Greek Education

2007年07月21日 | 教育関連話
Sapphoの本と同時に借りた幾つかの本の一つは「Greek Education」です。(どちらかと言うとSapphoの本はついででしたけど)

「Greek Education」には(皆様ご想像通り)古代ギリシャ時代の教育について色々書かれてあり、これがなかなか興味深い。だって紀元前の話ですから!そんな時代から教育システムらしきものがあったと思うだけで、なんかワクワクしちゃいます。その様子を想像するだけで、かなりワクワクちゃいます。書かれてある情報内容としては、今の時代Web上でさらっと見つけられるような気がしますが、やはり私はアナログ女、本で読むのが楽しいです。自分で見つけ出した本で学ぶのが楽しいです。

私はこうやって地道に雑学を増やすのだ~。(何)

さて、今回この本を読んでちょっと気になったこと、それはPlatoでございます。Platoと言えば私にとっては「政治学」。政治学をかじり始めて初めて!知ったPlatoですから、Platoとくればまず政治学なんです。でもPlatoは政治学以外の世界でもちょろちょろ見かけるお人でもありまして、イントロ心理学でも出てきたし、情報テク関連コースでも(たまたま)ちらっと出てきました。そして今回、教育絡みの本でも堂々Plato~。

そりゃ彼はその国(?)のその時代の人ですから、その本に出てきて当然ではありますが、「教育」を通して見るPlatoはこれまでとはまた違った印象があり、Political Theoryのクラスの課題の一つであった、Platoの「Republic」をムショウに読み直したくなりました。ちゅうのも、Platoのチャプターでやたらと「Republic」について触れられているんです。これは絶対読み直さねば。フンガー それにですね、今思い返してみると、Political Theoryのレクチャーでも「Education」というキーワードがやたら出てきたんですよね。ふっ




当時はクラスの性質上「政治理論・哲学」ということしか頭になく、軟らかい考え方ができなかった私ですが、今はPlatoのEducationに通じる理論がムショウに気になります。別の視点で読むのは絶対楽しいはず・・。そしてついでに・・・大学で履修したPolitical Theoryコースに感謝です。これがなければ今回PlatoやRepublicに気を留めることはなかっただろうから。(その証拠に他の知らない人物にはどうも気が入らない)ぷっ

というわけで、大学の図書館でPlatoのRepublicを借りる予定でございます。
そこにあるのはわかっているのだよ。フンガー





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4 コメント

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勉強の歌 (tom(30代ESL生))
2007-07-22 19:14:23
大人になってから(“いい年して”なんて言わずに)勉強するのって面白いですよね。それにしても管理人さんが取っていたコースって難しそうなものばかりですね!ビジネスと違って、よっぽどリーディングが出来ないと概念とかつかめなさそうデス(←現在リーディングで苦戦中)。
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Unknown (30代管理人)
2007-07-22 23:24:34
■tomさん、
Political Theoryは(正直)ちんぷんかんぷんに近かったです。(爆)
でも数字を扱うようなものと違って正確な答えを出さなくてもいいもの(理論とか)は、履修しているそのときにしっかり理解できなくてもいいんじゃないかと思うようになりました。在学中であろうが卒業後であろうが、後になって見えてきたりわかることがたくさんあるんですよ~。(意外と日常に転がっているだけに)そしてそういう発見がとても面白いです♪

でもビジネスも専門コースとなると難しいもの読まされそうですよね。(←脅すな)コミカレは大学より色々な面で甘いので、1年目から早速大学に行かれるtomさんの方が大変そうです~。(汗汗)
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こんばんは (eros-thanatos)
2007-07-27 20:03:14
プラトンの『国家』を借りるのですね。
私は岩波文庫が積読してあります(笑)。

ところで、外国人名は同じ人物でも日本語と英語だと異なっていて面白いですね。
英語で人名を言われても分からないことが多々あります。
むかし観た映画(タイトルは失念しました)で、主人公の男の子が、或る人物を「ソウクレイト! ソウクレイト!」(「ソウ」にアクセント)と呼んでいました。
「誰だ?」と思ったら、なんと「ソクラテス」!

また、中学時代、R.ウィリアムズ主演の映画『いまを生きる』(Dead Poets Society) を観たら「ホーマー、ホーマー」という名前が出てくるではありませんか。
「ホーマーっていう偉大な詩人もいるんだなぁ・・・」と思っていたら、「ホメロス(ホメーロス)」のことだということが後に判明。
「へーぇ!」って感じでした。

偉大なプラトンも、「Plato」と書かれると何だか可愛らしいく見えてくるから不思議です。
「プレイトー」ではなく、アクセントをつけずに「プラト」と読みたくなってしまいます。
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Unknown (30代管理人)
2007-07-28 00:19:28
■eros-thanatosさん、こんばんは。
おおー、Republicは「国家」というタイトルなんですねー。きっと日本でも幅広く読まれているんでしょうね。私はさっぱり知りませんでしたが。(爆)


>外国人名は同じ人物でも日本語と英語だと異なっていて面白いですね。

同感です。たとえば私はPlatoことを英語読みではじめて認識したんですが、日本語Webで「プラトン」と見たとき、私にはそれがすごくお間抜けな響きで「なんじゃそれ?!」でした。(笑)あと、「ホメロス」は日本ででも見聞きした名前ですけど、「Homer」と同一人物とはとても思えませんねぇ。なぜに日本語では「ホメロス」なんでしょうか・・・あ、グリーク読みすると「ホメロス」なのかもですね。


>中学時代、R.ウィリアムズ主演の映画『いまを生きる』(Dead Poets Society) を観たら

いやん、中学時代に「今を生きる」をご覧になっただなんて、お・わ・か・い。(笑)私はようやく英語をかじり出した頃(←既に社会人)この映画をビデオで見たと思うんですが、ホーマーに関する台詞があったなんて当然のごとく記憶にないですわ。(笑)やはり無知過ぎると気が付かないことが多すぎてほんとつまらないですね。ちっ
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