ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~きょうの旅~

2018-05-28 16:27:57 | ポエム
朝露のシャワー浴びてる縞緑の芝生
靄ってゆく銀色の雫




いつもは友達と戯れている少年
一人ベンチに座ってる
その拳の形に膨らんだポケット
気づかれぬよぅそっとみたら
苦しい程の愛のあること
私、
おもいだしました


命って時にベンチに座って赤く光ったりするのですね




もうながく
おかれた時空にただ居るだけの人の傍らで
涙零したら
あちこちで火花散らしてる憎しみ
ただ只管(ヒタスラ)焼き直してる直向(ヒタムキ)
みえたのです
(人類は少しずつ救われてるのだと
まるで経験のようにおもえたのです。
人知れず贖う姿
その荘厳
私、心の手あわせてました


命って横たわっているだけで偉大なのだと思いました




完熟した太陽に包まれてる赤橙の公園
噎せかえるよぅな命たちの赤橙の馨




スピッツが全速力で走ってる、白い弾丸、長髪の彗星
うけとめる一人の青年の笑顔うけとめて
やさしく犬の背なぜてる
やさしい
美しい

(やさしかった)
心の中の貴方の手
私、いまも撫ぜられながらやっと生きてます
「優しさ」にささえられなければ生きてゆけない脆い
飴細工


そんな命もあるのです




様々に生きてる命。深く浅く大きく小さく。たぶん様々な幸せにむかって。生きてる。








~きょうであった命~