ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~青い地球の水の声~

2019-09-05 11:16:49 | ポエム(童話)
潮の香
太陽の触手
ひろびろとした海原
愛してる
半裸の

小さな手
動かして
水囲もうとしてる
(跳ねかえる砂(煌めく砂粒(円錐のサークル
は、けれど底無し
水囲めません
((水は繋がっていくものだからです((囲むことはできないのです
(誰の声でしょう
(水の声でしょうか




透明の堆積
濃紺の海
泳ぐ君
花のように水泡咲かせて
ぐいぐい愛しい一つの人型の水泡になってく
(おぉ~い
(お弁当たべようよぅ~




砂浜
お弁当
蟹の穴
ヤドガリの抜け殻
好きです
犬と転げまわる全半裸の君
まっさらな砂につぎつぎ印していく
繋がった愛愛愛型
((繋がる流星のよう
(かつてを想う(水の静かな独り言のようです




澄みきった祈
漣むトレモロ
輝く無数の青い音色

って、
ほとんど水でできているのですよね
だから
みんな
手繋げば
とうとうと流れる清らな水路
((一人でも除け者にしてしまうと命の輪は止切れやがてみんな腐敗してしまいます
(青い地球の水の声でしょうか
(美しい音色です
水平線が涙目みたいに赤く靄りだしました。