なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

草取り

2020-06-23 22:49:26 | 日記
思いのほか仕事が早く片付いた。
滅多にない早退をかまして、畑の草取りをする。
夕方四時くらいからしたら暑さもやわいで・・・・って、シャツを絞ったらボタボタするくらい汗かきまくったわ。
夏至がきのうだったから、7時半くらいまで外は明るいって暑くて限界、嫁が6時に帰ってきたからそれを口実に投げた。

予定の三分の二くらいは済ませてたから、明日の夕方に済ませてしまおう。
明日は休みで、その後雨が降る。雨が降って気温が高めだとあっと言う間に空いた地面がジャングルになる。ほんとこいつらの繁殖力、あなどれん。
今日はほぼ人力で草刈したから、腕がパンパンだし、草取り用のネジリ鎌(正式名称をググって初めて知った。もう何十年も使ってるってのに)を握って握力が現在スカスカだ。まいどまいど、生命ってヤツには驚嘆しかない。

一昨日だったっけか、進化の話題でランダムに変化して環境により適応できるものが生き残るって書いたんだけど、種類として結果的に進化なんだけど、個体としてみれば、かなりの「運」なわけで、言い換えてしまうと「運のよかったモノだけが生き残る」って事になる。
種全体が運に左右されて存亡の危機に陥ることもあるわけで、人間の生存戦略として「運」に左右されない社会を目指してたともいえる。運が悪い人も運がいい人も生き残れるって意味でね。それが科学とか文化とか知識の共有のための言語だったりとか。
落ちた種が生き残るには家の裏の塀の内か外かってのが、近所の雑草には重大な運的要素で、塀の内側に落ちて、けっこう栄養価の高い土に根を張れたとしても、成長する前に汗だくのオッサンに根こそぎ抜かれてしまう。
汗だくのオッサンも、今回は運がなかったと諦めてくれと思いながらブチブチ根っこを掘っている。

生命ってのは個としては儚く脆いのだけど、うらの空き地の雑草の生え方を見るに(とくに葛がすごい、ちょっとした立ち木なぞ一飲みしてる)個のない集団は強かで暴力的にも見える。
むろん植物に意識はないだろうと思うけど、この繁殖という意思みたいな使命はどこから湧いてくるのだろう、そんな事を思いながら、畑の畝の間の固い土にそれはそれは深く根を張ってるやつ、それも二週間くらいで網羅という表現ができるくらいびっしりと陣地を確保するバイタリティに辟易としながら、やっぱこいつらすげぇ、と汗まみれでリスペクトするわけです。

ま、そんなところ。明日はコロナの端境期を狙って買い出しに。
たぶん第二波はそこまできてる気がするんだ。


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