ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

浜田廣介(作)梶山俊夫(絵)「泣いた赤お」(偕成社)

2016-08-22 16:05:10 | まけぐみの宝石たち
青おにさんはすごい
わたしは青おにさんにはなれない
誰かをそこまで愛せない
誰かのために自分をだいなしにしてしまう勇気がない
たぶん
まだ
愛が足りてないんだ
勇気が足りてないんだ




p.20「・・・なにか、ひとつの、めぼしいことをやりとげるには、きっとどこかで、いたい思いか、そんをしなくちゃならないさ。だれかが、ぎせいに、身がわりになるのでなくちゃ、できないさ。」


p.44「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            ドコマデモキミノトモダチ
                     アオオニ」




青おにさんはすごい
わたしは青おにさんにはなれない
誰かをそこまで愛せない
誰かのために自分をだいなしにしてしまう勇気がない
たぶん
まだ
愛が足りてない
勇気が足りてないんだ




「泣いた赤おに」の荒筋として、この本のカバーの折り返しにかかれてる言葉を、写し書いておきます。「鬼には生まれてきたが、鬼どものためによいことばかりをしてみたい、できることなら人間たちのなかまになって、なかよくくらしていきたい、赤鬼が、そう思って村人に親しまれようと苦労します。
青鬼が、その赤鬼を信用させるために、犠牲になって助けますーーー
鬼同志のまごころがおりかさなってひびきあい、読者の胸深くにとどく「ひろすけ童話」の代表傑作です。一生懸命正しく生きようとする誠実さへの慈悲のこころが、うたうような語り調子の文章行間からあふれ流れ伝わります。」