履修理由(2)

2006年01月27日 | 政治学


政治学400:Economic Relations in Global System (Writing Intensive Course)

ドッカーン。
恐怖の「Writing Intensive Course」。
ドッカーン

さて、この「Writing Intensive Course」はBachelor’s Degreeの卒業Requirementです。
四大では「Writing力強化!」クラスを履修しなければ卒業できんのです。
(一応一般教養のひとつみたいなもの)
でも大学でこういうクラスが義務付けられるのは当然かなと・・・。

政治学を専攻している生徒は、四大卒業後たいていLaw Schoolに進み、弁護士への道を歩みます。
特に法律となると読み書きの力はとても重要なはずだから、
Writing力強化!なクラスは、将来的に多少なりとも役立つはず☆

このWriting Intensive Courseは、卒業前に履修する必要はなく、実はいつでも取ることが可能なものです。
私が取るのは400番台(Senior向け)のクラスで、
多くの400番台のクラスはWriting Intensive Courseとなっているけれど
中には200、300番台のクラスもWriting Intensive Courseとして開講されています。
この200、300番台のクラスの場合、Writing Intensive Courseとして履修するかしないかを選択できます。
(クラスによっては教授の許可が必要)
そして卒業Requirementの条件としては、Writing Intensive Courseは自分の専攻分野でなくてもよく、
その気になれば専攻を決定する前からWriting Requirementを済ましておくことも可能であります。
私はWritingがほんとに苦手だし、経験が浅いうちに大掛かりなペーパーを書くなんて
ちょっと無理があると思っていたので、早めにWriting強化コースを取ることは考えなかったけれど、
選ぶクラス(分野)によっては、そう大変なことではないかもしれません・・・。


Writing Intensive Courseはたくさんのクラスが開講されていて、
ポリサイだけでも毎学期10クラス弱くらいはあるんじゃないかと・・・。
ま、私はポリサイの中でも国際政治専攻なので、Writingコースも国際政治の中から選び、
コースはGlobal Political Economy☆
このほかに、「国際関係」とタイトルがついたもの、「アイルランド政府」がらみのものなどがあったのですが、
国際関係の担当教授↑は、私が以前履修したクラスの「Kosovoエキスパート」だったのでいきなり却下。

なぜって?この人はUNや東ヨーロッパに詳しくても、
大学での教授歴が短いだけに「教授」としてはどうかな~?という感じなので(おい)
こういうWriting強化的クラスには向かないんじゃないかな~?と思ったので・・・
(同じKosovo話聞くのもやだ)おい

ちなみにですが、個人的に私は違った教授のクラスを取りたいです。
教授それぞれに得意専門分野があるものだし、その得意部分を是非教わりたいですから☆
ってことで?私が登録したWriting Intensive Courseは初の「Political Economy」で、
このクラスの担当教授は、どう見ても「Political Economyオタク」。ぷっ
オタク呼ばわりしてしまうほど、その世界にどっぷり嵌ってらっしゃるお方です。(←それがまた嬉しい)
しかもWritingを教える面でもかなり気合が入っている!
その分大変なのは百も承知だけけれど、こういうやる気満々で、教えることに自信たっぷりな教授好きです。
(ただそれを受けるだけの力が私にはない・・・くぅ~)

このクラスは週一、3時間のクラスなので、
通常クラス説明だけで終わるはずの初日、いきなりレクチャーがありました。
テキストの予習なしだったせいか、教授の話は正にちんぷんかんぷん。ガーン
っていうか、もし予習してあってもわけわからんそう・・・・
実は政治経済の中でも、どうもTheoryとかPhilosophy中心になりそうで、
それはそれでとても!興味があるのだけど、て、て、哲学となると、かなり不安。(このクラスもヤバイ)


それからペーパーは「リサーチペーパー」ではなく、哲学の「リアクションペーパー」になりそうです。(そんなもん書けね~!)おい
12Pペーパーを二回書かされるようで、これらはFinal以前に終了するためFinal Examはきっちりありまして、
そのFinalは(当然)In-Class Essay。ガーン
しかも今学期履修している「European Politics」と同じ試験日。あぁ、最悪。(涙)

もしかしたら今学期で卒業できないかもしれない・・・・(滝汗) 
(落第の恐れアリ↑)


Text:
A writer’s Reference $31.35
Imperialism $15.20 (European Politics共用)
General Theory of Employment Interest and Money $10.90
Capital $14.50
The Wealth of Nation $16.35
Millennial Keynes $27.10
The Modern World System II $48.70

Economic Theory of the Feudal System (未入荷)
National System of Political Economy (3Vol.) (未入荷)
Political Economy and the Rise of Capitalism (未入荷)

このクラスの現在までの出費高: $164.10 (-$15.20) ふぅ・・・
だいたいこんなに読めないよぉ~(涙)
アダム・スミスとマルクスなんて、各1000ページ以上もあるんです。(涙)
(ま、全ページ読まされることはありませんが)



★★★人気blogランキング★★★
クリックどうもありがとうー





最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (zisenn)
2006-01-27 21:17:54
 これが以前ご説明くださった、卒論に代わるヤツですね。意訳すると『読み書き実力養成講座』みたいな感じでしょうか。それにしてもお話を聞けば聞くほど興味深く、そして大変そうですね。



 ちなみに卒業式のときは、四角い学者帽?をかぶって欧米の最高裁判事のような正装をされるのでしょうか。テレビで見たことがあるのですが、あれは良いですよね。学業が大変なのにミーハーですみません(笑)
返信する
Unknown (30代管理人)
2006-01-29 03:42:32
zisennさん、

そうです、卒論もどきのものですー(笑)

Writingコースでは通常25Pをひとつ書かされるはずなんですが、

私が登録したクラスでは2つ(12Pずつ)に分けられるようです。

長いペーパーを書くより、↑こっちのほうがなんとかやれそうですわ。(ほんまか)



アメリカの卒業式スタイル好きです~♪<最高裁判事

でも衣装代結構するんですよ・・・。(←これが理由でコミカレでは出席せず)

教授や関係者もそれぞれ自分の卒業校のマント?を身につけて出席するので、

ある意味学歴自慢の場にもなりそうです。がはは

返信する
Unknown (zisenn)
2006-01-29 14:28:17
 冗談でも卒論もどきと言うには余りにもハードですね。でも厳しいぶん教授が真剣に読んで評価してくれそうなので、書く側としてはそれが一番嬉しい気がします。



 子供のころ上智大の比較文化学部に通っていた身内が、リーディングアサイメントやエッセイで苦労していたのを思い出します。夜遅くまでタイプライターをバシバシ鳴らしているのを聞いて、子供ごころに『自分は絶対にイヤだ!』と思っていましたが、こちらのブログを読んで印象が少し変わりました。管理人さんの行間から、やりがいがあって楽しそうな雰囲気が伝わってきます(笑)



 日本で普通に生活しているとナカナカ知ることの無いアメリカでの講義のことなど、いつもホントに興味深く読ませて頂いております。





 あと、テレビでしか見たことがありませんが、アメリカの卒業式はいかにも学位授与式っていう感じで良いですよね。みなさん卒業式の晴れ舞台であのマントと帽子を着るのを目標に頑張っているのかと思っていましたが、そういうミーハーな心構えでは厳しい学業を乗り越えられないですよね、失礼しました(笑)
返信する
Unknown (30代管理人)
2006-01-31 04:18:45
zisennさん、

どっちが大変なんでしょうねぇ。<卒論とEssay

卒論はトピック選びから仕上げるまでかなり手間がかかりそうですけど、

私のペーパーは与えられた課題を書くだけなので

卒論よりラクかもしれないです。ただ、哲学ってのが・・・(滝汗)

でもzisennさんの言われるように、丁寧に評価してもらえそうなところは

とてもありがたいと思います。

一度見てもらったあと、手直ししたもので評価してもらうようなので、

どん底の成績は免れることができそう・・・かな?(笑)



おおー、そうですね、一昔前ならタイプライターですよね。

タイプライターを打つには指の力相当いりそう。(笑)



興味深く読んでくださってるとは、どうもありがとうございます☆

限られた人にしか読んでもらえないようなブログなので、

尚更嬉しいですわ~ん。



ミーハーな心構えの大学生はきっとたくさんいますよ~。

特に私の大学はレベルが高くないので、

遊び半分で大学生やってる生徒は結構いるんじゃないかと。(笑)

私は学力が足りなさ過ぎてかなり苦しんでおりますが。ううっ

返信する