夢、花(ムカ)☄

ブルトーザーでこわされたんだ花草木、しなないでくださいと雨がふってる





きみの胸の花鍵あけたらただただただ赤いいっぽんの夏ぼたん





草むらのいっとうしたで枯れ草のなき夢のよう咲くももいろの花





野の花をおきわすれられ傾(カシ)いでる、シーソーの夢のぞく月のかがやき





ふとんを蹴ってるきみの夢わかりやすいMORITOのうみで泳いでる

◇考えても分からないのですが

考えても分からないのですが

クラス三十人いたとして
苛めグループが十人いたとして
後の二十人は苛めに加わらないんですよね。

✓苛める人間と
✓苛めない人間

が、
れきぜんといる。

この違いはどこからくるのでしょう?

酷い苛め方を平然とする人間と
しない人間

この二種類の人間。

くも☄

おうたこに「まもってあげる」そういわれ、守れるかとゆう不安ちぎれ、雲





爪ににた桜かおる小枝の芽そらの乳房ひっかいた筋雲





この桑にであったきょうから翡翠蜘蛛、ウェディングベールで春雨いけどる





くもなくくもへんようしくもいきてるのにどうしてひとくるしむんだろ
(苦もなく雲変容し蜘蛛生きてるのにどうして人苦しむんだろ)





てぃサロンきりないよねってきょうもいって、雲間みえかくれする金魚の赤





たわわに雲咲き舞い降り雪柳地熱でくゆり母かおりたつ

あいたくて☄

あいたくて夢のドームを流したら数カイリ越えきみの微笑(ビショウ)





土地そろい時刻ゆがんで晴れわたったトレモロミューズのむすこがきた





ごめんねと遅刻に揺れる長い髪アルママター藤とおい刻(トキ)が舞う





ひさびさにならびすわって膝におく結び目きつい初恋の赤





すきだからわかれられないげこう坂発泡酒のローゼいっ泡(ポゥ)ずつきえて










(写真は季節の花３００からお借りいたしました。ありがとうございます。)

◇最近聞いて感動して泣いた言葉

いじめられても
いじめはしないぞ

暑、夏(ショカ)☄

からだじゅうでおはようってゆうんだもん、この青星でまた親になる





たわむれるイルカの親子みたいなの、だいすきなのとぬるぬるつたえる





まだしらないんだ海と陸の境、だからきみはじょうずに雨を泳ぐ





ずっとみていたいってわかるかい(くるしいほどに)きみのでたらめなにくたい





なげだしたよんほんの足とぽーちゅらか、にたDNAだねうだる砂浜





ジンジャーが焚火みたいにころがってるねっきでゆがんだゆうひの刺繍





まんかいの蝉の羽音にとりまかれ青い氷河へ触覚放つ





セミヌードで砂をきゅるるとまぜたからおわってしまった夏の砂時計

祭、夏(サイカ)☄

わたあめはたべるのでなくながめるの、かつてわたしもろいこいしてた





「さみしいね」浜へいくとそういわれる。ちかくとおくへいってしまったりゅう

　　　　　　　　　　　(りゅうはしんじゃった愛犬です)



ひっしでにげる金魚たちのきょうふ「やめよう」そらのいちぶみたい水槽





お神輿についてゆくこをおってゆくすこしいやんなっちゃう回転木馬





クレパスの色とりどりの輝く輪、花火はこんな美できみにのこった

◇ケーテ・コルヴィッツ

何時か一つの新しい理想が生まれるでしょう。
そしてあらゆる戦争が終りをつげるでしょう。
この確信を抱いて私は死にます。





その為に人は辛い努力をしなければなりませんが
何時か成し遂げられるでしょう。





平和主義を単なる安全と考えてはいけません。
それは一つの新しい理想
人類を同胞としてみる新しい思想なのです。