ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~庭の木蓮~

2013-04-30 15:45:37 | ポエム
庭の木蓮
今年も
疎らに
咲い



ほぼ(いち家族ほど


そろって
てつかずの星流のてつかずの魚群のてつかずの一瞬

ひそめて
ねらってる
ほぼ
(いっ家族ほどの
白猫たち


春風
そよぐ
メゾフォルテ

そよがせる
ゆるる

ほぼ(ひと家族ほどの
庭の木蓮


(にゃあ~


今年も
白猫たちに
咲いた










(画像は季節の花300さんからです。いつもありがとうございます。)

~いじめられてるきみへわたしのばあい~(ps.4)

2013-04-30 13:50:50 | いじめ
きみは、
いじめられてるけど
いじめてるわけじゃない
んだから、
自分が幸せと思うことを
思い存分すればいい
と思う
たとえば
詩作
とか
(笑)
じゃなくても
なにか
考えて



学校ね
学校へ行きたくなかったら
行かなくてもいいんじゃないの
わたしのばあい
いかない

いま耐えられない苦しみは
スルーしよう
あすには耐えられるかもしれないから
人間てそうゆうふうにできてるでしょ
(きのうできなかったこといまできちゃった
みたいな



きみは、
いじめられてるけど
いじめてるわけじゃない
んだから
自分が幸せと思うこと
すればいいと
思う











~不意に~

2013-04-19 14:00:56 | 2007・4~2009・3に、かきました
それは
不意に
やってくる

わたしは
ただ
砂浜海岸を
ぼんやり
眺めていた
だけ
なのに

雄叫びの声がして
馬たちが
駆けこんできて
その
途方もない
ひづめの
バイブレーションで
砂浜は
プリーツに
暴れて
ぼろぼろ
くちゃくちゃ
に繰られ続ける
朝焼けのシフォーン

ただ、
眺めていただけ
なのに

どどどと
やってきて
わたしの精神を
爆ぜさせ
言葉

種子

撒き散らしてゆく




不意に




それ






(書いた当時の題名は「わたしは不治にただれてる」でした。かなりかえました^^)

~桜~

2013-04-19 13:41:49 | ポエム
風がいそがせるから(カーディガンわすれてしまって
きそってとびこむ桜の花びらたち
鏡面を
砕き
泳ぐ
大蛇

ピンク

びっしり


ひとひらひとひら違った孕みかたで木漏れてくる陽の瞳みごもって流れてゆく
善福寺川
桜並木
万物













のは、
どの花びらも
みな
違って
いて
違った
名前が
ついて
いる
から
なのよ

つまり
おまえ
って、
いわないで

だいじょうぶ
わたしは
こんなに
あたたかい


ヒヨコ、
ゆで卵で作ったの
海老フライの林で遊んでるの
ぶりの照り焼き
合鴨のロースト
はねっ
空豆の萌木色ぎゅって抱いて飛んでいかないの
恋?初恋?いいな~って緑色のブロッコリーが


宇宙、
空になったお弁当箱に花の宇宙を詰めている
みなれたかみしめかたのお口のみしらぬ少年が
ひとひらの花びらからでも万物を楽しめる百歳の方へ
贈るふっくら炊きたてごはんみたいな花の
宇宙











☆笹井宏之さんの短歌☆☆

2013-04-13 17:07:16 | 笹井宏之さん


靴音の消えてしまった街角でふいにモーツワルトがうたいだす



「シンフォニー40のような気がするのですが
「やっぱり歌曲でしょうね^^








星が甘いのを知っている私たちの頭上で出産しはじめる獅子



「星が甘いことを知ってるものだけが見れる
「リアルで壮大な星座
「息をのむ