ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~不思議なのですが ほんとうなのです~

2009-10-27 11:20:25 | ポエム

心のなかの詩の色とりどりの芽
一本一本にふぅーーって息吹きかけて言葉咲かせようとしてました
ふと
冷房がきついナーと思って
前の席のおじさんなんだかじーっとみてるナーと思って
重いメトロの深まる走行
私の中を冷たい流れで通過した




緑色の芽
一本
一線で
裂けて
黄緑の花びらが覗きました
澄んだ目覚めみたいに
貴方が
私へと
やって来たのです
私は
二人の人間に成ったのです
不思議なのですが本当なのです
私達は
一人の人間のような
二人の人間なのです
不思議なのですが
本当なのです













~コスモス~

2009-10-22 10:07:54 | ポエム
拗ねて漣む幾本もの川のような水色の空がしな垂れてくるのを背負って、君達は黄緑色の絹糸を紡ぎ黄緑色のハンモックを編む





編み終えたら次々やってくる秋の鼓動で揺らし直ぐに我儘に透けてしまう水色の流れを恋人のように乗せる





何だか何時も笑ってるみたいなんて少し馬鹿にされたりしながらもその水色の肌が真っ白なレースのベールで被われて花嫁のようにいってしまうまで君達は恋を生きる





(あの人が好きだと言っていた
君達は
十月の
恋の




















~やさしくするね~

2009-10-08 12:27:22 | ポエム
五月とゆう季節に似てるなぁーと思ったその中に私は居た
五月の風に綺羅綺羅と漣む桂の葉っぱ達に触れられながら
(ときめきを(過疎かなときめきを(何者かのときめを(感じて(その何者かに(私は(私を(託してた




落ちてゆく
滑り落ちてゆく滑り落ちてゆく
その太い腕に抱かれるように
滑ってゆく(その(肌触り(懐かしいような肌触り
(まるで(私自身みたいな肌触り





落ち尽した底

過疎かな
過疎かな





過疎かな




~優しくねっ~優しくねっ~優しくね~って歌う
何者かの声




リビング
ソファー
上半身寝
足だけ縦に起きてた
何者かに会ってきたんだ
過疎かな声で優しくねって言われてきたんだ
私の底の底で




ガラス戸のむこうで
桂の葉達が漣んでる
~優しくね~
って谺ましてるみたいに
聞こえる
(草橇をした跡みたいに
(足が赤くなってた
~優しくする~