ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~美しい一(イチ)~

2017-03-24 14:15:04 | ポエム
細い籠に花が一輪とてもひっそり挿されてた




食堂のいちばん隅の扉を開けると暗く
狭い廊下があって
小さな窓があって
古い流しがあって
細い籠が吊りさがってて
花が一輪
とても
ひっそり
挿されてた




庭のたくさんの花から
切り離されて
挿されてて
たった
一輪で
挿されてて
けれど
みずみず
咲いていて
その花に
心の肉を咲かせるような
いってきますを毎朝いってた
十才




細い籠にとてもひっそり挿されてた一輪の花




花たちに、くっきりと印された
(一であることの美しさ)(孤独の美)を、
私は、いまも、愛してる



























~雛祭り~

2017-03-16 16:53:24 | ポエム
黒ずんでる木蓋あけたら
お雛さんたちたくさんでてきます
まっ赤な毛氈の段にのせたら
白い瓜実顔ほぉっとゆるめて
この世界に馴染まない声で
話しはじめます






 ♪



 ひ溜りみたいな
 遠いロンド



 母のつくった
 錦糸卵いっぱいのちらし寿司
 菜の花さいてて
 車海老巻いてて
 寿司酢と桃の花の香り
 いっぱいしてて
 いっぱいの女の子たち
 楽しくしてて
 美味しくしてて
 嬉しくしてて
 姉が
 「きのう何時にねたの」
 と
 そぅっと母に訊いてます






深夜
姉と私の
ふたりきり
でお雛さんを
かたづけてます
瓜実顔を
白い和紙で
くるんで
くるまれて
もまだお雛さんたち
この世界に馴染まない声で
話しつづけてます
(愛されてたよ
(愛されてるよ
万物を創ったものも(きっといるでしょ)よくしてくださったのかしらよくしてくださってるのかしら分からない私達の時間のチェーンたち
涙がながれました
ながれてました
たがいにみないようにして
たがいにだきあわないようにして



明日
雛人形を
人形供養のお寺へ
送ります。






 喪失
 よく理解できない超テクチェーンのような時にのって
 喪失とゆうやり方で変遷してゆくわたし達万物の生、
 外の世界は喪失の変遷だと思います。



 けれどもほんとうは失くしてはいない
 外側で喪失した(まだ喪失してない)もの達も内側で在りつづけてる
 (記憶とゆう命に内在してる能力で)
 顕現してはいないけど外側で出会ったときよりずっと強力にずっと自由に(時空さえ超え)
 在りつづけてる



 心が躰がかつて感知した
 ひと達どうぶつ達しょくぶつ達にんぎょう達かいが達おんがく達そうげん達うみ達そら達1000億の銀河達さえ内在させられる、とゆうより内在しているのです
 シンプルにビューティフルに
 命みち満ちてるわたし達万物の芯のように
 内在しているのです。不思議な
 人間のいえ万物の命、には、喪失は無いのです。






ひろぅいたろうの背のような夜空です。
星はひとつもみえません。けれど、
そこはかとない光がもあもあとこの星の隙間から
生えだし始めました。
茂りだし始めました。
そして
光り輝く大樹の森林がひらけ
世界がありありとあらわになりました。
(この世界に馴染まない時のチェーン)
(寝室でめざまし時計がなってます(笑))
笑ながらまだ乾ききらないのに姉
朝ごはんどうする?ってもう台所へ向かってます。
そしてやっぱりぐずぐずしないで!っていいました。











































げんふぉ☄

2017-03-13 17:44:34 | 短歌
☄空、うみのよぅちかしくなった
 本や、とものよぅなった
 つぃ、はなしかけるよぅなった




☄空ぁ~クリックしたら海のさまざま~さんご~
 それは、人こゆうの傷いやす詩




☄ゆくことの辛いとき思うのです。あなたの働く詩の姿を




☄流れにみをまかせてたあの川のよぅ
 滑らな夏のまろさ、お茶詩よぅ^^








☄大きな病えて生きる人
 「偉大」
 何故だろうそう感じるのです



















2017-03-10 17:40:03 | 短歌
イナエ様
2007、8、9年(現フォでは消えてしまってますが)沢山の格調高い詩を読ませていただきました。また、始めたばかりのわたしの作品とも言えないポエムに、励ましのコメントを頂き、感謝しかありません。ご冥福を祈らせていだきます。
(そらの珊瑚さんの作品から知りました。有難うございました。)



皆さんの詩を読ませていただきました。素敵です!!!!!
私も詩をかきたくなりました。





☄たとえみえなくともきれたわけじゃない
 心ほほえむ詩のあるかぎり