なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

毎日、毎日、過ぎてゆく。

2020-06-03 22:55:17 | 日記
昔、一緒のところで働いてた同僚が今年度からまた一緒になった。
いつのまにやらアラフィフなってた。
いつまでも昔のつもりで会話してたんだけど、ふとした話の流れで尿酸値が高い、とか親が糖尿一型だから、とか健康問題に発展。
初老男性の健康問題は待ったなしのディープになりがちで、なぜか結構盛り上がりをみせる。
ん、彼も自分もさして肥満ってわけじゃないし、ぱっと見健やかそうに見えるけど、長年の習慣とか遺伝とかいろいろな要因なんだろうけど、崖っぷちをふらふらしてる。年齢を重ねるってことを、スキルだとか人望だとかそんなボヤぁっとした事じゃなく、老化って実感できる唯一の感触だね。

今が人生で一番若い。
長く生きたとしても、それを振り返ったところで今さらどうこうできる事でもないし、何を言っても、良い思い出だなぁくらいの意味しか持たないわけで、どうのこうのできる可能性があるのは今と少し先くらい、じゃぁ、今が一番若い自分ってことになる。
過去を切り落とすって話じゃないし、あくまでも連綿と続く時間の果てに今の自分があるわけで、今、の積み重ねがバームクーヘンのように(年輪って書けよ)重なり合って今が出来てるのは間違いがない。同心円できれいな形かもしれないし、歪にゆがんでるが味わいのある形と味なのかもしれない。なにが正解ってわけじゃなく、そういうものだって事。

彼の見立てによると尿酸値が高いのは暴飲暴食が原因らしい、糖尿のケがある(インスリンを使ってるって言ってたから、そりゃすでに糖尿病だ)のは遺伝じゃないかって言ってた。、自分の高脂血症は純粋に遺伝、心臓関連は若い頃からだから原因不明、視力は小さい頃からの不摂生とケガだ。
そしてこんなんが出来上がってる。
努力はやっぱり必要で、努力を怠るとそれなりの結果になる。
努力を惜しまない生き方ができれば、結果に結びつかなくとも、それらはキチンと層になって自分を形成する。
生きるって事は、そんなダイナミックでもないつまらない事の繰り返しで段々と太くテイスティな感じに出来上がっていくもんだろう。

小学校の時の同級生
「こないだ首からリンパから切っちゃってさ、舌癌だったらしいんだ」
死にかけてんのに自慢げに聞こえるのはなんでだよ。


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