“人格”の力、“人間”の力をいかに強め、増していく-ここに真の命題があったのだ。
軍国主義に走り、生命を軽視した我が国は、必然的に滅ぶ宿命を負ったのだ。
戦後、日本は世界が注目するほど経済的に発展したが、大切なことを見失う国なっていた。
東洋の英知・慈悲の精神である。


11月16日午前5時の月

11月16日午前6時の月


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寛容は“共生の積極的なかたち”

2016年11月16日 10時28分56秒 | 社会・文化・政治・経済
★11月16日は、国連が定める「国際寛容デー」
1996年に制定されてから20年。
社会は多様化しているが、あまりにも多くの場所で不寛容が広がっている。
テロは最大の不寛容。
暴力の憎悪が、新たな暴力を生む悪循環に陥っている。
★生命の尊厳を思想の基軸とした平和・文化・教育の運動を進め、「寛容」の精神を広げる必要がある。
★「寛容」は“他者に精神的に尽くす”なかにある。
寛容は“共生の積極的なかたち”
自己が他者に対して責任を負うゆえに、自己と他者を同じ存在として扱う。
★「不寛容」の問題に、慈悲の精神をもって立ち向かう。
慈悲の精神は、東洋思想の最大の智慧でもある。
★国家や民族、宗教などが違えば、主義や主張が異なるのは当然。
しかし、その差異に固守し、互いを認めず、生命を軽視する風潮が強まれば、悲惨な結末を招いてしまう。
対話こそ、差異を超える方途である。
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