トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

VIETNAM

2007年10月28日 | Weblog

お久しぶりのトミーです。
ベトナムへ行ってきました!
先輩&仲良しの村瀬さんとっ
ベトナム旅行は本当に楽しかったです。
充実した5日間でした。
ベトナムのホイアンはその町並みが世界遺産に登録されています。
はじめは町並みを楽しむ余裕なんかありませんでした。
バイクや車がクラクションを鳴らしまくって、無秩序な中入り乱れています。
貧しい部分も見え、食事も道路の片隅で雨水で洗ったちゃわんに盛られているものを食べています。
でも、人々はとってもにこやか(極端に貧しい人はそんな余裕の表情はありませんが)
どこにいってもにこやかに笑いかけて、話しかけてくれます。あやしく笑いかける人も中にはいますが、女の子たちもとってもかわいいんです。
一生懸命仕事もしている感じ。ただシステムがちゃんとしていないから、仕事にもミスがでてしまう・・・
この真面目さと器用さがあれば、あとはシステムを構築したらもっと完成度があがるのに、と思ってしまいます。
それは、オーダーメイドにて思ったこと。
とってもかわいくいい子達ばっかりでした。ボス格のおばちゃんはこわかったけど。
仕事熱心で、どうにかしようと思ってくれているんだろうな、と。
でも、できあがってきたものは、お願いしたことはすっかり忘れられ、不思議なものに。あとちょっとなのに
空港に向かう前にもう一度テーラーに行きました。ドライバーさんには申し訳ないけど待っていてもらって。
肩パットは抜いてほしい、すそのステッチがついていない、ワンピースが大きいから小さくしてほしい、ボタンも頼んだものではない。
など・・・せっかく作ってもらったのに、このままでは着られないのでちゃんと着られるようにしてもらいたかったのです。せっかくだから。
もったいないじゃないですか、着なかったら・・・
みんなわかっているんですよね。肩パットを抜いたら、少し肩幅が大きいことも。
で、どうにか時間内にやってくれました。
みんながわっと集まってきて、ひとりひとりに注文するんだけど、それがちゃんと伝わっていないからほどこされていない・・・
というパターン。わっと来て、わっと散らばっていく、誰かに言っても作る人には伝わらない。みたいな。
でも、仲良く日本の話やらベトナムの傾向やらを話して帰ってきました。
お友達にも紹介してね!って言われつつ。
うーん、どうかな。もう一度テーラーに行く覚悟で、楽しむつもりなら勧めます。
こんなことも、バッタバタの中とても楽しかったです。
ベトナムの女の子とコミュニケーションがとれたから!
「かなり、私たちうるさいよね」と、村瀬さんと言いながら旅の思い出を製作してみました。
皮のジャケットと白のワンピース。村瀬さんと全く同じものを

ホーチミンはまた全く違いました。
都市になっています。数年前にできたばかりの空港も近代的でハッとするぐらい。
ただ、中はまだ未完成で空き店舗のうすぐらい闇が怖かったりする・・・
道はまたもや無秩序(彼らにとってはちゃんと秩序があるようだが)国道20号線みたいなところには信号がないのですよ。
そこを4人乗りのバイクがまたまたクラクションはつきもので「パーン、パー!!」と鳴らしまくって、車と接触しそうで、しないで走っています。
そこを歩行者は隙をみて渡るんですが、はじめはどうやって渡っていいのやら・・・地元の女の子の後についていきました。
平然と、悠々と。
そうか、車とバイクがよけてくれるのね。
最後に空港に送ってくれたガイドさんが言っていました。その時だけ登場のリリーフガイド。
「信号をつけたら事故が多発した。信号をなくして元に戻したら、事故がなくなった」と。
だから、彼らには無秩序に見える中に秩序があって、それが体に染み付いていて、認識を共有しているのかな。
少しすると、どんなに大通りでもひるむことなく渡っている私たちの姿がありました。
途中で気づいたんですが、時々真緑の制服を着た男性が横断歩道のところにいるのです。
ツーリストポリスマンなんですって!
安心して観光できるように見回ったり、すっと何気なく一緒に横断しれくれるんです、車を遮って。
助かりました。輝いて見えました。
この人たちを雇うお金で信号をつければすぐ解消するのに・・・
とも思いましたが、人の仕事をそういうところで増やしているのも必要だしなーとか、いろんなことを考えました。

かなりゆったりとそしてよく歩いた旅でした。
雨季なので確実にスコールがあります。雷もなってもう大変。
バケツをひっくり返したどころではなく、ドリフみたいな雨でした。
1ドルで買ったレインコートを着て、ジーンズをひざまでまくりあげ、足元はビーサン。
旅行会社でもらった青いビーサンをずっとはきっぱなしでした。
これなら、水たまりだってビシャビシャ入っていけるし無敵!
前の日は雨が降り過ぎて大水になって、停電して大変だったんですって。
笑っちゃうぐらい雨が降りました。
でもバイクの人たちはカッパを着て何事もなかったように走っています。

雑貨屋さんがいっぱいあって、女の子には楽しい場所です。
やすーいバッグとか(これでパーティーは完璧!)。
なんと5ドル
食器も買いました。
村瀬さんとうきうきなお買い物。ほぼお揃い
私はクッションカバーも買いました。
パシュミナをゲット、これまた完璧にお揃い。私はブラウン、村瀬さんはピンク。
これで、やさしくあったかくイギリスフランス生活も大丈夫!!
これが一番高級なお買い物。85ドル。ふー高い。←と思ってしまった。

夜はエステ、マッサージ大会でした。
ホイアンではホテルのボディーマッサージ??薬草を入れたあったかい(時にアツってぐらい)袋をこすりつけたりするもの。
これは冷え性の私にはとってもうれしいものでした。
おなかの上なんて至福
ぽかぽかしたまま眠りました。
ホーチミンでは、気になる、漢方入ってます足裏つぼつぼ。
泊まったところではなく、いい感じのホテルの上階にあるマッサージに予約をいれました。
最後の日はフライトが夜中の12時30分だったので、空港に行く前に顔のメイクを落としがてら顔のエステを。
ジーニアス!と絶賛の計画でエステを19時から予約。
すっきりした感じで飛行機に乗り込みました。

そんなこんなで、活動的な、でもほっとする、それでいて考える時間ももった旅でした。
そして、今日本にいます。


イギリスのパブ

2007年10月04日 | Weblog

イギリスには町のあちこちにパブがあります。
Public Houseの略。
もうなくてはならない存在・・・というほど、イギリスの人たちはパブでの時間を楽しんでいます。
うーん、イギリス版居酒屋?というような感じですかね
お気に入りのパブ、行きつけのパブがそれぞれにあり、本当に楽しい、憩いの場所です。
夕べはダグラスとボブとパートナーと4人で近くのパブへ行きました。夜7時集合!との約束で。
パブではカウンターで飲み物を買います。その場でそのつど支払いをするのです。
なんといってもビール!
こちらはPintパイントという単位です。1パイント=0.57リットル
日本の中ジョッキよりちょっと大きめですかね。
ハーフ・パイントもありますよ。写真は私のがハーフです。
代表的なものはビターとラガー。
Bitterは色の濃い、黒っぽい、ちょっと苦みのあるビール。こっくりとクリーミーな泡も!
Lagerは飲み慣れた味。いつも飲んでいるあのラガーっていうところかな。
そしてもうひとつ、Aleエールという地ビールですね。苦みがありつつ爽やかっ。

お店にいくともうダグとボブは来ていました。
すぐに「何飲む?」と聞かれ、ボブがカウンターに買いにいってくれました。
全員1パイントのビターを注文
カンパーイいや、本当に日本語で。ダグが日本語でなんて言うの?って聞いたから。
そこからは、話に花を咲かせつつ、自由に飲んだり食べたり。
食事もちゃんととれますよ
私は、なんだかガツっとほおばりたい気分、チーズバーガーを頼みました。
他にも、イギリス名物フィッシュ&チップスやメキシカン料理やお肉の煮込みやソーセージやちょっとしたおつまみなど・・・
来ました、チーズバーガー私の握りこぶしをふた周り大きくしたバーガーが大きなお皿にどーん。
お皿の半分をしめているのは、大量の・・・「チップス」そう、フライドポテトです!ジャガイモがぁ。こんなにぃ。
恐怖におののいている私をよそにすでにパートナーがチップスをつまみ始めます。ケチャップとマヨネーズをつけながら。
あれ?いける!ビールにフライドポテトがなんともいい感じ!
トミーじゃがいも克服への道は近し
チップス=フライドポテトです。15センチもある存在感抜群のフライドポテト。少しずつ慣れることにします。
ちなみに、こちらにきてまだじゃがいもを買ったことはありません!(←全く自慢になっていない

ぺろりとジャンボハンバーガーを平らげていると・・・みんなのビールが空になってきました。
するとパートナーがするりと立ち上がり、みんなの注文をとってカウンターへ。
そうなんですねぇ。みんなで行った時には(まぁその関係にもよりますが)持ち回りで飲み物をおごり合うんです。
その次はダグラスが、また今度はボブが・・・
というように何巡したかわからないぐらい飲んでいました。ゆっくりと。
はじめはお店の中に座っていたのですが、バンドの演奏が近くでがんがん始まったので外に移動しました。
ごめんなさいね。3人は真剣に仕事の話を始めていたから。
こんな風にそれぞれのパブが例えば月曜日はクイズ大会!とかイベントを開催しているのです。
かなりクイズナイトは人気があるみたいで、賞金が出たり!と浸透しています。他にはダーツ大会なども。
外に出てパチり。写真はパブにて、ダグとボブとトミーと。もうかなりご機嫌さんです。
外は寒いので(こちらは10度ぐらいです)また中に入り・・・
いろーんな話をしているうちに。
「もうお家に帰る時間ですよ!」とお店の人。
いつしか閉店の時間になっていました。
時計をしていない私は家に帰ってびっくり。なんと12時をすぎていました。
ということは・・・え??5時間も同じ場所にいたの?
まったく長くいた感じがしませんでした。なんとも居心地のよい時間でした。
緊張ばかりでなく、リラックスできる人や場所が存在し始めた、と考えていいのかな。
その夜とってもいい夢を見たことは言うまでもありません。

私もパブのファンになりそう、っていうか常連になります!宣言の必要ないけど
それではまた!
日本も秋風が吹いているのでしょうか。