ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~紫陽花~(成熟した精神たち)

2020-07-14 15:19:56 | ポエム
梅雨晴れの光輪の中の紫陽花の園の真ん中
で、七色の虹を煌めかせた真っ青な無数の瞳達に見詰められた


幸せですか
子供を大切にしてますか
夫を大切にしてますか
お年寄りを大切にしてますか
平凡な多忙を大切にしてますか


訪れる者もいないようなこの地に置かれて
置かれた地に染められて
枯れても散ることのできない数奇な運命を与えられて
それでもこんなにあでやかに咲いている
紫陽花


「いいじゃない」
と、グイッとグラスをあけて微笑みかけてくれた柔く濡れた唇
透けた青い瞳
(見詰められてた)
私をじっと見詰めてた
成熟した
精神
たち


嗚呼
七色の虹が一斉に立ちあがって無数の雫を零した、梅雨晴れの光輪の躍動する青紫の視線達















~飲もう~

2020-05-25 16:51:43 | 2007・4~2009・3に、かきました
・やってらんない

離婚したばかりの友から
そんな電話があったから
わたしたちは
闇の原に
撒き
敷かれた
幾千色もの
ガラス光を
眼下に
お酒を飲んでる

・なに考えてるか
・分かんないのよ~

白いコースターのうえに
零したカシスの赤を
指先で絡めて
紡ぎだすように
きみは
近頃の
辛い





・父親そっくりの
・あの暗さ

わたしは
父親に似てしまった
12歳の
彼女の
娘の
ふすふすと
寒そうな
顔を
想い
ジンで火照った
わたしの瞼で
暖めてみる

・うずくまってるの
・こわくない ?

・なんでいきてなくっちゃいけないのって
・真顔で訊いてくるんだから
・これって
・脅迫でしょ ?

かきわられた
幾千色もの
ガラス光から
抜きんでた
タワー

高貴な
王家の
エメラルド色
してる

その足元で
煌めいてるガラス粒が
涙みたい

女王だって悲しいのよ
と、告げてでもいるよう

わたしは
となりの女王に
生ハムで包んだ
メロンのスティックを
渡す

球形にカットされた
ルビー色の雫玉

彼女の
グロスの
輝きの
なかへ
なめらかに
消えた

・ほしいんだとおもうよ
・わたしだったほしいもの
・じょうおうさまだってほしい
・ものなんだよ

・なにを

・つきぬけた愛
・きみのつきぬけた愛
・みほちゃん
・ほしいんだよ

沈黙、

静かに
アダージョを奏ではじめた
わたしたちは
フローズンラム
を飲み干して
外へ
でた

街は
幾千色もの
ガラス光の
濁流
だった

その
光束の
急流に
滲みながら
わたしたち
2色のつきぬけた光線

なって
帰っ


















~エアポート~

2020-05-16 15:29:07 | 2007・4~2009・3に、かきました




モカのかおりの向こう


横長の長方形にカットされた
水色の変化へ


つぎつぎのぼってゆく
ちいさな飛行機


気にいりまでのぼったら
ちいさな船になって


V字に絞ったミルク
ながして
いって
しまう



水溶性のざわめき
たち浸水してきて
一面
瞬く
ちいさなウェーブ
揺れあって
抱きあって
浸透しあって

エアポート
で、
私は
恋のざわめき
まってる







ギブアンドテイクでない恋


《って
《うん
《まー
《恋って
《そうゆうもんでしょ


解放運動家のきみは
いわゆる
役人
といわれる人

恋をした


会いたいの
明日?
じゃおそすぎるの


《うん
《まー
《そうでしょ
《恋だから







きみは私を恋のタビオラみたいな湖へつれてゆく、そこはなんだか懐かしくて、懐かしかった頃のようになんだかなって、気にいりまで懐かしかった頃になったら、時間超えてやってきた恋が私をなめて蛍産む
一日の労働ですっかりまっ黒になってしまったエアポートを、ほぉ~って瞬かせる
ねぇ、今夜はここで恋に溺れて蛍増やそう


おんなは
ほそくて
ちいさくて
乳房の
おおきな
恋のタビオラから
やってきた
(にきまってる
のだから

















~希望のメタファー

2020-05-15 16:03:07 | ポエム
黒(くろつち)土
泥(ぬかるみ)濘
枯(かれくさ)草
が、穏やかに息を吐きだした
甘やかな息
口づけのように

吸ってしまう
かそかに蜘蛛の糸が笑う
心地よい薄草色の香り
(萌黄の新芽が地球を取り巻き始めた)
(果てしない宇宙が青く呼応し始めた)
待ち望んでいた時がやってきた
(約束を違わぬ季節達)
それは
(希望のメタファー)




想うのです
この弱き命達に
待ち望んでいた時がやってきたとしたら
約束の無い季節がやってきたとしたら
(地球のあらゆる血流達に宇宙の真っ青な叡智が夢のように発芽するだろう)
って

想うのです
「非ゼロ和ゲーム」の完成
その時
(希望はメタファーを超える)











  

~魂なのだろうか~

2020-04-22 14:01:29 | ポエム
海に墜ちてくる太陽
真っ赤な血を流しながら
金色の涙を零しながら
やがて
自らの血溜りの中
頽(クズオ)れるれるように
(広げられた金襴の花嫁衣装に頽れ息絶えた女のように
息絶えた女のように
消えて
いった
太陽、

煌めく
血溜りから
鳥だ、
垂直に昇ってゆく
真っ黒な羽根を血で染め涙滴らせ
一直線に昇ってゆく
鳥、

(太陽の、
(魂
(なの
(だろうか










~2020年の雪~(雪五)

2020-02-21 02:39:42 | ポエム
雪が落ちてくる
逡巡するようにふわふわと
足掻くようにくるくると
躊躇いながらも
ついには
この
悪意の叫び止まぬ
人間の地に
あたかも
(つらい約束を果たさんとするかのように
墜ちてくる
それはまるで
まっ白な善意の真実で
この地の虚偽の叫びを
消去しようとでもするかのようで
それはあたかも
(在りて在るものと交わした大切な約束を果たさんとするかのようで
~遥かからやってきた貞潔の花嫁達~
つぎつぎに落ち
ふかふかと積もる
~純白のベールの乙女達~
二つとない(彼方から遣わされ(シィーンと愛うたいあってる)無数の結晶達









~フェンテdeアモール~(泉に気づいた日の詩)

2020-01-27 16:45:11 | ポエム
清い水が滾々と湧いてる泉
悲しい命をみると涙となって瞳から溢れだす
優しい魂に気づくと嬉しみの音色を胸いっぱいに響かせる
(トクトクトクトク)(少し苦しい)
雑踏の暗い芯のような場
混沌
振り乱された同じヘヤースタイル
人への非難を思ってしまう
(私の偽善)

枯れんばかりにその思い洗い漱ぎその人への愛しみをおこなわせてくれる君、泉、きっと
こことは違う宇宙からやってきたんだね
親切なET、君、泉
私の中で滾々と湧いてくれてる
たぶん全ての地球人の中で滾々と湧いてる
遥かな宇宙からやってきた
(フェンテdeアモール)







~林ニテ~

2019-11-16 14:22:45 | ポエム
どこまでも澄みきっている
時に悲しいまでに美しい
この時期の空
潜り
遡上する
裸木の梢達の一直線達
(少年達の(まっしぐらな(細い指



友がいた
色も形もみんな違う天空のドラゴンフライの翅の堆積
みたいな落ち葉たち
ハモンドとビオラのデュオみたいに
鳴らした



友と
鳴らした
軋む水晶の音のように
印されてゆく雪の足形
(苦しんでる子供達がいるの
遥へ放たれてゆく一本の光線のような声
だれにも止められない
険しく聳えたってゆく私の憧れ
モスグレーの垂れこめた空が煙く泣いていたかもしれない



いつまでも色あせない友のいた林
君に送ろうexpressで反りかえった落ち葉
澄みきった青空
一直線に遡上してゆく
(まっしぐらな
(細い指の
(梢












~紅葉~

2019-10-26 13:38:59 | ポエム
もしいるとしたら
このようにつくったものが
もしいるとしたら
ありがとうがいいたい
葉の暮をこのように真っ赤に燃えたたせた者がもしいるとしたら
ありがとうがいいたい
秋の空の涙ぐむ青



☆彡これはかみのわざ燃えたつ赤い秋

~青い地球の水の声~

2019-09-05 11:16:49 | ポエム(童話)
潮の香
太陽の触手
ひろびろとした海原
愛してる
半裸の

小さな手
動かして
水囲もうとしてる
(跳ねかえる砂(煌めく砂粒(円錐のサークル
は、けれど底無し
水囲めません
((水は繋がっていくものだからです((囲むことはできないのです
(誰の声でしょう
(水の声でしょうか




透明の堆積
濃紺の海
泳ぐ君
花のように水泡咲かせて
ぐいぐい愛しい一つの人型の水泡になってく
(おぉ~い
(お弁当たべようよぅ~




砂浜
お弁当
蟹の穴
ヤドガリの抜け殻
好きです
犬と転げまわる全半裸の君
まっさらな砂につぎつぎ印していく
繋がった愛愛愛型
((繋がる流星のよう
(かつてを想う(水の静かな独り言のようです




澄みきった祈
漣むトレモロ
輝く無数の青い音色

って、
ほとんど水でできているのですよね
だから
みんな
手繋げば
とうとうと流れる清らな水路
((一人でも除け者にしてしまうと命の輪は止切れやがてみんな腐敗してしまいます
(青い地球の水の声でしょうか
(美しい音色です
水平線が涙目みたいに赤く靄りだしました。

















~青のまんなか~

2019-08-11 14:31:25 | ポエム
指 腕 頭 胸 脚 を一線にして真っ青を(パシャァンと)破り青の世界にはいる
あまりに美しい青のまんなか


青に漏れだす私
放したりしない(と何故か分かってる)優しい水圧
なにか大きなものの抱擁のよう
抱擁されどんどん青に漏れだしてゆく私
なくなってしまうのかしら
あまりに美しい
青の
まんなか







~連想~

2019-07-08 11:31:50 | ポエム
花  君に
   慰められる
   話すことも動くことも出来ない
   君に
   慰められる



水  君は
   清ら
   全ての命の器に優しく満ちて
   命を
   清める



風  広く高く
   吹き渡れる君は
   そよぐとき
   小さく軽いものを連れてゆく
   例えば
   傲慢な人より謙虚な人の心を
   成功者より失敗者の心を
   幸せの彼方まで
   連れてゆく



時  流れる横顔
   見極められない後ろ足
   永遠に向かっているのだろうか
   悲しい人々が
   「明日こそは」
   と
   君に
   希望を託す
























   

    

~出産~

2019-05-12 15:37:52 | ポエム
久しぶりに林へいった
寒々しかった裸木の足元から湯気があがってた
木肌からは産湯をもやつかせたような新芽が割りでてた
木々たちの出産
その出産のエネルギーは地下から湧きあがる(形を失くし地に沁みこんでいった)枯れ葉達のエネルギーだとゆう
そのもの凄いエネルギーが新しい命を出産させたんだとゆう
(有機体って形を失くしてから大きな力を発揮するのかもしれない)
私も?
そう思おぅ
嗚呼
噎せかえるような命の薫の膨大な拡散
の中の林の中の次々の命達の出産の中の私



























~はるはなはる~

2019-04-14 14:38:04 | ポエム
いちめんに花が咲きました
よりどりの色、形
誰が咲かせたのでしょう
渦巻く銀河の変わり玉
季節が咲かせたのでしょう
「美しさ」を希求させよぅと
咲かせたのでしょう
(変わり玉、噛み砕いたりしませんよぅ、カラコロ




はるはなはる




ブーン、フワーン、シュワーン
このシンフォニーは
誰が奏でているのでしょう
花に呼ばれた命たちが
「この星に命みなぎらせよ」と
花に馨られ
奏でているのです
(また妊娠したりしませんよぅ




はるはなはる




シースルーのホワイトピンクのワンピース
春のワルツ
はずむこの脚ときめくこの胸
誰のもの
それはそれはね
愛することの幸せを教えてくれた
あなたのもの
(この季節がずっとずっと続きますよぅ




はるはなはる

























~四月一日に想う~

2019-04-01 12:48:22 | いじめ
❂ネットや言いふらし等で嘘を吐かれて傷ついている子供達大人達のために❂


~最近~

最近、ドラマでも扱われていたけど、世界は虚偽化してる。もっともっとと虚偽を重ねあって、虚偽のヒステリー集団に成りはじめてる。
事実を貴ぶ頭脳の働きが、人間達から消滅しはじめてる。


~この嘘の世界に、私はうんざりしてる~

今日の午後
ついてもついても嘘が消去されていくとゆう奇跡が起こるといいなぁと思う
今日の午後が無理なら、私が死ぬまででもいい、ついてもついてもみんなでついても、嘘、消去されてしまうとゆう奇跡が起こるといいなぁと思う。

世界はカオスから秩序化されたっていわれてるでしょ。
人の脳内でも混沌が終結する様が在る。無秩序な無意識が意識で秩序化され、行為になる。
また、歴史上でも人為を超えた出来事が起こることがある。
それらは人には予測できない、から、私は奇跡とゆう、偶然だよとゆう人もいる、大宇宙より大きな視点からみれば、厳然とした必然なのかもしれない。
それがみたいのです。
嘘がつくる世界はまさにカオスであり混沌であり無秩序です。その嘘の世界が人為の及ばぬパワーで秩序化されるのを私はどうしてもみたいのです。

今日の午後が無理なら死ぬまででもいい
きっと奇跡が起こりますよう(祈)


~人間のプライド~

言葉を話す生命体は地球上では人間だけです。言葉を話せるとゆうことは、人間であることの大事なプライドです。
から、
もし、
その言葉で、
人の心を殺そうとしている人が居たとしたらその人はその瞬間人間であることのプライドを捨ててしまっているのだと
おもいます。
もし、
言葉で、人の心を生かそうとしている人が居たとしたらその人はその瞬間真の人間になっているのだとおもいます。


~四月一日~

今日は嘘をついていい日です。一年に一日だけ、嘘をついていい日です。
どうしても嘘をついてしまう人類、この一年嘘をつかないために、今日はうんと嘘をつきましょう。
特に、嘘をばら撒いて、人を社会的に殺すことがこよなく楽しいとゆう人、今日、一年分の嘘をついてください。