トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

暗闇で逢えました?

2007年07月29日 | Weblog

詳しくナイスリポートありがとうございました嬉しいです!!(コメントをご覧ください)
束の間・・・カンタベリーの様子が少しでも伝わりましたかね。
トミーは、あんな感じのところで生活しています穏やかに・・・
カンタベリー大聖堂は、ハリーポッターのホグワーツ魔法学校の撮影場所の候補地にあがっていたんですって。
プロデューサーが頼みにいったのですが、大聖堂はお断り。
確かに、そんな雰囲気いっぱいの場所です。敷地内すぐ隣には学校の寄宿舎があって、まさしくハリーポッターたちが住んでいるところとそっくり・・・そこも含めて撮影に使いたかったらしいですよ。
今となっては、オファーを受けていれば・・ですかね。
カンタベリー大聖堂は本当に荘厳な空気、中庭も、回廊も・・・思わず時を感じ、深く息を吸いこみます。
暗闇ロケをしたときはちょうどケント大学の卒業式が行われていました。
数日にわたって学部ごとに・・・ハリーポッターのようにマントをまとって帽子をかぶって。
1ハリーポッター、2ハリーポッター・・・100ハリーポッターと数えたくなるぐらい。多すぎてムリ
普段は地元の人が礼拝に訪れています。観光客は常にいます。カンタベリーといったら、ココ!ですから。
ケント大学の職員、卒業生はカンタベリー大聖堂で結婚式を挙げられるんです。
ちょっと考えましたが、やめました
IDを見せて、大学関係者だと告げると入れてくれました。ロケの時もそう・・・
だって、6.5ポンドの入場料だもの。
お散歩がてら、大聖堂に行くっ、これは素敵です。

そして、イギリスの映画館事情を!
あまり放送されていなかったようですね(笑)
映画のチケットは5.5ポンドつまり1300円ぐらいです。ま、高いと思いきやリーズナブル。日本よりも。
ハリーポッターの初日の最初の回を見に行きました!
10:15~を。
しかし!
何のおことわりもないまま、時間は過ぎ・・・あれ、時間を勘違いしていたのかしら?私。
と思っているその時、
またなんの案内もないまま平然と始まりました。
10:3318分の遅れです。
うーん、これはいつも通りのことらしいですよ。日本では考えられないこと
そう、イギリスという国はとっても時間にも何にもきっちりとしているイメージがあったのですが・・・
いえいえ、相当時間への意識は低いように感じます。結構いい加減でのんびーりさん。意外!!

そして、ハリーポッターは[12A]という制限がありました。これは12歳以下の子供はAdult大人と一緒にこなければいけませんってこと。
ハリーポッターの成長とともに、作品としても大人っぽくなっているのは事実ですね。かなり迫力もあり楽しめました!
(内容もちょっと難しかったので、もちろん英語がよくわからず、隣でささやき説明をもらいながら・・・)
パートナーはシリーズの中で一番おもしろかった!と言っていましたよ。

さらに!、チケットは安いかな・・・と思いきやポップコーン、ジュースがめちゃ高い
一番小さいスモールサイズで800円。ジュースも600円。
コンボとかいって、ホットドッグとジュースとちょっとデザートがセットで2200円!!
食べたくない・・・決して高い分だけおいしいわけではありません。いたってふ・つ・う
こういう所で高くとっているのねぇ、なんてつぶやいちゃました。

これは、『暗闇で逢いましょう』で放送されていたみたいですが、3D対応だったんです。ハリーポッターが。
入り口のところで3Dメガネが無料で配られていて、それをかけると画面から飛び出してくるような映像が楽しめるという訳。
作品によっては3D対応が時々あるみたいっ。
といっても私は、出てからそれに気付いたので未経験

イギリスの映画館はこんな感じです。また劇場によっても違うんでしょうかね。
グランパークのシートは座りやすかったなぁーとか、ソース味のポップコーンおいしいんだよなぁー、なんて甲府を思い出した時でもありました。

前枠使われていなかったんだぁ10回もがんばったのに・・・うそ、いいんです。
草原を走り抜け、テンション一番高かったときなのですー。トミーイギリスでもそれ?って突っ込まれそうな。
また、次回!があったらぜひ見てくださいね!って見てもらえます?

トミーと暗闇であいましょう!

2007年07月26日 | Weblog

そう、お知らせしたかったのに・・・ぎりぎりになってしまいました。
コメントにも書いてくださいましたよね!
ハリーポッターといえば、トミーポッターでしょ
ということで、ハリー本場のイギリスでハリーポッターリポートを敢行!!(←この言葉を使うほどではないけど
私が住むカンタベリーの町を散策
っていってもわたしだって、知らないもーん。と言いつつ。
(いやぁ、このロケをしたのはこちらに来て2日目なんですよ、これホント)
カメラマンは・・・もちろんマイパートナー。ちょっとずつ上手になっていくのがわかるんですよ。
2人で走ったり、隠し撮りに挑戦したり、町中でビデオとりながら、もうなんでもあり!精神でやっていました。
かなり楽しくて(自分たちは)かなり疲れて・・・その日の夜は9時に寝ましたよ。(時差もあり)
でも、ブレアウィッチみたいになっていたらごめんなさいね
どんな番組になるのか楽しみです!ドキドキします。
27日(金)24:50~『暗闇で逢いましょう』YBSテレビでーす
私はは当分見られないので、見た方はどんな感じに放送されたかコメント書き込んでいただけると嬉しいです
使われるかわかりませんが、前枠(はーいどこどこにいますよ、みたいな)はTAKE10ぐらいしましたよ。
途中から何回かわからなくなってきました。
寒ーい中、草原みたいなところを何度ダッシュしたことか・・・雨なんだか汗なんだかわからなくなる。
とまあ、10分番組でほんのちょっと流れると思いますが、ぜひみてくださいませ。
トミーこんなところにいるんだぁ。なにやってんのーっていう感じで・・・
では、また。
でした。
ちなみに写真はカンタベリー大聖堂!ここはハリーポッターと関わりがあるのですよー。
今年の冬に撮った写真で失礼します・・・

もう最高!

2007年07月26日 | Weblog

今日もありがとうございます!コメントを書き込んでいただくと・・・なんだか私も嬉しくって。こんな感じでお気軽にどんどんコメントしてくださいね。これはどうなの?も受付中。

さて、今回はロンドン紀行です。
カンタベリーから車で1時間ちょっと。ロンドン市内が渋滞していたので今回は1時間半ぐらいかかりました。
こちらにきて初めてのロンドン。卒業旅行以来です。あの時は最後の3日だけ滞在しましたが、3夜連続で中華街にいったなぁ。
お目当ては・・・トランペットのWynton Marsalis(ウィントン マルサリス)
クラシックも演奏しちゃうという、NO1トランぺッターと言ってもいいでしょう・・・
今回はJAZZ!
Barbican(バービカン)というロンドンのホールでのコンサート。
N.YのLincoln Center Orchestraを引き連れての公演です。
これが、もう、また、どうしよう・・・最高だったんです。
バルコニー席でかなり高い場所からの鑑賞でしたが、真っ正面。音はトーンと眉間のあたりにぶつかってきます。
それが、心地よい。
時には、ストレートに勢いを持って。
時には、潔く。
時には、丸みをおびてそっと寄り添うように。
時には大きく大きく包み込むように。
時には、かすれた音、でもその奥には秘めたるものが。
もうもう、いい音ってぜーんぶふかーく吸い込みたくなりますね。
途中なんども深い息、そして息をとめている自分にきづきました。
Wynton Marsalis 45歳、音楽をめちゃめちゃ楽しんでいました。
音楽一家に育った彼は、そんな環境だからこそ、楽しむことは難しかったのではないか・・・とも思います。
「どうだー」ではなく、「いやぁ、楽しいよね」
そんな音にきこえました。だからこちらから、たくさん音をもらいにいきたくなってしまう・・・
もちろん、テクニックだって凄いんです。凄いという言葉はこういう時に使うのか!と思わず感じました。
でもそれもサラリとやってのける。息づかいまでが楽しそう・・・
大・大満足。頭も体もかなりいっぱいに詰まって帰ってきた私たちでした
ちなみにバルコニー席で30ポンド7500円ぐらいかぁ・・・(円換算するとなんでも高く感じてしまう)
でも、これは最高だからいいんだもーん。
けっこうお歳を召した方も多くいらっしゃいました。芸術、文化が・・・生活に入っていますね。
パートナーはトランペットを習って吹いています。帰ってきてからトランペットを触る回数が増えましたがんばれ!

そう、ロンドンについてまず行ったのがナショナルギャラリー。
ここは入場料はただなんです。
ダヴィンチ、ゴッホ、モネ、ルノアール・・・・・・
惜しげもなく壁から時代の息が伝わってきます。
お母さんと来ていた小さい女の子は、画用紙とクレヨンを持ってきていました。
ダヴィンチの絵の前で楽しそうにお絵描きをしています。
お母さんに絵の説明をしてもらっている時も、じーっと見つめます。
これがこの子にどう伝わって、入っていって、消化されるのか・・・思わずその子の未来までをも想像したくなってしまいまいた。
絵をゆっくりと見ること・・・いつ以来だろう。
何度も来ようと心に決めたトミーでした。
そう、部屋ごとに「なんとかROOM」と書いてあるんです。例えば、イブサンローランROOMと。
スポンサーがついているんですね。全部ではありませんが、修繕費や維持費を負担するということ。
こういうこともあり、鑑賞はフリーになっている・・・ひとつの理由ですかね。

そのあと、歩いて5分の中華街へ。
決めていました!「今日は飲茶だ!」
飲茶のお店は2時に閉まってしまうのですが、「1軒だけそれ以降やっているところを知っている」と旦那。ナイス
頼りになるわねぇ、とゲンキンなわたしっ。
テーブルにつくと、箸を握りしめ、飲茶モード全開です。
店内をワゴンを押したお姉さんがぐるぐるまわっています。それぞれのワゴンには5~6種類の飲茶がのせられています。
「いかが?」と売りにくるので好きなものだけ選んで食べる、というわけ。
麺は、普通の麺かたまご麺か選んで(丸い芯に巻き付いている糸ぐらい、ほっそーい麺)バーベキューボークかターキーかのトッピングを決めたら、その場で作ってくれます。
おいしかった!・・・まあまあおいしかった。かな。雰囲気をたのしんだ遅めのランチでした。
食べるだけで、2人で21ポンド。(だから円換算したくないのよ)

とロンドンリポートでした。まだおもしろいことあるのでまた次回
ちなみに、写真はTube(地下鉄)のエスカレーターにて。大混雑で大変だった・・・
ではまた


Afternoon Tea

2007年07月24日 | Weblog

イギリスと言えば・・・
アフタヌーンティー。なんて素敵なんでしょう・・・イギリス人は仕事の手を休めていつも午後はアフタヌーンティーを楽しんでいるのね、優雅に・・・
と、憧れと期待をもって想像していました。
大学の卒業旅行は親友とイギリスの旅だったのです。15日間レンタカーを借りてほぼ一周しました。
どうしてもしたかったことの一つが、そう『アフタヌーンティー』だったのです。
2000円ぐらいだしてどこかのデパートでアフタヌーンティーを。
何段もある銀色の食器に、サンドイッチ、スコーン、フルーツなどなど・・・
そして、紅茶をすする。ちょっと小指がたっちゃいながら・・・
それで、アー優雅なアフタヌーンティーを今一度・・・と思っていたら
「イギリス人は高いお金出してアフタヌーンティーせーへんで」とひとこと。
なにぃー!イギリスといえばアフタヌーンティーでしょー。
そう、私たちが思っているほどアフタヌーンティーを楽しんでいる訳ではありませんでした。

でも、イギリスに来たばかりの私をパートナーのお友達がお茶に招いてくれたのです!
お昼の3時にお宅にお邪魔することに・・・
マットとジーンご夫婦。とーっても仲良しで二人ともケント大学にお勤め。ふたりで手をつないで大学へ歩いていく姿もよくみかけます。マットのH.Pをブックマークに入れておいたので(このページの左下にあります)覗いてみてくださいね。もちろん英語だけど翻訳機能とかありますもんね。スマトラ虎の保護の研究です。

わたしの家からマットとジーンのお家までは歩いて3分、すぐそこです。
なんとも、晴れマークの笑顔で出迎えてくれる二人・・・ジーンとハグとほっぺにチュで再会です
テーブルの上にはリングで留めてあるナプキン、そして中央にそびえるのはあの銀色のアフタヌーンティー専用タワーではありませんか!お皿が2段あって、そこには3種類のサンドイッチがお行儀よく並んでいます。
サーモンとクリームチーズ、ハム、そしてキュウカンボーのサンドイッチ・・・
このきゅうりをちょっとすっぱくピクルスのようにしたものをはさんであるサンドイッチがもう絶品!
おかあさんがよく作ってくれた、いわばおふくろの味ですって!(奥さんのジーンはフロムカナダ)
サンドイッチを食べながら、もちろん紅茶。
大きな白いティーポットから注がれる紅茶・・・きらりと光を吸い込んで、つややかに見えます。
そこで!!
イギリスでは紅茶に、必ずと言っていいでしょう・・・ミルクが入ります。
そう、『ミルクティー』です。
(ちなみに、日本にあるコーヒーフレッシュなるものは存在しません。ピョコってあけた時に、「あっ、親指にとんじゃった」っていつも思う。自由にお使いください。のあの白い液体のこと。牛乳は使われていないんですよね。)
じゃ、『レモンティー』は?
これまたありません。というか、イギリス人はレモンティーは飲みません。レモンかミルクかと聞かれることもないでしょう。
えーレモンティーは紅茶の本場(習慣として)イギリスで誕生して伝統的なものではないのー?
ストレートティーってこともまずありません。
そうなんです。イギリスでは紅茶と言えば『ミルクティー』なのです!!
4人でお茶を飲みましたが、何も言わずに全員ミルクを入れました。
銀行に手続きで行った時に「お砂糖は?」と聞かれたけれども、何も言わずにミルクも入っていました。
冷たい牛乳を入れて飲みます。
確かに、紅茶をよく飲むそうです。大きなティーバッグの箱がとても安く売られていたり(洗剤の大箱かと思うぐらいの!)生活に紅茶は欠かせないものみたいですね。さらにミルク=牛乳も。
冷蔵庫を開けて「あっミルクがない!いや、ちょっとだけあった。ふぅーよかったー」という感じ・・・これまた欠かせないもののひとつですって。

マットとジーンとお茶を飲み・・・
そして、出てきたのがマット(旦那様)お手製ケーキ
すごーい!間に甘酸っぱいジャムとクリームがはさんであって・・・これがとーってもおいしいの。
紅茶と一緒にのどを通るときっ、いろんな香りとやさしさを振りまいてくれます。
かなりトラデョナルなケーキなんですって。イギリスの。
紅茶も横に置きながら、シャンパンで乾杯。そしてケーキもほおばる

なんて素敵なときなのでしょう!
これは、まさしく「アフタヌーンティー」ですわ。イギリスで出会ったアフタヌーンティー
こんな風にお家で楽しむことはやっぱりあるのかな。
確かに、お店で頼んでいる地元の人は見かけない

あっ、あと
「Afternoon Tea」と「High Tea」というものがあります。
お店では何が違ったか・・・アフタヌーンティーにはサンドイッチがあったけど、ハイティーにはなかった、でもマフィンはついていた。
アフタヌーンティーの方が高かった。
そして
日本で当たり前の、私も大好きなペットボトルや缶ジュースとしての紅茶。午後ティーみたいな。
これはアリマセーン!!驚き。
イギリス人の友達に話したら、気持ち悪がったらしいです。でとにかく飲んでごらん、とトライさせたら・・・
「ま、悪くない」
とそんな感じだったようですよ。旦那談
ちなみに午後ティーのペットボトルはアジア食材屋さんにあります。
一本1.80?(ポンド)。ということは1?250円で計算すると・・・いやーん、買えない・・・

では、ひとり家でティーバッグのミルクティーでも飲もうかしら・・・大きなマグカップで。
ではまた


私のお気に入り

2007年07月22日 | Weblog

イギリス生活での必需品がこれ!
ブーツのような・・・毛糸で編まれていて内側はモコモコとした羊さん。
日本で買ったのですが、オーストラリアのブランドかな。
そう、今は夏真っ盛り!のはずですが・・・
イギリスではこれがたった今必要なのです。
毎日はいています。家の中専用にしてあるので、いつも家ではこれでピョコピョコと歩いているトミーです。
かーなーりのお気に入り
イギリスは春と(ながーい)冬の気候で一年がなりたっています。夏と秋はナーイって感じ。
というわけで、日本のような夏とは違います。
今一年で一番よい気候だとのこと・・・
日中はカーっと光が差し込み、スーっとかげってくる、の繰り返し。
だから、暑い日とはいえ、長袖が手放せません。(トミーは寒がりなので)
町は不思議な光景・・・キャミソールで歩いている人もいれば、ダウンジャケットを着ている人も
”季節感”というものはあまり関係ないようです。
ここにきて、日本の四季の趣きを改めて・・・というところです。いいものです・・・
キャミソールにブーツをはいて町を歩いている人も、不思議に映る部分もありますが、気候を体感するとなるほど・・・と言った感じです。
私は、半袖で過ごした日の方が少ないと思います。
常に腰にはパーカーを。
夜は一気に冷えてきます。夕べはちょっと近所のパブへギネスビールを飲みにいったのですが(パブのお話はまた)寒くて寒くて・・・。私は長袖のTシャツに長袖のカーディガン、さらに冬物のジャケットを着て出かけました。パートナーは首元にマフラーをでも、それでちょうどいいぐらいの気温でした。
なのに、土曜日の夜、踊りにいく人たちはキャミソール一枚にミニスカート。信じられナーイ。
日中20度前後ですね。でも、急に冷えたり、急に暑くなったりと忙しい気候です。

あとは、家の中は靴を脱ぐのか、脱がないのか・・・!!
これがまた、中間って言う感じですね。うちは。
靴を履いたままという家が7:3で多いみたいです。
うちは一応、玄関で靴を脱いで入りますが、そのまま入っちゃってもまあOK
境は微妙です。
先日はお客様を招いて夕ご飯を食べたのですが、その時は確実にみんな靴を履いたままです。庭にでてもそのまま靴をはいたまま部屋で過ごします。うーん、中間ですね。これに関しては、そんなに違和感を感じません。わたしはね。
でも、うちは一応クリーンにしておきたいので、自分たちは靴を脱いでいます。
で、その面でも必要なのが、このブーツなのでーす!
あったかいし、靴というかスリッパがわりというか。
かわいいでしょ!とトミーお気に入りのブーツをお見せしちゃいました。
もちろん、今お伝えしている間も・・・長袖のTシャツにオレンジのブーツを履いています。必需品です。
日本からノースリーブやら半袖ばかり持ってきてしまったので、ちょっと寒さをしのぐのに苦労しているのが正直なところ・・・
ではまた



おーっと・・・

2007年07月22日 | Weblog
なるほど、そうきますか。おっとこれはひとり言・・・
今回は病院について!
イギリスへ来て、早くも病院を経験しています。しかも、4回も
コメントを読ませていただいて・・・なるほど~ついひとり言がでてしまいました。
もしかして?!という推測ありがとうございます。それはめでたい!
・・・
でも、違うのです。なんだか残念なお知らせみたいになってしまっていますがいやいや本当に違うんですよ!
それの方が、じゃーんと明るくお知らせしやすいのですが。
えーっとですね、首のうしろが腫れてしまったんですよ。兆候はあったんですが、こちらにきて急に痛くて痛くて・・・
ごめんなさい、大したことなくて
みるみる赤く腫れ上がり、これは困った!と病院へいったわけ。
驚くなかれ!イギリスは医療費がタダ!なのでーす。
どういうシステムか、全くわからず行ってみると・・・
まず、カウンターに申し出ます。まだ私は国の医療ナンバーのようなものは持っていないので、名前、住所などを書き込みます。
ここで、お医者さんにみてもらう予約をとるんです。
私は50分後にもういちど病院へ行くことになりました。
そして、再び・・・
もう一度カウンターに来た旨をつげて待つと・・・
「ピーーン!」という電子音とともに、待ち合い室の電光掲示板に自分の名前が映し出されます。
そうして、そのお部屋へと進むのです。
この時私は9番のお部屋へ・・・
すると!
なんと廊下にニコニコした男性がたっているではありませんか!
そう、担当のお医者さんが廊下まで迎えにきてくれているのです。
Mrs.Satomi?
Yes!
診察室というよりは、そのお医者さんのお宅にお邪魔したかのように、ポストカードがたくさん張られていたり、なんとも緊張を和らげてくれる居心地のよい空間。
お医者さんは白衣もまとっていません。本当に普段着のまま。
英語がよくわからなくても(もちろん完璧なる私専任通訳がついています)ちゃーんとおだやかに説明してくれるし、時間を焦っていなくてゆっくりと対応してくれる・・・
全く知らないイギリスの病院、なんてただでさえ不安になっているトミー。救われました。
診察が終わると、入り口のカウンターもそのままスルー。なんの手続きもありません。
隣の薬屋さんで処方箋を出して薬を買うのは同じ。処方箋もその場でお医者さんが書いて手渡してくれます。

数日後再び。
今度はNurse室へ通されました。とりあえずNurse(看護士)さんが様子を見て処置しますとのこと。
Nurseも廊下で待ってくれて部屋に案内してくれるんです!トミー感激。
ドアにはちゃーんと[NURSE]のプレートが。
ドアを開けると・・・広い!大きなデスクや処置するベットやら機材もしっかり備わっています。
イギリスでは、かなりの仕事、責任をNurseがまかされています。お医者さんが見る前にNurseが対応できることはやっておきます。お医者さんが見る必要がない場合もあるわけです。電話でもNurseが対応するんですって。
私の場合は、「ドクターにみてもらいましょう」とのこと。
局部のゆるい麻酔をかけて、処置することになりました。
その時も
「注射が一番いたいぐらいで、あとは大丈夫」
「もう一番痛いところはすぎたから、リラックスして」
と詳しく説明してくれます。とにかく、やさしくいたわってくれているのがよくわかるんです。
うつぶせにベットに横たわるトミー。痛い時に、すっとNurseが腕を触って、ポンポン(大丈夫よと言う感じで)としてくれます。やさしくさすってくれるその温もりがどれだけそのとき心の芯に届いたことか・・・
あれだけでも、かなり体と心がやわらぐんですね、体感しました。
手当です。
お世話になっているNurse2人はいずれもベテラン風。ちなみに白衣ではなく、完全に私服です。
アクセサリーもちゃんとつけているし、ペディキュアだって。
それがまた、知り合いに手当てしてもらっているようで、私にはありがたかったです。   
次のアポイントメントをとってくれて、「Good bye!」
こうやって、トミーは4回も通ったという訳です。
次回は月曜日の朝9時に
もう、足取りも軽やかになってきました!
何度も言うようですが、4回ともタダ!ですよ。ここがまだ不思議なんだよなー。
ということで、イギリスの病院事情でした。また思い出したらお伝えしますね。

念願の!

2007年07月20日 | Weblog
ピアノを購入しました!ついに我が家に運び込まれたのです!
もう嬉しくって・・・
これで、イギリス生活にも自分の潤いが・・・
音大を目指して、高校3年生の夏休みまでピアノと声楽のレッスンを受けていました。
ただ、大学(全く音楽関係ではない)で東京に行ってからは全く触る機会なかったのが現実。
アナウンサーになってからも、実家におきっぱなしのかわいそうなピアノ・・・あんなに一緒にがんばってくれたのに。
だから、10年以上もほとんど練習をしていないのです。
仕事が忙しくて、自分がカサカサになってしまうような気がした時は「あーピアノを弾きたい」といつも思っていました。
小さい電子ピアノを新人の頃から買おう買おう・・・と思いつつなかなか。結局行動に移さずじまいだったのです。
アナウンサーという仕事から離れて、イギリスへきて一番はじめにしたかったこと・・・
それが、好きな時に好きな曲を好きなだけ弾くこと!でした。
で、念願かなってピアノ(今のところ唯一のお友達)をゲットしたというわけ。

近所のピアノ屋さんにふらりと入ったのがきっかけ。他にも電子ピアノを見たり、何件かまわったのですが。
結局電子ピアノと普通のピアノの音色を比べてしまうと、なじみのあるこれまで弾いていたピアノの方がよくなってしまい・・・アップライトを買いました。
これも、何度目かの訪問で”出会った”のです。
そこは、若めの職人さんが代々やっているピアノ屋さん。中古のピアノをおいています。
その職人さんに(体が大きくて、でも気持ちはすっごくやさしそう、しゃべりかたもおだやかで、音に関してはこだわりがある)誘われて修理する奥の部屋へ。
すると、今まさに修理中の「kawai」のアップライトが!
この少し重たいような、指にすいついてとっても丸みのある音を奏でる鍵盤・・・体が「これがいい!」と語りかけます。
他にも、韓国、イギリスなど各国のメーカーのものも並んでいましたが、なじみがあることと、その音色を好きになったこと、指がなれているものを選んだのかもしれません。実家においてあるのもkawaiなのです。
このピアノちゃんと出会ってしまった私・・・この子を家につれて帰りたい。と思ってその場で契約しました。
結構探しまわったのですが、出会いってこういうものなのですね。
数日後、小切手で支払いにいきました。
こちらは、小切手をよく使うみたい・・・あのよくみる小切手帳に名前と金額とサインを書き込んで、職人さんに届けにいきました。
そして!
屈強な男性3人が運び込んでくれたという訳
こちらは結構壁が薄いので、ご近所さんを思ってピアノと壁の間におふとんみたいなものを挟んでみました。
これで大丈夫でしょ!
となりは女子学生が5人ぐらいでシェアして住んでいます。
いまは大学はお休みなので(一週間前がちょうど卒業式だった)いないのです。やりたい放題!

まずはじめに練習したいと思って持ってきた楽譜が『アンダルーサ』グラナドス作曲
これは、ずーっと昔に発表会で弾いたのですが、つい最近中村紘子さんが弾いているのをテレビで見たのです。
これだ!と強く感じて昔の楽譜を引っ張りだしてきました。
折り目のところをセロハンテープで止めてあるのですが、それがもう茶色くかわりもう粘着力ゼロ。パリッパリになっています。小さい頃ピアノの先生が教えてくれたことがメモしてあります。
ニコニコしながらピアノの前に座るトミー。
イギリスピアノ歴1日です。
おっと、病院へいかなきゃ
そのお話はまた!

ここから始まる!

2007年07月19日 | Weblog
トミーです。
わたくしごとで恐縮ですが・・・山梨放送を6月いっぱいで退社いたしました。
永さんの番組を通してこちらまでやってきてくださったあなた。ありがとうございます。
アナウンサーを本当に楽しむことができました。みなさんに助けていただいたからこそ、だと心から感謝しています。
永さんとも一緒に番組を作ることができて、本当に凄く深く、全身で貴重な経験をさせていただけました。
まだ未熟なのですが「アナウンサーをやった」とひとまず思うことができ、次の自分の道へ進む決断をしました。
そう思えるのも、とっても恵まれたことだと思っています。
アナウンサーという仕事は大好きです。だから、いつかまた「伝える」ことに夢中になる時がくるかもしれません・・・
その時にむけても、私はいろーんなものを見て、感じて、考えておきます!
永さんの番組を今全国で随時放送中です。それを見て、ここへたどり着いてくださった方・・・ありがとうございます。
なのに、すみません。いきなり退社のことをお伝えすることになりまして・・・
富田智美に興味を少しでも持っていただけたのなら、とっても嬉しいです。

そして・・・
そうです。トミーは嫁にいきます。
それで、やってきたのがイギリスなのです。といっても相手は生粋の大阪人。
ロンドンから南東へ車で1時間ちょっとのカンタベリーという町。チョーサーのカンタベリー物語のCanterbury。
家から歩いて10分ほどでカンタベリー大聖堂を見上げられます。荘厳な雰囲気。時の流れを感じ、空気は潔く、強く、柔らかい・・・
写真は高台にあるケント大学から見た、カンタベリー大聖堂です。
またしっかりと撮れたらお見せしますね!
町は城壁に囲まれていて、穏やかな古都という感じ・・・
そんなイギリスへ来て一週間。
トミーの新しい生活が始まりました。
ふと、気付いたこと、トミーが何を見ているのかをここを通してあなたにお伝えしてもいいですか?
というか、トミーのひとりごとに、時々おつきあいくださいませ。
ここから始まります