ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~ぼくの隣人~

2013-03-10 15:51:04 | ポエム(童話)
海が
なにげに
そう
バタフライ
みたいに
けれども
それほど
激しくない
しぐさで


大地ねこそぎ
草花
おそらく
動物
つまり
人間も
(人間だよね?

ゆったりと
さらっていった
(こうゆうのっていつも悲しい



おもいだしてた
地球の地震津波そして収縮
ぼくたちの地球の収縮
は、
とても
すごい
速度
で、
地球の
手足は
みるみる
鉄化
して
いって
一直線に

へと
落下
して
いって
いまも、
し続けているのだろう
じぶんの
一部
みたいな
生物
みんな
引き連れて
(いまに(この星だって



もう
すっかり
泥の海
だ、
から
(おや?
這いだしてきた
蟹股だ
猫背だ
人間だ
(人間だよね
勝手にだけど
ぼくの
隣人
(よかった生きてたんだ、けど
一人きり?
家族は?



悲しく
長い
吠え声が
きこえる



ぼくの
家族の
泣き声が
きこえ




ごめんね
ぼくは
新しい地球を、
プレゼント
できなかった




遠くに
見える
地球は
もう
うんと
錆色



それでも
かれは
狩りにでかけた
蟹股で
猫背で
残された
じぶんとゆう
一人ぽっちの
命の
ため




ぼく

小さなロケットに閉じこめられて、
かれの住んでる小さな星の周りを回って(勝手にだけど
生きてる



よかった
獲物に
ありつけたんだ
ぼくも
宇宙食を
食べよう
(もう少し
しか
ない



で、
(ゆわゆる
宇宙の渚を抜けて1020秒後、ぼくのロケットは壊れた
そして
水も
もう
少し



いま、
電子が
ぼくの足首の辺りから
飛び立った
たえず
ショートしあってる
火花燃やしあってる
電子の沼へと
跳びこんでいった
ぽつり

ぼくが
浮かんでる



(右足はもう抜け殻
(もうすぐ全てが抜け殻になる
(そのあとは分からない



ただ
ぼくの大好きな人たちに、
ありがとうがいいたい
幸せだった

いいたい
いまも
不思議なんだけど
不幸せなんかじゃないんだ



ぼく

隣人
ほしてた肉を
腰につるして
旅に出るみたい
歩きだした
蟹股で
猫背で
多分
新しい
かれの
隣人を
探しにゆく



さようなら
たくさん
ありがとう
もう
きみを
みつけられないと
思うよ
いま、

終わっちゃったから



仲間たち

誰か
Takesiかなー
新しい地球
みつけたかなー



大丈夫

思うことが
いまの
ぼくの
救いなの
尾根の上



動いてるものがみえる
猫背だ
蟹股だよ
ぼくの
隣人
だよ
必死で
歩いてるよ
なんか
(なんか
(自然現象みたいに
(美しい
(命

きみは
ひたすら
歩いてる

飲んで
無い
のに
こんなに
涙が
零れ