トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

私のお気に入り

2007年07月22日 | Weblog

イギリス生活での必需品がこれ!
ブーツのような・・・毛糸で編まれていて内側はモコモコとした羊さん。
日本で買ったのですが、オーストラリアのブランドかな。
そう、今は夏真っ盛り!のはずですが・・・
イギリスではこれがたった今必要なのです。
毎日はいています。家の中専用にしてあるので、いつも家ではこれでピョコピョコと歩いているトミーです。
かーなーりのお気に入り
イギリスは春と(ながーい)冬の気候で一年がなりたっています。夏と秋はナーイって感じ。
というわけで、日本のような夏とは違います。
今一年で一番よい気候だとのこと・・・
日中はカーっと光が差し込み、スーっとかげってくる、の繰り返し。
だから、暑い日とはいえ、長袖が手放せません。(トミーは寒がりなので)
町は不思議な光景・・・キャミソールで歩いている人もいれば、ダウンジャケットを着ている人も
”季節感”というものはあまり関係ないようです。
ここにきて、日本の四季の趣きを改めて・・・というところです。いいものです・・・
キャミソールにブーツをはいて町を歩いている人も、不思議に映る部分もありますが、気候を体感するとなるほど・・・と言った感じです。
私は、半袖で過ごした日の方が少ないと思います。
常に腰にはパーカーを。
夜は一気に冷えてきます。夕べはちょっと近所のパブへギネスビールを飲みにいったのですが(パブのお話はまた)寒くて寒くて・・・。私は長袖のTシャツに長袖のカーディガン、さらに冬物のジャケットを着て出かけました。パートナーは首元にマフラーをでも、それでちょうどいいぐらいの気温でした。
なのに、土曜日の夜、踊りにいく人たちはキャミソール一枚にミニスカート。信じられナーイ。
日中20度前後ですね。でも、急に冷えたり、急に暑くなったりと忙しい気候です。

あとは、家の中は靴を脱ぐのか、脱がないのか・・・!!
これがまた、中間って言う感じですね。うちは。
靴を履いたままという家が7:3で多いみたいです。
うちは一応、玄関で靴を脱いで入りますが、そのまま入っちゃってもまあOK
境は微妙です。
先日はお客様を招いて夕ご飯を食べたのですが、その時は確実にみんな靴を履いたままです。庭にでてもそのまま靴をはいたまま部屋で過ごします。うーん、中間ですね。これに関しては、そんなに違和感を感じません。わたしはね。
でも、うちは一応クリーンにしておきたいので、自分たちは靴を脱いでいます。
で、その面でも必要なのが、このブーツなのでーす!
あったかいし、靴というかスリッパがわりというか。
かわいいでしょ!とトミーお気に入りのブーツをお見せしちゃいました。
もちろん、今お伝えしている間も・・・長袖のTシャツにオレンジのブーツを履いています。必需品です。
日本からノースリーブやら半袖ばかり持ってきてしまったので、ちょっと寒さをしのぐのに苦労しているのが正直なところ・・・
ではまた



おーっと・・・

2007年07月22日 | Weblog
なるほど、そうきますか。おっとこれはひとり言・・・
今回は病院について!
イギリスへ来て、早くも病院を経験しています。しかも、4回も
コメントを読ませていただいて・・・なるほど~ついひとり言がでてしまいました。
もしかして?!という推測ありがとうございます。それはめでたい!
・・・
でも、違うのです。なんだか残念なお知らせみたいになってしまっていますがいやいや本当に違うんですよ!
それの方が、じゃーんと明るくお知らせしやすいのですが。
えーっとですね、首のうしろが腫れてしまったんですよ。兆候はあったんですが、こちらにきて急に痛くて痛くて・・・
ごめんなさい、大したことなくて
みるみる赤く腫れ上がり、これは困った!と病院へいったわけ。
驚くなかれ!イギリスは医療費がタダ!なのでーす。
どういうシステムか、全くわからず行ってみると・・・
まず、カウンターに申し出ます。まだ私は国の医療ナンバーのようなものは持っていないので、名前、住所などを書き込みます。
ここで、お医者さんにみてもらう予約をとるんです。
私は50分後にもういちど病院へ行くことになりました。
そして、再び・・・
もう一度カウンターに来た旨をつげて待つと・・・
「ピーーン!」という電子音とともに、待ち合い室の電光掲示板に自分の名前が映し出されます。
そうして、そのお部屋へと進むのです。
この時私は9番のお部屋へ・・・
すると!
なんと廊下にニコニコした男性がたっているではありませんか!
そう、担当のお医者さんが廊下まで迎えにきてくれているのです。
Mrs.Satomi?
Yes!
診察室というよりは、そのお医者さんのお宅にお邪魔したかのように、ポストカードがたくさん張られていたり、なんとも緊張を和らげてくれる居心地のよい空間。
お医者さんは白衣もまとっていません。本当に普段着のまま。
英語がよくわからなくても(もちろん完璧なる私専任通訳がついています)ちゃーんとおだやかに説明してくれるし、時間を焦っていなくてゆっくりと対応してくれる・・・
全く知らないイギリスの病院、なんてただでさえ不安になっているトミー。救われました。
診察が終わると、入り口のカウンターもそのままスルー。なんの手続きもありません。
隣の薬屋さんで処方箋を出して薬を買うのは同じ。処方箋もその場でお医者さんが書いて手渡してくれます。

数日後再び。
今度はNurse室へ通されました。とりあえずNurse(看護士)さんが様子を見て処置しますとのこと。
Nurseも廊下で待ってくれて部屋に案内してくれるんです!トミー感激。
ドアにはちゃーんと[NURSE]のプレートが。
ドアを開けると・・・広い!大きなデスクや処置するベットやら機材もしっかり備わっています。
イギリスでは、かなりの仕事、責任をNurseがまかされています。お医者さんが見る前にNurseが対応できることはやっておきます。お医者さんが見る必要がない場合もあるわけです。電話でもNurseが対応するんですって。
私の場合は、「ドクターにみてもらいましょう」とのこと。
局部のゆるい麻酔をかけて、処置することになりました。
その時も
「注射が一番いたいぐらいで、あとは大丈夫」
「もう一番痛いところはすぎたから、リラックスして」
と詳しく説明してくれます。とにかく、やさしくいたわってくれているのがよくわかるんです。
うつぶせにベットに横たわるトミー。痛い時に、すっとNurseが腕を触って、ポンポン(大丈夫よと言う感じで)としてくれます。やさしくさすってくれるその温もりがどれだけそのとき心の芯に届いたことか・・・
あれだけでも、かなり体と心がやわらぐんですね、体感しました。
手当です。
お世話になっているNurse2人はいずれもベテラン風。ちなみに白衣ではなく、完全に私服です。
アクセサリーもちゃんとつけているし、ペディキュアだって。
それがまた、知り合いに手当てしてもらっているようで、私にはありがたかったです。   
次のアポイントメントをとってくれて、「Good bye!」
こうやって、トミーは4回も通ったという訳です。
次回は月曜日の朝9時に
もう、足取りも軽やかになってきました!
何度も言うようですが、4回ともタダ!ですよ。ここがまだ不思議なんだよなー。
ということで、イギリスの病院事情でした。また思い出したらお伝えしますね。