ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~らいきゃく~

2013-11-29 17:10:54 | ポエム
いいパーティーだった
いい飲み会だった(チガウナー
いい酒だった




アルプス登山の写真をみせてもらいながらお酒を飲んだ。若くて死んでしまった私の叔父を知ってるフランス人。叔父の知り合いだから?語る人ではなかった。
だから
私達はただただ飲んで写真をみて、涙
滲み落として私しまって
岸壁に浮かんだ彼の魂
命を細く削りながら一歩一歩登り続けながらホッと吐いた魂
透徹した孤独の魂
達が至った
信じあう
人間





そこでは沢山の旗がどんどん怒る風に引き裂かれ絡められ叫んでる大きな口の束になって遥か彼方の次元へ怒る風に打ち消されながらも手を差し伸べるようにヤッホーと叫んで呼びかけ続けてるんだ




帰られるとゆうのでタクシーまで送った。
火花の行列が延々と続いてるなかへ溶けて消えて車
いってしまった


いつまでも魅ていた
19才の少女だった
叔父達はフランスのブドウ園の季節労働者で仕事を終えるといつも飲んで歌って
どんどん厚塗られてゆく闇
を引き裂いて手を伸ばしてくる星たちに乾杯してた
地つづきの宇宙
次元を超えて呼びかけあうものたちの塊



いつまでも
魅てた


いい酒だったなつかしい声だった(チガウナー夫だった














~クリオネ~

2013-11-22 15:19:50 | ポエム(童話)
水族館とゆうおおきな透明なチューブから吹き湧くあのブルーフィッシュのように巡る破線になって流れこんできたママと萌、姪、の破線わたしの腿に巻きついてわたしの瞳みあげて


(クリオネ(クリスマスのキャンドルみたいだった
(真っ赤な炎(胸に(点ってたよ


みあげてる瞳に白ろうそく色したかわいい翅したクリオネが


(じゃないでしょ
(クリオネは貝の仲間でしょ
(説明きいてないんだから


ママの声に真っ赤な炎消して白ろうそく色のアンテナ立てたクリオネなにかつたえたいの

ポットの紅茶盛んに対流してもしかしてなにかつたえてるの

クリオネの泳ぎ方の縦書きでミルフィーユのパイ片萌の頬謎って散ったなにかつたえたんだ

つたえあってるピンクのテーブルセンター


(帰るよ


いわれてホーセンカの種になって弾き跳ぶ萌もう玄関(褒められたいスピードだね、のに、また、わたしに戻ってきて頭に巻きついてきてファウファウばかりのつたわりにくい萌の内緒


(点ってた炎(クリオネの微笑んでる心だよ(あったかいんだよ


そうつたえて萌また巡る破線になってクリオネと一緒にママへと流れていった、微笑みかけてくれるクリオネの心のあたたかさわたしに残して












~北で~

2013-11-15 15:33:52 | 2007・4~2009・3に、かきました



天上のペンキ屋がかなり大量に白いペンキ零したんだ

みたいに、地上の凹凸はすっかり埋められてて、まっ白まっ平のてらてらになってた

・やるだけのことはやったんだから
・結果は考えない・・・・・・・・・・
・大学なんて・・そうゆうことも考えない・





うぉ!!!
機外はがちがちの晴天
空気はじゃりっと本音しか語らないんだ

人はみんな命気体にしてて
>生きてるから
>ここに居るから
って狼煙みたいに合図しあってる





車をレンタルした

凝固した水で組み立てられてる限(キリ)のない幹線道路

双葉マークなのにスピードだした

ドライアイスみたいな煙の塊がしっぽつけて横切った

急ブレーキかけた

スピンした

それがみんな一瞬だった





足が震えた

少女が笑った

23Dの少女

水からあがったばかりのあの濡れようで目と唇てらってさせてて黒い髪ずっといじってて23Cの席へママママってずっと話しかけててついでに23Aの僕をちらと見た

それだけ

多分15才位の

それだけ

の少女





何処に居るんだろう

さっき迄一緒に飛んでた空へ大きな狼煙を揚げてみる

隠れてた水蒸気が白く走った

もっと走れ

もっともっと走れ

23D迄





天上のペンキ屋が刷毛をしごいたみたいに切っ先に氷付けた鋭利な結晶がシャッと落ちてきて僕を刺した

抜き取ったら素早く溶けて笑ってた少女の姿でいやらしく流れた

・落ちたら・・働きたいな・・大学なんて・・













(画像は季節の花300さんからおかりしました。有難うございます)

~独りごと~

2013-11-08 12:50:59 | ポエム
家路につくときの安らかさ
いつも一緒にいる心の人々
粉々に輝く白を
内包している
ふくらんだ
黄金色の
宇宙。
時が
少しずつ
熱い
赤で



丘を
まっ黒に



少しずつ
ゆく
宇宙。
いわれなく
心にいる人々に
いわれなく
ありがとうと
独りごとのように
詩をかく















~晴れわたった漆黒~

2013-11-01 13:36:55 | ポエム(童話)
キャーキャーと
光の瀑布の中で放つ喜びが
また光になってしまう
ディズニー・ランド


あふれてるものは
好きなものだけ


嫌いなものって
いらないのだろうか


重いドライアイスの煙に
目を傷め
目を瞑る


わたしとわたしの好きなものが
消えた
イルミネーションの残影も消え
撒き散らかされてた光の映像の全て
が消えた


晴れわたった漆黒


星たちの成長


ボワッって膨らんで
揃って伸びて
そして
かそかな震動で告げてくる


(好きなものも
(嫌いなものも
みんな
繋がって
るって
(光も
(闇も
みんな
繋がって
るって


あゝ
また
身を
揺すって
星たち
成長
した


そして
いらないものなんて
ないって
ひとつでも欠けさせてしまったら
繋がりは
解け
ぼくたちは
どうしようもなく
どうしようもなく
孤独に
なって
しまう






星たちが震えた


ランドが
光の瀑布を
折りたたんで
膨大な電球たちに
身支度させて
ほんものの夜
晴れわたった漆黒
へと
繋がって