THEORY FOR EDUCATION

2007年04月14日 | 教育関連話
タックス・リターン用紙をもらいに大学に行ったついでに、もっちろん図書館にも寄りました。先月借りた本たちを返却し、何か自分向けのよい書籍がないかと検索・検索・・・。

とその前に・・・・、まず先月借りたEducationのテキストブックを読んで思ったのが、Educationでも自分はアメリカの義務教育やEarly Childhoodあたりには興味が(全く)わかないということです。そのテキストブックはイントロコース向けのようだったので、そりゃ~基礎的なことを学び知るにはちょうどよかったのですが、アメリカの義務教育レベルの問題などに触れてもどうも胸がときめかない。(おい)それに自分は義務教育をアメリカで受けていないので、実体験がない分その世界の様子を想像しづらく、自分にはその世代の子供もいないため、なんとなくその当たりへの興味が湧かない。(←持っていて普通な歳ではあるが)だいたい自分が教育方面に興味を持ち始めたのはズバリ、大学教育を受けたことがきっかけであり、同じ教育分野でも、自分はHigher Educationに拘わる道に進むべき。と、改めてこれから学ぶべき方向性が見えました。が、私は教師になりたいわけではないので・・・(そんな器量はない)、まずそれ以外で自分のしたいこと、できることを探さなければなりません。うー、進路決めは難しい。(何)

今回手にした書籍のうちの一冊は、大学の教育学部に属する教授たちにより執筆された、2006年度出版「THEORY FOR EDUCATION」です。これはイントロレベルのサブテキストとして使われそうな仕様で、既に教育に携わっている人だけでなく、これから初めてその分野に進む人にもお薦めだそう。教育分野初心者の自分に適してそうだぞ。いえい!それだけでなく、私がこの書籍に魅かれたのはズバリTheoryの部分。カレッジで履修した政治学カリキュラムではたいていPolitical Theoryが拘わってきて、単純な物の考え方しかできない自分にとって数々の理論思想は衝撃的で、その表現法にも感心させられたものです。教わった理論たちをしっかり理解できたかどうかは別にして(多分ほとんど理解できてない(涙))、とりあえず一つの物事に対し様々な見方や切り口があるということを知るきっかけにはなりました。

今の自分はこれから進もうとしている教育分野に関して、自分のカレッジ経験から得ただけの狭い視野と見解しか持ち合わせていません。なので政治学のTheoryと同じように、教育のTheoryを通じ自分の小さな小さな枠から一歩外へ出られたらいいなと思ってます。まー、机上の理論なんて実用的ではないでしょうけど、今の私にできることは本から学ぶことぐらいですし、院に無事進めた際には、これら理論が役立つこと間違いない。フンガー

このテキストで「教育Theory先駆者」として挙げられていた4人のうち3人は、自分がカレッジで多少なりとも学んだことのある人たちで、Freud、Marx、Saussureについてそのように書かれてあることには妙に驚いてしまいました。心理学で有名なFreudはともかく、Marxは政治経済寄りな人ですし(←私的には)、Saussureは言語学で知られる人(←私的には)。でもそれぞれのTheoryは現代の教育理論に多大な影響を与え続けているようです。(読んで納得)というわけで、このテキストがまた一つの未知なる世界への第一歩となりそうですが、カレッジで別の方向で学んだことのある人たちに再会というのも面白いです。専門分野に進むにはやはり一般教養、様々な分野の知識も必要なんだと改めて実感。カレッジでは一見今後の世界に無関係なことを学んできたようで、実際そうではないんですね。あぁ、ありがたき自分のカレッジ経験☆




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