～憧れ～

みんなにはみえないいろ　みえるひとがいる
みんなにはきこえないおと　　きこえるひとがいる
みんなにはかんじれないかなしみ　かんじれるひとがいる
みんなにはかおらないかおり　かおれるひとがいる
みんなにはわからないやさしいことば　はなせるひとが　いる





みんなでないそのひとは　せかいの　ほとんどがけっぷちで　おっこちないようにと、おっとっとっと、と、ちいさなちいさなともしびともしてる///(せかいのそとがわにいたいのさ)///と、おもう


～エーデルワイズ　咲いてるとおもう～～～





けれども(わたしは　せかいのまんなかで　飽きた厭きた倦きたもうすっかりあきたうわさばなし（きょう　また　みんなとしていて


それはその人を踏みにじっていることで（それは悲しい習慣で
（も（その人を格しているその人の核までを（犯すことはできないのです


美しいから


～咲いてほしい　ワスレナグサ～～





ちいさなともしびはそのひとで/そのひとじしんで、/ちいさなちいさなけしずみになってしまうまで/ともって//それは、
美で/くるしいほどの美で/まっくろな美で/コツンとしてるかもしれない美で/もしかして　こわれやすいのかもしれない　美で


わたしは
真理
を
核
した
その美に


ないてしまう


憧れ


の


ともしび


エーデルワイズ





みんなにはみえないいろ　みてるひとがいる
みんなにはきこえないおと　きいてるひとがいる
みんなにはかんじれないかなしみ　かんじて　ないてるひとがいる
みんなにはかおらないかおり　かおってるひとがいる
みんなにはわからないやさしいことば　はなしてるひとがいる





～エーデルワイズ　咲いている～～～





















＊　画像は、(季節の花　300) から、おかりしました。ありがとうございます。

～雨～

このシンフォニーには晴れた空が必要なのといってトランペッターたち、晴れのうねってる星へといってしまった



(降る



雨は
巨大な
スチールカーテンの振りをして
地球をくまなく流れる
微細な
無数の
指



(世界中の女を隅々までヌードにしてしまう水のような男たちの指



に、
追われて
走り消えたアビシニアン



坂道を研磨する(真っ黒な無数の指



轟くいきものの匂い　(フォルティッシモ
ペダル強く踏んで遠吠える空腹の液体のライオン



(びしょびしょ



に女を濡らす
男の指は
冷たく激しく痛い
垂直の縞模様の
鋼鉄の
カーテン



にはね～



恋～



潜んでいないの～



と
いって
女は
トランペットの
おおらかな
フレーズ
(しゅっしゅぅって
呼んで
手綱にして
晴れの
うねってる
星
へ
と
いって
しまった