黙祷をしました。
3年たったところで見えてくる足りないものを、多くの人間の目で認識する、
今この瞬間と同じだけ被災者の方々の生活を想像し続ける、知ろうとする。
家族揃って食卓を囲むことがこんなにもありがたいことか、と。
それができなくなった、いまだできない状況の人々を想ったのでした。
責任も感じつつ。
来週の今も、
来月の今も、
来年の今も、
変わらず、常に想像力のある人間でありたいです。
山梨のみなさん、大丈夫ですか?
先週の大雪のニュースを聞いた時には、山梨の実家とも連絡をとって状況をきいていたのですが、
先週あれだけ降ったから、と、今回の大雪はノーマークでした。
ので、いまだ実家とも連絡とっていない状況。
先週は、何人かの友達からも様子が伝えられ、
これだけ降ると、ちょっとわくわくする。
雪かき疲れたー、と少しその非日常も悪くない、程度の印象だったのですが。
今回は、完全に違いますね。
非常事態ですね。
積雪量は甲府では観測史上最多の114センチ。
河口湖も143センチ。
気象庁の発表によると、
前回の雪と累積積雪量は
甲府158センチ、
河口湖217センチ。
写真は都留市の叔父宅。
亡くなった方もいるとニュースで知りました。
怪我をされた方も多勢いると。
普段の山梨は、決して雪国ではありませんからね。
高速道路も封鎖、鉄道も運休。
孤立している集落もあるのですね。
動かくて済むのならよいのですが、
命に関わる事情で動かなければならない方が心配でたまりません。
のほほんと、雨が降るバンクーバーに悪態をついている場合ではないな、と
遅ればせながら山梨に思いを巡らしております。
どうぞお気をつけて。
《追伸》
ただいま、実家の両親と話をしました。大月も130センチほど降ったようです。
LINEを使って話していたのですが、外に出て状況を見せてもらいました。
見た事のある屋根に、見た事もない雪の厚み。
↓実家の一階窓。
さらには、こんな大変な状況だと・・・
最寄り駅で電車がホームに停車したまま。
中には丸2日閉じ込められている乗客180人ほどが、いまだそのままだそう。
今の話です。(日本時間16日 午後1時現在)
陸路で移動するわけもいかず、とにかく電車の中にいる他ない状況。
近くの人たちが分担して、炊き出しを行っているのだそうです。
(近くのコンビニにも食べ物皆無)
私の母も大きなおにぎりをゆうに100個以上は作った、と言っていました。
手がふやけて、何回お米を炊いたかわからないぐらいとのこと。
その炊き出しが終わって、同じ大きさの(かなりのドカベン級)おにぎりを食べ始めるところに、
私が電話をかけたわけです。午後1時すぎ。
その他、お味噌汁やすいとんなどを作り、閉じ込められた乗客のみなさんの食を担っているそうです。
中には小さな子供もいるとのことで、
オムツがなくなってしまい、どうにか手に入れたいと困っていたお母さんがいたのだそうです。
これは一大事です。わかります。
よかった~!
帰国時にうちの子供達が使っていたオムツの残りがまだとっておいてあったーー!!
そのオムツを届けてあげたそうです。
とても喜んでいたと言っていましたよ。
「ここに住みたくなるほど、周囲のみなさんの親切と暖かさに助けられて本当に感謝しています」
と、ある人は言ってくれたそうです。
具体的に話を聞いて、想像以上の事態になっていることに気づかされました。
早く状況が落ち着き、みなさんが無事に帰宅されることを祈り。。