tontonjyoのブログ

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普天間基地問題・・・脳内議論の妄想

2010-10-24 14:54:37 | 日記



基本的に俺は楽観主義者です。現実主義者ではありません。従って議論すれば大方追いこまれる。それでも脳内議論はできる。

中国の極端な選択を否定する根拠は持たないが、個人的にはアメリカの報復的抑止力に頼り切るよりも日本の意志と能力を示すことの方が継続的な対中抑止力として有効だと俺は思っている、この方向性で進むと確信が持てるなら普天間基地問題に関してアメリカと対立して報復的抑止力が後退しても個人的には大丈夫だと思う。

アメリカにしても中国を封じ込めておくには日本は位置的に必要なはず。報復力として決定的に手を引くと言ったようなことは国益に合致しないでしょう。普天間基地の代替施設の否定が決定的になっても日本との関係性をなんとか維持し、台湾に関しては第二案を捻り出して抑止力を維持しようと動くと楽観的には思う。

米政府は沖縄本島に戦争で勝ち取った土地があるから、それを利用し代替を要求している可能性もあるでしょう。もし、終戦と共に普天間基地を手放し、現在として沖縄本島に住民の生活があり基地アレルギー的に新たな基地建設を日本政府が否定するとか、地形的に浜辺の埋め立ても含め新たな基地を作れる土地が一切ないとかなら、台湾有事の危機が必然として予測された場合に米政府はどうするんです。

例えば北朝鮮有事の対処は他の基地を強化するしかないですよね。アジアへのハブ基地は嘉手納基地を利用せざるを得なくなるでしょう。

台湾有事に関しては日本政府提供の鳥島に射爆訓練を統合し、出砂島に埋め立て、また浮体滑走路を作り基地として利用するとか。偵察および人的情報力を強化し、より早く情報を得ることができる体制を整えると同時に緊急として航空優勢を確保する戦闘機や二次的な物資の搬送は嘉手納基地を利用。

必要の気付が現在なら、強力な防空能力と上陸用舟艇を搭載できるウェルドックを備え、更にオスプレイの搭載とヘリボーンに特化するよう改良した単艦運用可能なワスプ級程度の多目的強襲揚陸艦を新造、母港を佐世保に第7遠征打撃群に組み込みホワイトビーチを補給基地としてミサイル駆逐艦を中心とした少数の護衛艦と共に沖縄南方の巡回警備を行うとか。その辺じゃないですか。

普天間基地や代替施設がなくとも、そこまではする必要はないとするなら「台湾有事とはいったいなんなんだ。」って話になりますよね。沖縄に基地が絶対的に作れないとなると、こう言った方法しかないのでしょう。

ただし、これは素人の俺の妄想の枠から出るものではありませんけどね。華麗に否定されて終わりの可能性も十分にあると思います。

実質的な対処能力よりも費用とかその他の付帯的な理由、単に新しい基地が欲しいとかの可能性も少なからずあるのではないですか。米軍にとっては沖縄県民は自国民じゃないからね。一番に求めるのはアメリカの国益でしょう。

如何に有識者でも1人の人間が持つ知識は人類全体の知識体系のほんの一部。世界最高クラスの専門家からなるチームを作り沖縄県内移設を除外してベストを考えさせるなら、きっと他にもパズルの組換えはできるはず。まぁ、なんでしょうね。俺にそれができる訳ではないが、気にはなるんです。





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