ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~夏のスクリーン~

2012-06-12 15:33:46 | 2007・4~2009・3に、かきました
あなたが
わたしを
呼んだから
わたしは
あなたの頃の
蜃気楼になって
あなたに映った




(夏のスクリーン




燃えてる太陽の黒髪
光のシャワー
~眩しい~
パイプオルガン
砂まみれの少女たちが弾く
(夏のメロディー
髪一面あなたの装飾音いっぱぁぃ
になったら
太陽
しゃらぁん


掻き上げて
結い上げて
出掛けて
行って
しまう




すると、
あなたは
少女たちを
膨らませるの




膨らんじゃった少女たちは
その丸さを後ろ手にして戸惑って何か
後ろめたいような思いにもなって何故だろう
淋しいような思いにもなって
~うっとりと水面に映る~
映ったりもして




女を
初めて
ひと齧り
する




(髪アップにしたいの似合うかしら




あなたが
わたしを
呼ぶから
わたしは
あなたの頃の
蜃気楼になって
ほら
こんなに
映ってしまった




(夏のスクリーン






















~それは魚類のような恋だった~

2012-06-12 15:25:33 | 2007・4~2009・3に、かきました
そう
恋をしていたのです
そう
手を繋いで
つんて
おおきくなった
乳房を
みせたかったり
かくしたかったり
して
恋をしていたのです
恋の明日なんて何も考えてなかった
恋の昨日なんて何も覚えてなかった
いつも
いつも
いっしゅんのなかで
いつも
投身自殺みたいに
海に飛びこんで
海の真っ青なお腹のなかで
愛の卵を産んでいた
そんな
魚類のような
恋をしていたのです

















2012-06-12 14:48:14 | ポエム
ほしもつきもひも けはいをけしていた

い、壁




かなしそうな め
うちきな くち
いつも
うしろに
はじっこに
いるのに
うつくしいから
なの、
ひとり
せかいの
ふかみに
いた




(命(だけ(の(映像




それは
たぶん
とても
かなしい
状況
だったと
おもう
けれども
とても
きれいな
状態
で、
もういい
もういい
って、
うちゅうの
アガペが
いったんだ
壁 裂いて 蒼 滴らせて




(かなし
そうな め
うちきな くち
いつも
うしろに
はじっこに
いた
うつくしかった
Jugend




の、
映像、
いつも
きみは
しあわせそうだね、
と、
まだ
いっている
それは
とても
すばらしいこと
なんだよ

まだ
いっている
ああ
わたしは
とめどなく
とめどなく
白雉

なって
いって
いる




~どどどどど~
蒼い壁

決壊
して
いって
いる




つき

なだれ
おちて
いって
いる