なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

3.11だからというわけじゃないが

2018-03-11 23:12:26 | 日記

そもそもそれ以前から反原発だった。

反原発だけど、反原子力じゃない。
科学研究として原子力、というか原子の崩壊とか融合とかの研究はキチンと行わなければ、世界の組成はここにあるから科学として避けては通れないし、ひいてはエネルギーそのものの原点でもある。
で、原子力発電を科学の進歩だとか思ってるのはちょと違う気がしてる。

だって、原子力で水を沸騰させてるだけだよ。

ちょっと想像してみるだけで、あの広島と長崎に落とされた爆弾の破壊力をあの小さな建てものの中、その中のシリンダーの中に押し込めてるわけで、完全に制御できるような代物とはとうてい思えないし、現実、電気系が津波でイカレタだけでどれくらいの国土が失われたかを思えば、耐用年数30年を40年に延長なんて狂気の沙汰だ。
近頃の報道で、去年の電力の余剰は原発の発電能力を超えてたらしい。

原発に頼らずとも、太陽と風と水力、それと節電と効率化で日本は回ることができる。
あくまでも原発にこだわる原発利権のために、日本は再生可能エネルギーでかなりの後れを取ってる。
他国が福島の事故を教訓にして原発の稼働に慎重になってるのに、当事者である日本はまったく逆方向へ走ってるのは、アメリカと北朝鮮の首脳会談を取り持った韓国の全大統領が、世界から注目されてる事にやっぱり似てて、なぜか圧力圧力なわが政府はどうにもハシゴを外されたというか、勝手にバンカーから転げ落ちたっぽくて、それなのに世界から尊敬される日本などとか恥ずかしい事言ってしまってて、もう、なんだかねぇ。

今も7万3000人の避難生活者がいるという。
7年、これはどう捉えたら良いのだろう。津波だけの被害だったとしたら、物理的に海岸線の生活を飲み込まれただけだとしたら、被災者の見える風景も変わっていたかもしれないのだが、放射性物質に「汚染」されるという言わば人災はまだまだ終わりが見えそうにもない。

原子力はいわば宇宙のエネルギーで、星ができたり消滅したりするレベルのエネルギーな訳で、それを小さな岩石惑星のそのまた小さな島の上でどうこうできるっていい加減やめてくれないですかね。
もちろん原爆とか水爆とか持ってても地上兵器としても大量破壊しすぎてどうにもならないわけで、まして破壊した跡はなにひとつ残らないし、再利用も難しいし、誰もいない生物もいない土地が欲しいなどと考えてる訳でもないだろうに。
そんな意味のない事に無駄な労力を傾けても、いさましい僕ちゃんと裸の王子様が喜ぶだけで、科学とか文明とか人類の叡智とかからものすごく離れたどこかの部族っぽいだけだし。

まぁ、江戸時代までつまりたった150年くらい前まで首狩り族だった訳だからねぇ。ちょんまげは刈った首を馬に括り付けるためだったってのはどこで聞いたんだっけ。


ほんとうは日本人そのものはポテンシャルが凄く高くて、勤勉で滅私奉公なところがあるから、方向性がキチンとしてればすごくイイ仕事ができるのだけど、全く以て明後日の方向へ進んでる気がするのが悔やまれる。
ほんと、もったいない。バカがトップだと(政治も経済も)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今週は仕事で酷い。 | トップ | 本当は思考で頭の中を掻いて... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事