tontonjyoのブログ

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普天間基地問題・・・ほら来た

2010-12-22 17:41:50 | 日記



政府の方針でしょう。辺野古移設が実現するまで普天間基地は継続使用すると明言しちゃいました。だから言わんこっちゃない。こうなるんです。

今まで、「一部の建設業者ばかり潤い・・・。」云々とか、「混乱の継続が政府から金を引っ張る一番の・・・。」云々とか、寛容派系のマスコミからも報道がある訳だよね。巨大な金が動く以上、実際は一般住民に隠された闇もあるんでしょう。まぁ、欲望なんて誰にでもありますからね。自民党政権が金の使いかたを間違ったんだろうなぁ。それだけ意識が低かったんでしょうね。





米側からすれば「基地としての機能は沖縄に必要だ。」と言うんでしょう。つまりはアジア地域におけるプレゼンス維持ですよね。そして日本は、それに乗っかっている。アメリカのプレゼンスにね。

でも、「普天間基地は世界で一番危険な基地だ。」ってことは認めているのでしょう。だから、より安全が確保できる辺野古に代替施設を作るって話ですよね。

反対派は「アメリカのプレゼンスなんて知ったことか。それに乗る日本なんてのも認めない。絶対に沖縄に基地は作らせない。」ってことですよね。

仲井眞知事は少し違うな、「アメリカの重要性は認めるが、選挙公約として当選した以上、日本全体で負担するべきだとしか言えない。」ってことだろなぁ。


地域住民として、政府として、其々責任のあり方は違うでしょうからね。どれが正解なのかは知らない。でも、実質的には「辺野古移設が実現するまで世界で一番危険な普天間基地は継続使用される。」と言うことになるでしょう。日米政府を言葉で非難する程度では、それは動かないんじゃないですか。だって正義だと思っているんだもの。

対する運動家は反対することが存在意義の人が多いでしょう。そして外的要素である場合も少なくないですよね。多分、「妥協はしない。」とか「交渉はしない。」とか煽っちゃうんじゃないですか。そして中心的存在だから、それが適う。



想像でしかないけど、あくまでも俺が当事者だとしたらだよ。普天間基地周辺に住まう一般の住民からしたら、一時の感情の高ぶりはあると思うけど、国と真っ向からやり合って勝てるものでもないことくらい理解しているような気がする。勝てると思っている奴はゲバルトの幻想を捨てられないんだろうね。

いつまでも延々と政府と対立を続けても実質的には、生活のためになるものではないとは思えるなぁ。負のスパイラルですよ。

「日米政府は結論を変えない。」、これって固まっているでしょう。だったら、より好条件を探った方が良い場合もありますよね。負担が軽減される策だとか、跡地利用策だとか、まぁ、一部の建設業やが潤うんじゃなくて、非常の高い失業率を抑え、より多くの県民の生活が安定するもの、例えば工業団地化とかね。自ら考えて見るのも一つだと思います。内心の自由は重要でしょう。

「言えば結束が揺らぐ。」とか「辺野古移設を容認するようなものだ。」とか言う人もいると思いますよ。もし、そんなプレッシャーがあるなら、考えるだけで口からは出さなければ良いだけの話じゃないですか。そして、まぁ、可能性はどの程度あるかは知らないけど、今よりも雰囲気が和らいだ時、発表するとかね。



俺はね。武力的抑止力を否定するようなことは言えません。それは目に見えなくても存在する力ですよ。でも、日本政府が自衛隊と言う拒否力を強化、また効率化すれば離島防衛程度の抑止力は十分得られると思っている。

だから、日本として拒否的抑止力の確保が前提なら戦力投射に関してアメリカと真っ向からやり合っても良いと思っているし、県外移設に関して日米政府にとっての最善はなくても次善は必ずあると思うけどさ。でも、こんなものは想像を前提にした【べき論】でしかない。

実質論を言えば「辺野古移設が実現するまで世界で一番危険な普天間基地は継続使用される。」と言うことだよね。これは当事者がどう考えるのかの問題だから、本来、俺がとやかく言えるものではないだろうけど、気にはなるんだ。

「妥協は一切ない、交渉も何も否定する。」のであれば、より多くの生活のために何が一番良いのでしょう・・・。まぁ、「自らの思想実現のためだけに動くことではない。」と言うことは、こんな俺でも解るけどね。




参考にさせていただきました

【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101222/plc1012221248011-n1.htm

【朝日ニュース】
http://www.asahi.com/politics/update/1222/TKY201012220249.html


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