トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

キューちゃん

2011年05月24日 | 食べること

我が家の定番になりそうです

キュウリのキューちゃん

日本食材屋さんへ行けばお漬け物も買えます。しかし、やはり高い。

完璧にご飯食の我が家、さらにはお弁当を持っていくパートナーにもこれがあったらいいかな、と

作ってみたのが、こちら

 

おいすぃー

少し手間はかかるけど、特別難しいこともなく、家にある調味料だけでできるのも魅力

近くのスーパーには、巨大なキュウリしかありませんが、ふと入ったコリアンマーケットに、

「JAPANESE CUCUMBER」を発見。嬉しくなって2袋10本ほど買ったのです。



[材料]

きゅうり1kg

醤油  300cc

みりん 50cc

酢   50cc

砂糖  150g(1カップ&ちょっと)

唐辛子、ショウガ(千切り)をお好みで


材料を全部鍋に入れて、煮立たせます。

火を止めた鍋に、小口切りにして塩揉みしたキュウリを入れます。

15分ほど漬けておいて、ざるにあげたら、調味料だけ鍋に戻しまた煮立たせます。

火を止めたら、またキュウリを入れて・・・

これを繰り返すのです!3~4回ぐらいかな

     


いい感じの色でつやつやになります。

部屋中に芳ばしい香りが・・。

息子が走って来て、作っている途中から「食べる!食べる」と。

オツなやつ

辛いと思うんですけど、いいんですか。いいなら食べなさい。


たくさん作って、一袋は冷凍にしました!

といっても、すぐに食べちゃいそうな勢い

「何杯でもご飯食べられるよ」

と嬉しそうなパートナー。

お醤油まみれになって作ったかいあり

毎日のお弁当の隅っこに、ちょこっとでも存在感はたっぷりのキューちゃんです。


毎日少しずつでも食べられる幸せ。。

日本ですぐに手に入るのなら、そんなに大事に、しかも手間暇かけて作らないかもしれません。

カナダにきて、食べ物をすごく大事に食べるようになりました。

調味料だって、決して”どぼどぼ”とは使いません!必要なら使うけど、酒かみりんかどちらかでいいのなら片方だけ!

今日も日本マヨネーズ最終日。

力の限り絞りだし、口のところにお箸をつっこんで5ミリほどのマヨネーズをかき出しました

それでも、まだ捨てたくない

日本にいても本来こうあるべきなのかな、と思ったりします。

なくなって、貴重になってようやく気付く・・・その前に気付きたいのだけど。


私は朝ささっとキューちゃんでご飯を食べたり、カレーライスのお供にしたり。

食べ終わったらまたつくろーっと。まずはあのマーケットにキュウリを調達しにいかなきゃな。

でもイギリスではどうしても日本の細いキュウリは手に入らなかったので

(巨大でスカスカのしかない

カナダはやるなー。

 

我が家の調味料たち in CANADA

酒、みりんは1本9ドルぐらいしました。(高っ、でもあるだけましか)

醤油はコストコで4ドル50ぐらい(安っ、助かるわー)

基本が揃っていれば、安心です。   

スペシャルなお塩(日本から持って来た)についてはまた今度書きますね。もうこれがないとダメ。


とにかく、こちらものはデカイ

1.89 L  息子がようやく持てるぐらい


ま、キッチンにいる間も息子はひとりかくれんぼ

冷蔵庫もオーブンも食洗機もおおきいよぉー


息子とつまみぐいをしすぎて、あとで二人でオレンジジュースをがぶ飲みしたのでした。

キューちゃんとオレンジジュースって、ちょっと気持ち悪いな、はは。

 

 

 

 

 

 


休日ハイキング 海へ!

2011年05月23日 | おでかけ

今日5月23日は”VICTORIA DAY”(ビクトリアデイ)祝日です。

朝から天気もいいし、よし、海へいこう!

バンクーバーへ来てからまだ海を目指した事がなかったので、張り切って歩いていく事に

2人乗りのストローラーに荷物を積んで、iphone片手に10時すぎに出発。

まずは、近所の入り口を探し、森に入ります

このあたりは森の中にいくつものコースが設けられていて、大きな犬を連れてジョギングやらウォーキング、サイクリングを楽しんでいる人が多くいます。

ベビーカーの子連れにも良く会います。


森の中では、たかーーい木に囲まれ、マイナスイオンを全身に行き渡るほど吸い込めます。

カナダの自然、スケールを感じる森です。

この大自然に果敢に攻めていく息子。

自分の背丈より長い木の棒を振り回し、

歌を歌いながらすすみます。

ちなみに、日本昔話の歌(最近お気に入りでDVDを観ている)

ぼうやー良い子だねんねしなぁ

(ッテおまえが寝ろ)親の独り言


ゆっくり、話をしながら。これまでを振り返ったり、子供のこと、これからやりたいこと、家計のことなど

歩きながらものを考えたりするのは、とても気持ちがよいものです。

昔の哲学者は、弟子を伴い森を歩いたとか・・・

思索を深めるのには確かにいいような気がしますね。

ドイツではヴァンデルンクといって、よく歩くのだそう。夫婦ケンカをしたら『よし歩こう』

これも何となく効果ありそう

酸素をいっぱいに取り込んで、気持ちを浄化させられそう。

 

森の中を歩くこと2時間ちょっと、(といっても途中で止まってなかなか進まない息子に合わせているけれど)

ついに海に出た!!

この頃には、二人とも寝てくれて。なんとも静か。

ビーチではバーベキューをしたり、ピクニックをしたり、子供は凧揚げをしたりと晴れを満喫しています。

これは、気持ちがいいや。カナダに来た時に、バーベキューセットはマストで購入だよ、と言われた意味がわかってきたな。

カヌーやヨット、カイトサーフィンなんかもやっています。


帰りは森を抜けず、海沿いを歩いて

ここでついに発見。あれは本当だったのか!

『CLOTHING OPTIONAL AREA AHEAD』

 

??

???

 

 

ひゃー、服はオプションで・・・

着ても着なくてもいいですよエリアがこの先にあります、

服、オプションで、

つまり

YES!『ヌーディストビーチ』です。


近所のお友達に聞いてはいたものの、本当にあった。

でも、素っ裸じゃないとダメ?!なぜ!?

このエリアは作らなきゃダメだったのか、とイマイチヌーディストビーチの必要性、根本に疑問が。

ま、もともと人類は裸だったわけだけど。

一度は行ってみるか、、と不必要な気合いが入った私でした。

 

そうこうしているうちに、息子も目を覚まし、

家の近くに戻って来たのでした。


ざっと4時間、

歩き過ぎ!?

でも、嫌な疲れは感じないのが不思議。


家に帰って、遅めのランチは

やきそば


その後、息子はミッキーマウスを見ています。

パートナーは気持ち良さそうにお昼寝&読書。

娘は眠り姫。

私は休日の午後、これを書きました。

あーのんびりした日だったこと・・

我が家の休日の定番になりそうです!



 


誕生日

2011年05月17日 | 旅行

なーんて、気にしなくなっていました。

子供がいたりなんかすると、ここ数年はとても自分のことにかまっていられないというか・・・

今年は、何か違う感じの誕生日を迎えました

久しぶりに自分の誕生日だと意識して過ごした日だったなぁと。

自分が産まれなければ、二人の息子&娘は誕生しないわけで。


カナダ、ビクトリアは穏やかな気候とお伝えしましたが、今日は実にlovely day!

バースデーピクニックへ行こう!とおにぎり(またか!パートナー作)を持って

The Butchart garden(ブッチャートガーデン)

ビクトリアではメジャーな観光地だとか。

大人1人26ドル+TAX(12%)

おいおい高いよ

なんて言いながら入ったものの、素敵~でした。ゆうに2時間はゆっくり楽しんで満足して帰ってきました。

今はチューリップが至る所に。

淡い色の組み合わせから、斬新なカラフルさとバリエーション豊富。

その周りはほんわりとして、

香りはなくとも、チューリップ色の空気を吸い込んでみたくなります。


息子はひたすら走り回り

 

娘はひたすら眠り続け

 

何とも穏やかな時間が過ぎていきました。

最後は、息子との追いかけっこに疲れ果て、駐車場まで担いでいったのでした。

 

さて、その後ビクトリア市内に戻る途中に車中で寝た息子。

しめしめと親は企みを持ってベビーカーに移すのだが・・・

ダメだ!起きた。

いや、いけるかも。

期待しつつ、ぐるぐる歩いてみたのですが、ダメでした

目指したのは、ここ

The Fairmont Empress Hotel (フェアモントエンプレスホテル)

アフタヌーンティーでも有名なところ。


私たちは海沿いにあるテラスレストランでランチをしました。

子供は大丈夫か、と聞くと「もちろん!」と

子連れなのでテラス席はありがたい・・・船も見えるし。

ハイチェアもあるし、ぬりえとクレヨン、さらには持ち帰りOKのストローカップもくれました。

一瞬のすきをついて、素敵を「装って」みました

小さな手が迫って来ている

白ワインにオイスター

もっとゆっくり味わわせてくれ~。

 


で、ステーキサンド。


やっぱり肉か・・・と言う声が聞こえてくる・・けど、そりゃ肉でしょ。

お肉の下に玉ねぎをねっとりするまで炒めたソースが。

結構甘めなのに相性抜群。おいしかったぁ。(あれ、おにぎり食べた後だっけ?)

食べ終わる頃には、息子がハイチェアから脱出をはかろうと。

手早く会計を済ませ、優雅”風”な時と別れたのでした。

 

カナダは、すごく子供フレンドリー。

今日何人に「おめでとう!」と言われた事か。(誕生日ってことじゃなくて)

ベビーカーを押していると、ニコニコしながら覗きこんで、

「How old?」「boy? or girl?」

などと聞かれます。

「2ヶ月です」と答えると

「congratulations!」「so beautiful」「gorgeous!」

と、親戚のおばさんみたいに嬉しそうに声をかけてくれます。


今日一番の感激おばあちゃんは、薄ピンクの服をきた品のあるおばあちゃん。

「2ヶ月です」(私)

オーイエー」

「女の子です」(私)

オーイエー

「良く眠る子です」(私)

 オーイエー」

という具合。

本当に愛おしそうに娘の顔を眺めてくれて、

「あなたは本当に素晴らしいBabyがいて幸せね、気をつけて楽しんでね」

なんて言ってくれます。なんだか誇らしく、頑張ろう!という気持ちになるものです。

これって、親には一番の栄養かも。当たり前のことを認めて褒めてくれて、一緒に喜んでくれる。

ありそうで、実はなかなかないのかも。

今日1日で15人は話しかけられました

こんなの初めて。


さて、今日のディナーは

トムヤムヌードル

部屋ご飯が一番のごちそう!という気分になる夜でした。

これで11ドル+TAX(12%←ってしつこい?)

外食安くない!カナダ。まだTAXの感覚にもなれないや

 

というバースデーでした。

寝る前に息子が今日10回目ぐらいの『ハーピバースでー トゥー ゆー

を気持ち良さそうに歌って、ベッドへ入りました。

おやすみ息子よ。


どうにか優雅な時間を演出してくれようとして&

おむつ替えも、おにぎりも、息子係も、いつも通りいつも以上にやってくれたパートナーに感謝

ひたすら眠り続けた娘にはパーフェクト賞をあげよう。








ビクトリアへ

2011年05月15日 | 旅行

んーなかなかの眺め

我が家に欠かせないもの、そう

おにぎり


カナダに来る際、最も重要案件のひとつ。

炊飯器とお米の問題。

日本とカナダは多少電圧の差があるものの、

プラグも一緒なので、日本の電化製品はどうにか使える模様。

ただ、毎日使うものだったり、熱を発するもの(ドライヤーなど)はちょっと怖いなーと思い

炊飯器は北米対応のものを日本で購入。これが選択肢がなかなかないので高いか安いか。

我が家は、日本にいる時からほぼ毎日ご飯食派。パートナーも息子もおにぎりさえあれば生きていける!?ほど。

私も必ずご飯でしめたいタイプ

カナダでもご飯を食べる気マンマンです。で、そんなにおいしいお米はないだろう・・・という予想で、せめて炊飯器だのみで少しでもおいしく!!という期待と気合い(何への??)で

高い方を選択!38,000円←気合いいるでしょ

タイガーさんよろしく頼みますよー

それで、今のところほぼ毎日のようにご飯を炊いております。

これまたお米もおいしいものを発見!その話はまた今度

 

さて、写真は旅の始まり。

パートナーがコンファレンスへいくというので、家族で大移動しました。

そう、朝から5合炊いておにぎりをたーくさん。夜まで食べられるな。

子供がいるといつお腹がすくかわからないので、常に携帯していますが、今回は旅気分で

さらには、5日間留守にするので冷蔵庫を空っぽにするべく。

大量のナポリタン(これがおいしいの)とコールスローとカリフラワーの酢漬けみたいなものをタッパーに詰めて準備OK!

炊飯器も準備OK、もちろん持っていきます

 

バンクーバーからフェリーで1時間半でビクトリアという町に着きます。同じブリティッシュコロンビア州。


イギリスの植民地だった時代の面影をそのままに。イギリスの町並み、建築が見られます。アフタヌーンティーも

ビクトリア女王の時代に統治していた事から、町の名前がついたとか。

日本と気候が似ていて、四季があり、カナダの他の都市より温暖で雨も少ないことから、特に高齢の夫婦が多く移り住んでくるそうです。日本からの移住者も結構いるみたいですよ。

 

といっても、今日は一日雨

一歩も外へ出ていないので、まだ町の雰囲気をあまりつかめていません。

部屋でどうにか時間をつぶしパートナーの帰りを待つのでした。


おーっと、これはホテルの最上階のラウンジ。

フロントできくと「もちろん!子供も当然いけますよ」ですって。

ありがたい~子連れでいっていいなんて、ちゃんとハイチェアまでありました。

久しぶりにワインなんか飲んじゃって。気取っちゃって

そういえば昨日結婚記念日だったから。

息子は遠くに見える海やら船やら、近くまでとんでくるカモメで大喜び。助かります。

カナダは子連れにとっても優しい随所で感じる事なのでこれもまた今度。

ステーキとお魚を食べて・・・

もちろん、部屋に帰っておにぎりを食べ(今朝また炊いたから)

 

 

おやすみなさい

明日も雨予報。

ありゃ、旅気分だったんだけどぉ、まいっか。


in vancouver

2011年05月12日 | Weblog

 

私、カナダ・バンクーバーへ来てちょうど1ヶ月が経ちました。

(家の窓からの風景です)

 

日本で大変なことが起き・・・今もなお苦しい状況が続いていると聞きます。

被災された方には心からのお見舞いを申し上げます。

一日も早く暮らしを取り戻せますよう。

心の中がほんの少しでも整いますよう。


地震は本当に恐ろしい。地震が及ぼすさらなる災害の凄さが。

東京にいた私たちでさえその恐怖に生きた心地がしませんでした。

被災地の方を思えばなんてことないはずなのに。

夜中に地震速報のアラームに飛び起きて、新生児を抱えてテーブルの下にもぐる。

揺れがおさまっても、また揺れるのではないかとなかなか布団に戻れない日々。

とにかく小さな子供を守らなければ。その一心でした。

 


カナダへはバタバタと、という感じでやってきました。

ホテル暮らしをしている間に、どうにねぐらだけはゲット。

大きなベッドとcrib(赤ちゃん用ベッド)をとにかく発注して、届くのと同時に家に移りました。

といっても、まだ引越し荷物が届くのは1ヶ月先。

家にあるものは

ベッド

ソファ(やっと床生活を脱出)

テレビ(1週間前に見られるように)

子供用テーブル(IKEAで息子用に買ったちっちゃいもの。椅子2つとセットで29ドル)

バウンサー(娘の居場所確保!)

あと、車(必需品)

のみ!です。

あとはフライパンや鍋など調理器具は最低限のものを購入。

お皿などもこれから届くと思うともったいなくて少しだけ。

さすがにお箸はなくて、いまだにチャイニーズをテイクアウトした時にもらった割り箸を洗って使っています。

 


そうそう

ヨーグルトを買ったけどスプーンがない。

私はお玉でどうにか食べようと・・・

『スプーンあった!』と息子が走ってきます。

冷蔵庫から細いニンジンを持って来てそれで器用に食べています。

なるほどそっちの方が食べやすいや。

「すくうもの」・・・と言うとらわれた概念がない発想

負けた

頼もしいぞ。


これも買いました!

2人乗りストローラー


上に娘,下に息子を

二人が乗ってくれればとってもラクチン。

息子が乗らないと私一人では連れ出せません

Britaxというメーカーのもの。かなり大きいのに小回りナイス&安定感あり。

でも日本だと大きくて邪魔かな。

枕を買って静かな通りを家族4人で散歩中(内二人は熟睡)

 

こんな感じでスタートしています。

またカナダ日記を書きますね!ちょっとしたことでもお知らせしたいと思っています。

色々気付くこともあるのでっ。

 

娘が泣き、お兄ちゃんが走って行きました!!

ママ出動です。