ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~いじめられてるきみへ、わたしのばあい~(ps.13)~「おかえり」~

2018-08-16 15:03:21 | いじめ
~「おかえり」~




ちいさなわたしは
ちいさなことで
ひとびとに
ちいさくぜつぼうしてしまった
しまって
あなたのぬくみにかくれたら
そこは
ちいさな部屋でした
(あなたが美しいと感じるものだけのある部屋)
そこであなたはひろやかに話してくれた
【ひとのなかへでかけていってこうしてかえってきたじゃないか】
「おかえり」
【灯にまもられてかえってきたんだよ】
【足元を点す灯、そして美しいものを点す灯】
【ひとのひょうじょうことばましてあたまのなかまでは点さない、それはみるひつようがないからかんがえるひつようがないからなんだよ】
【そんな灯にまもられてきみはきみの足元とひとびとの美しいものだけをみてかえってくる】
「おかえり」

























~曼珠沙華~

2018-08-11 13:41:12 | ポエム
陽に煌めいている赤い湖がみえる
加速する至れば嗚呼
無我夢中で咲いてる
曼珠沙華の
大きな
水玉




林立する薄緑色の茎のうえで
ひたすら絡みあって燃えてる
燃え転がってる
妖しい火の
妖精たち




赤い焔の走馬灯が駆ける
(じゅうしで摘まれた曼珠沙華の歌がきこえる
悲しい涙で綴られた残酷な歴史




嗚呼空が燃え始めました




天幕がワ嗚呼燃え落ち始めました




真っ赤な夕焼けがじゅうしのあの子のビードロを零しながら流れてゆきます
キラキラキラララ
戦争はしないでくださいときこえます